ここだけやればOK!?”片付いた感”増し増し!プロ直伝「キッチン収納」はじめの3歩

  • 2023年06月27日更新

こんにちは。整理収納アドバイザー2級認定講師・ヨムーノライターの大木です。

キッチンは、多種多様な食材や食器、調理道具、消耗品など、想像以上に様々な物が溢れている場所です。
種類が多いからこそ、片付ける際はどこから手をつけていいか迷ってしまいがち。

しかし、「要る・要らない」の判断がしやすい種類順に、まずは3か所を見直せば、片付けは思いの外パパッと済ませることができます。

今回は、そんなキッチンの片付けがしやすいおすすめの3ヶ所を、順を追って紹介します。

【1か所目】誰にでもわかりやすく判断しやすい、食品庫の食材から!

キッチンの中で、まず最初に見直すのにおすすめなのが、食品庫の食材です。
理由は、賞味期限や消費期限がはっきりと書かれているから。

誰にでも分かりやすく、素早く「要る・要らない」を判断することができます。

まずは大きくて分かりやすい調味料から見直してみましょう。
次に缶詰、そしてレトルト食材や乾物、粉ものやお菓子など袋物を見直していきます。

食材保管場所が何ヶ所かに分かれている場合は、一度全ての食材を集めてから見直してみてください。
確認が終わったら要るものだけを種類別に分け、使用頻度の高いものから取り出しやすい場所に再度収納をしていきます。

その際、1か所に固めることができないか、合わせて検討してみてください。
食材は要る要らないの判断がしやすいので、まずは物の仕分けに慣れることができます。

しかし、捨てるのはとても大変!
パッケージの中身を分別したり、瓶などは中身を取り出すだけでも一苦労です。

処分するのに大変な労力を使うことで、次回からは食べきれる量を買おうと、買い物の仕方を変えることにも繋がります。
自宅のストック量は適量なのか、この機会にぜひ見直しをしてみてください。

【2か所目】キッチンの大物、調理道具とキッチンツールの収納場所!

2か所目はキッチン収納エリアにおいて大きな場所を占めている、調理道具とキッチンツールです。

特にフライパンや鍋、ザル、ボウルは、キッチンにはなくてはならない道具であると同時に、収納エリアを大きく占めるもの。

本当に使っている物だけにすることで、収納エリアを有効的に活用することができます。

調理の際ほぼ毎日使う物なので、使っている・使っていないの判断は案外素早くできるのではないでしょうか。
使用頻度の低い物は他の物で代用できないか、よく考えて判断してください。

キッチンツールは一度全てを出し、同じく使っているか・使っていないかで分けましょう。
菜箸やオタマなど、同一種類のものを複数個持っている場合、複数持つ必要があるかどうかも、改めて考え直してみてください。

調理道具やキッチンツールが毎日よく使う物だけになると、収納エリアに余裕が生まれ、取り出すのも戻すのも格段にラクになります!
作業のしやすさは調理時間の短縮にも直結しますよ♪

【3か所目】様々なサイズが有象無象な食器棚

見直すべき3か所目は食器棚に入っている食器やカトラリーです。
ここも毎日食事の支度のたびに見ている場所なので、使っているか使っていないかの判断がしやすいのが理由です。

まずは普段遣いの食器から、そしてお客様用や季節物、カトラリーとざっくりとした種類で分けて判断していきましょう。

グラタン用などの用途が限られた物は、手に取る頻度が低くなりがちです。
和洋中多用途で使える物で代用できないかを考えてみるのも良いでしょう。

食器は実用的なだけでなく、目で見て楽しんだり季節を感じたりと、他にはない感じ方ができるアイテムです。
無理に手放すのではなく、確実に使っていない物をまずは選び取って手放すだけでも充分です。

調理道具やキッチンツール同様、整理されることでスペースに余裕が生まれるので、使いたい食器を選びやすくなり、 出し入れもラクになります。

いかがでしたか。
いろいろな種類が混ざり合っている場所を見直す場合は、判断しやすい物から順を追って見直していくのがおすすめです。

食材を見直し、調理道具やキッチンツール、そして食器の見直しが終わるころには、ほぼキッチンは片付いていることでしょう。
あとは保存容器やキッチン消耗品、掃除道具類などの細かい物を引き続きぜひ見直してみてください。

キッチンは家族全員の体を整える、大切な場所です。
毎日使う道具を少しでも取り出しやすく清潔に収納し、毎日のお料理作りをぜひもっと楽しいものにしてくださいね!

この記事を書いた人
我が道ライフ大木聖美

横浜在住の整理収納アドバイザー2級認定講師。イケア、無印良品、整理収納と掃除が大好き!北欧風シンプルモダンな、我が道インテリアです。「収納を美しく!使いやすく!!」

整理収納アドバイザー 収納

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ