たまりがちなレジ袋をスッキリ収納!袋類を制する者は片付けを制する

  • 2022年02月17日更新

家事代行で片付けのご依頼を受けると、家の中に袋類がとても多いというケースが目につきます。

有料化されてきたレジ袋も、まだまだ無料でもらってきてしまうものです。

「ごみを出すときに使うから」「何かに使うから」という理由で、ついため込んでいませんか?

実は、袋類が片付くだけで、家の中が驚くほどスッキリするのです。

そこで今回は、たまりがちなレジ袋など、袋類を収納するアイデアを紹介します。

レジ袋の収納アイデア(1)/エコバッグを持参することを習慣にする

袋類の片付けの前に、ぜひ習慣化していただきたいことがエコバッグの持ち歩きです。

「今日は買い物する予定がないから」という日でも、思い出して買ってしまったことはありませんか?

ここでエコバッグを持っていれば、レジ袋をもらってしまう頻度がぐんと減るのです。

レジ袋の収納アイデア1

エコバッグは、とても多くの種類が販売されています。大きくて保冷機能のついたバッグや、お会計後のレジカゴにそのまま装着して使うことのできるものなど、種類も豊富です。

そのなかでも1つ持っていて損はないバッグが、小さく折りたたむことのできるエコバッグ

たたんでしまうと、こんなに小さくなります。入っていることも気にならない大きさなので、荷物になる心配もありません。

こういった小さいエコバッグは、レジ袋の削減目的だけではなく、突発的な荷物があったときのためにもとても便利です。

レジ袋の収納アイデア(2)/家に持ち込んだレジ袋を小さくする努力

レジ袋をそのまま収納してしまうと、意外と場所を取ります。しかし、シワシワになる前にきちんとたためば、レジ袋はとても小さくすることができます

そして、シワシワではない、たたまれたレジ袋は、その後の活躍の場所も広がるはずです。

ここでは、簡単にレジ袋をたたむ方法を紹介したいと思います。

レジ袋の収納アイデア2

この三角にたたむ方法は簡単なうえ、空気が上手に抜けるので小さくすることができます。袋が必要になった場合でもさっと持ち出し、使うことが可能です。

手間のようですが、この方法を覚えると、買ってきたものを冷蔵庫に詰め込んで、ものの10秒もあればたためるようになります。

レジ袋の収納アイデア(3)/レジ袋の「住所」を決めることで散らばらない

レジ袋をたたんだら、どこに収納するかを決めます。

たたんだものを箱に並べて詰める方法などもありますが、これは長く続かないと私は思っています。

増えたり減ったりするレジ袋を「ポイッ」と入れることができるからこそ、散らばらないのだと言えると思っています。

こちらは、冷蔵庫横の棚を袋類の住所としている例です。

レジ袋の収納アイデア3

穴の開いた立型の収納具は、イケアで販売されているものです。こちらには、大きいサイズのレジ袋を入れています。

また、右にかけられた袋には小さいサイズのレジ袋を入れています。分別はこれだけです。

小さく畳んだレジ袋を、大きさで入れ分けているだけです。

すぐに手の届く場所に置いておきたい場合や収納する棚がない場合は、このような方法もあります。

レジ袋の収納アイデア4

すぐに手の届く場所に、2種類の大きさに分けて袋で収納する方法です。

棚の中に収納する場所がなくても、このような方法なら手軽で使いやすいです。

どちらの方法を取り入れる場合でも、「レジ袋を小さくたたむこと」「レジ袋の住所を決めること」がポイントになります。

番外編のようですが、スーパーで食品を小さい透明袋に入れて持ち帰ることはありませんか?この透明袋、すぐに捨てるのはもったいない

みなさん、どうされていますか?

この小さい袋、ごみを捨てるときや野菜をしまうときなどで使い道があります。そのときのために、透明袋の住所も決めておくと、キッチンでの利便性が格段に上がります。

私は仕事柄、使用頻度の高い使い捨てゴム手袋の箱を使っています。高さが合えば、ティッシュの空き箱でも代用可能です。

レジ袋の収納アイデア5

空き箱にコピー用紙を貼り、さらに白いビニールテープを貼りました。

この箱の中に突っ込むだけ、使うときは引っ張り出すだけ。これだけのことで、行き場所の決まっていなかった使いかけの透明袋がスッキリ片付きます。

ごみ袋の収納アイデア/ごみ袋の置く場所を決める

市区町村の回収するごみも、曜日ごとに出すことのできる種類が決まっています。

その分、袋の種類も増えてしまいますが、どのように収納していますか?

ごみ袋も居場所を決めてしまえば、スッキリします

ごみ袋の収納アイデア1

私は、このように100円ショップで売っているケースを利用しています。

家族の誰が見ても、どこにあるのか一目瞭然である状態が私の理想です。このようにしておけば、子どもにも分かりやすいと思います。

これ以外に、大きさに合わせて袋を収納する方法もあります。

ごみ袋の収納アイデア2

ごみ袋の収納アイデア3

このようなチャック付きの袋は、どこの100円ショップでも購入することが可能です。

紙袋の収納アイデア/紙袋も必要なものだけ保管する

デパートの紙袋やブランド品の紙袋を、どのぐらい保管されていますか?

「いつか使うかもしれないから」という理由で保管しておいたけど、気が付いたら100枚ほどになっていることも多いはず。

自分の日常生活で、どのぐらいの紙袋を使用する頻度があるのかチェックしてみましょう。

古紙回収のときに使う場合や、お友達におすそ分けするときに使う場合なら……、おそらく10枚ほどあれば十分ではないでしょうか?

私は大きいサイズと小さいサイズに分けて、このように収納しています。そして、このケースに入る量しか保管しないと決めています。

紙袋の収納アイデア

たったこれだけの量ですが、今まで「困ったな」と思ったことはありません。

そのうえ、置いている場所が決まっているので、必要なときに探すこともないのです。

「袋類を制する者は片付けを制する」なんて言われるほど、レジ袋やごみ袋などの収納は大きな影響を与えます。

主婦は袋類を手にする機会が、1日のうちに数回あります。そのたびに、その場所がスッキリと片付いているだけで気分が違うものです。

ぜひ一度、家にある袋類を“取捨選択”し、必要なものはきちんと収納するようにしましょう。

この記事を書いた人
ライター
家事代行ことのは

小学生男児2人の母です。週の半分は介護職を残りの半分は家事代行業を営んでいます。写真映えではなく、生活のしやすさ掃除のしやすさを重要視した生活の知恵を発信しています!

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