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【梅雨のお部屋トラブル】結露が原因でカビが発生!正しい対策は?

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、子育てママライター たかお みきよです。

ライター:たかお みきよ
絶賛子育て中のママライターとして、子育て・美容・旅行・不動産など幅広いジャンルで執筆活動中。某住宅メーカー系企業で勤務した経験を活かし、ママ目線な不動産&主婦テク情報をお届けいたします♪
たかお みきよ

ついに、日本列島各地で梅雨入りしてしまいましたね!梅雨……湿度も高まり、じめじめしたこの季節は、どうしても好きにはなれません(汗)その先にある夏は大好きなのですが、梅雨はスルーしちゃっていいですか?

とは、ならないんですよね、もちろん(笑)仕方ない、梅雨としっかり向き合おうじゃないですか。

梅雨のお部屋メンテナンス、完璧ですか?

梅雨のお部屋メンテナンス、完璧ですか?

私がマンションを賃貸契約した際、入居前に管理会社の方からこんな忠告をされました。
「窓や壁の結露には気をつけてくださいね。カビが発生してしまうこともあるので」と。

梅雨の時期になると、窓に水滴がつきやすくなったり、壁が湿っていることはありませんか?まさにあれが、【結露】です。

メガネをかけている人が、冬の寒い時期に熱々のラーメンを食べて、メガネが曇った~!!というのも結露です。(私、よくやります)
そう、この原理で言うと、部屋に発生する結露は梅雨だけでなく、”冬”にも発生するのです。

ではこの結露対策について、メガネの例で考えてみましょう。
メガネが曇ってしまったら、拭けば解決します!ならば、窓や壁の結露も同じだよね!……と間違った判断をしたのが、私の過ち(泣)

お部屋の結露対策って、そんなに単純ではなかったんです!

「とりあえず結露を拭いておけばいいんでしょ?」が生み出した悲劇

結露

入居したのは5月。GW明けすぐのことでした。そのため、梅雨はすぐにやってきたわけで、「とりあえず結露を拭こう!」と実践。
乾いた雑巾で結露がみられる窓や壁を拭き、十分に部屋の換気をしておけばOKと思っていました。

こうして梅雨終盤を迎えた7月、入居して2ヶ月もたったので、そろそろ大掃除でもしようかなと、寝室としている畳の部屋を掃除しました。まずは軽い家具をどかしてみようと、窓際に置いていたプラスチック衣装ケースを動かしてみたところ……あれ?

プラスチックケース下の畳の様子がなんとも怪しい!そこを恐る恐る触ってみると、ジメ~ザラ~。思わず“ぞわっ”としてしまう感触でした。
……カビが発生していたのです。白い粉状のカビでした。

それはもうショック、そして焦りました。焦りまくりました。
いや、衣装ケースなんて軽いものをそれまでどかさずに掃除していたズボラさが根源だったわけですが、毎日換気もしていたし、畳の部屋にはそれ以外の家具を置いていなかったので、カビの可能性なんて考えていなかったのです。

当時わが子は、まだ0歳。わが子と家族全員の健康のためにも、このカビは退治しなくては!
こうして私がとった対処法は……またまた「拭く」です(笑)
この際は、畳全体に掃除機をかけた後、”濡れた”雑巾でカビが発生した部分の畳を拭き拭き。せっかくだから、他の畳も拭いちゃおう!と、気合を入れて掃除しました。

しかし、またしても事件発生。それは、この大掃除もどきからたった1ヶ月後のできごとでした。

カビ×水はダメ~!!正しい畳のカビ除去方法とは

カビ×水はダメ~!!正しい畳のカビ除去方法とは

8月も中盤に差し掛かった頃、カビに敏感になっている私は、畳に顔をつけるようにくまなくチェック。すると、やっぱりカビ臭いんです!

あ~まだダメか……と肩を落としたところに、旦那から「こないだの大掃除後、こんなにカビの臭いしたっけ?」と言われ、ハッとしました。7~8月は暑過ぎてクーラーに頼る日々。あまり良いことではありませんが、窓をあけて換気するのは夜の涼しい時間だけでした。もはや換気ではない……反省です。私、ダメウーマン(泣)
そうした換気不足の環境も原因のひとつだと思いますが、それだけでこんなにカビ予備軍的な臭いが広がるでしょうか?いまいち納得がいきません。

そこで、ネット検索をしてみると、そもそも畳に水拭きはNGだというじゃないですか(泣)冷静に考えれば、そうですよね。畳ってイグサが原料なので、湿度も吸収しやすいわけですし。そこを水で濡らした雑巾で拭くなんて、単にカビを広げているだけだったのです。

しかし実際のところ、突然のカビ発生で焦って水拭きをしてしまう人、案外多いらしいです。では畳にカビが発生した場合、本来はどうするべきだったのでしょうか。

そこでたどり着いた手軽な方法が、「アルコールを吹きかける」という方法です。

掃除

[用意するもの]
・エタノール
・霧吹き用の空容器(この中にエタノールを入れます)
・掃除用ブラシ

[手順]
1.窓やドアを開け部屋の換気をした状態で、エタノールを畳に吹きかける
2.畳の目に沿って、ブラシでカビをかき取る
3.掃除機をかける
4.エタノールをたっぷり吹きかける(※畳の色が変わるくらいたっぷり吹きかけます)
5.5分程度乾燥させてから、“乾いた”雑巾で空拭きする

この方法はとてもシンプルなので、カビ発生時以外にも定期的な畳のお手入れとして活用できると思いますよ。もちろん、カビに懲りた私は、しっかり実践しています!また壁にできたカビにもこの方法は効果があるようなので、ぜひお試しあれ!

カビの根源は結露!結露はどう対策すべきだった?

ではここで、最初のカビ発生時に話を戻します。そもそもなんで、カビが発生したのでしょうか?
梅雨とはいえ、雨が降っていない日には換気していたのに……ベランダ窓下の畳がカビ被害にあったのですが、結露だって拭いていたのに……

おそらく、この結露が根源でしょう。拭いてはいたものの、これだけでは完璧な結露対策とは言えなかったわけです。窓の結露のしずくが、その下の畳に垂れた、きっとこれです。

そこで窓の結露対策についても調べてみると、「食器用洗剤」が有効なのだとか!

1.食器用洗剤:大さじ1を、100~200㎖の水に混ぜる
2.1の液を雑巾に染み込ませ、窓を拭く
3.乾いた雑巾で窓を拭く

たったこれだけの3STEPお手入れを、週に1回ほど行いましょう。

食器用洗剤に含まれる界面活性剤には、水をはじく作用があると言います。そのため、この方法で結露予防が期待できます。

ちなみに、窓や壁などに貼る「結露防止シート」など、様々な結露対策グッズも市販されています。私はなぜ、正しい結露対策の方法をしっかり探さなかったのでしょうか……。

入居時に管理会社の方から忠告された「窓や壁の結露には気をつけてくださいね。」という言葉の意味を、心から痛感した、ダメウーマンな私の反省体験でした。

この記事を書いた人
たかお みきよ

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