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実は顔よりヤバイ!髪の日焼けダメージ。今すぐできる予防&簡単ケアをプロにきいた

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、美容師歴7年で、最近は美容記事の執筆や監修をしているヨムーノライターのyukiです。

顔やお肌に日焼け止めを使う方は多いですが、髪の毛にも日焼け止めをしていますか?見落としがちですが、紫外線やプールなどの塩素で髪の毛も頭皮も深刻なダメージを受けています。正しいヘアケアでしっかりと夏のダメージを防ぎましょう。

紫外線や塩素が髪の毛に与える影響

紫外線や塩素によって、髪の毛は様々なトラブルへと繋がってしまいます。

紫外線

1年で1番紫外線量が多いとされる夏は、冬の3倍以上にもなります。 普段髪の毛で覆われているので分かりにくいですが、実は顔や腕などよりも髪の毛や頭皮が1番日焼けをしているのです。

髪の毛はタンパク質でできていますが、紫外線を浴びることでアミノ酸の結合が分解されてしまいます。分解されて歪んだ髪の毛は乾燥や枝毛などのトラブルに繋がってしまうのです。

また、紫外線のUV-B波によってメラニン色素が分解され、髪の毛の色が変わってしまうこともあります。紫外線による影響は髪の毛だけではなく、頭皮も日焼けをします。紫外線によってダメージを負った頭皮は血流が悪くなり、乾燥状態になることで脱毛の原因にもなります。

海やプール

海に含まれる塩分や、プールに含まれる塩素はかなり強いものになります。塩の結晶は水分を奪う働きがあるため、水分を奪われた髪の毛はパサついたり、きしみやすくなります。

また、海やプールで髪の毛が濡れるとキューティクルが開き、とてもダメージが加わりやすい状態になります。

ダメージを蓄積させないヘアケア

紫外線や塩素で髪の毛はダメージを負ってしまいますが、紫外線に全く浴びないことは難しいですよね。
外に出る時や紫外線に浴びた時には、しっかりヘアケアをして、ダメージを最小限に抑えましょうね。

お出かけ前は髪の毛にも日焼け止め

お肌の日焼け止め同様、髪の毛の日焼け止めもたくさん売られています。

スプレータイプやトリートメントタイプなどの種類があるので、自分の扱いやすいタイプを選んでくださいね。お出かけ前だけではなく、長時間外に出ている時には手軽なスプレータイプを持ち歩き、こまめに塗布するとより効果的ですよ。

日差しの強い時間帯はアイテム必須

午前10時頃から午後3時頃が1番紫外線量が多いとされています。髪の毛に日焼け止めをしても頭皮は紫外線を浴びてしまいます。
日中お出かけする際は、UVカット効果のある帽子や日傘で、紫外線から頭皮を守りましょう。

シャンプーは低刺激なものを

紫外線を浴びた頭皮や髪の毛はとても敏感な状態になります。
刺激の強いシャンプーでは更にダメージを負ってしまうので、刺激の少ないシャンプーにしましょう。
オーガニックシャンプーやノンシリコン、アミノ酸系のシャンプーがおすすめですよ。

頭皮マッサージで血流促進

トリートメントを塗布した後には、頭皮マッサージがおすすめです。
頭全体を指の腹で、気持ちいいと感じる力加減で3〜5分程全体的に押してみましょう。
頭にはたくさんのツボがあり、押すことで血流も良くなるので髪の毛や頭皮に栄養が行き渡りやすくなります。
頭皮マッサージは、紫外線を浴びた夏以外でも、毎日続けてあげると脱毛予防にもなるのでおすすめですよ。

お風呂上がりは栄養補給

お風呂上がりに化粧水を付けるのと同様、髪の毛にも洗い流さないトリートメントなどでしっかりと栄養を補給してあげましょう。
洗い流さないトリートメントは、ドライヤー前とドライヤー後、2回付けるとより効果的です。
頭皮に付けるトリートメントもあるので、紫外線を浴びた頭皮も栄養を補給して保湿するのが良いでしょう。

まとめ

紫外線や塩素の影響で髪の毛も頭皮もかなりのダメージを負ってしまいますね。
パサつきやきしみだけではなく、脱毛などにも繋がるダメージからしっかりと守ることが大切です。外に出た日には、トリートメントやマッサージでケアをしましょう。お出かけの際にはお肌だけではなく、髪の毛や頭皮にも日焼け止めを使いましょうね。

この記事を書いた人
美容師ライター
yuki

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