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平成版・おばあちゃんの知恵でエコにお掃除

  • 2021年03月22日更新

長い経験の中で得てきた生活の知恵は、年配の方からその子どもへ、さらに孫へと受け継いでいきたいものです。ここでは平成に生きるおばあちゃんから伝授された、暮らしに役立つ、身近なものを使ったちょっとしたアイデアや、節約しながらエコにつながるお掃除方法についてご紹介します。

おばあちゃん伝授・洗剤いらずのお掃除術

ついつい面倒くさくなってしまう床の拭き掃除ですが、毎日少しずつしていれば、大掃除をしなくてもいいくらい綺麗になるものです。特に小さなお子さんがいるお宅では、毎日何かしらこぼしたりして汚れますよね。でも、洗剤や化学ワックスを使うと、手をついて遊ぶ子どもの身体に悪そうだし…そんな時、気軽にできるのが米のとぎ汁を使った床磨きです。多くの家では一日一度はご飯を炊くのではないかと思いますが、その時に出た米のとぎ汁を布にしみこませてフローリングの床を磨きましょう。ぬかの油の効果で汚れが落ちてピカピカになるワックス効果もあります。部分的な汚れには消しゴムが効果抜群。全体を拭く前に小さな汚れを取っておきましょう。また、畳は酢を少し入れた水に雑巾を浸し、よく絞ってから拭きます。酢には殺菌効果もあり、さっぱりとして気持ちが良いですよ。最近は障子や襖のある家は少なくなってしまいましたが、敷居の滑りが悪くなったら、ロウソクのお尻でこするというのもおばあちゃんの知恵でした。障子がない家でも、家具などのレール部分に応用が利きそうです。

おばあちゃん伝授・雨が続く季節は窓拭き日和

うっとうしい雨の日は、外出もしないで家に閉じこもりがちですが、そんなときこそお掃除日和というのがおばあちゃんの教えです。雨が降りそうだなと思ったら、網戸をはずして雨があたりそうなところに立てかけておきます。お洗濯もできないようなザーザー降りの強い雨に、網戸につまったホコリや汚れを落としてもらいましょう。ガラス窓を拭くのは雨の翌日がおすすめです。ちょうどいい具合に湿り気が残っていて、汚れが落ちやすくなります。まずは水で濡らした新聞紙をまるめて豪快にびしゃびしゃと全面を拭きましょう。そうして濡れているうちに、今度は乾いた新聞紙をまるめてキュッキュッと拭き取っていきます。何もつけないのにピカピカになるのでびっくりしますが、新聞紙のインクが汚れを落とす効果があるといわれています。雑巾のように糸くずもつかずに、そのまま捨てられる気軽さも良いですね。また、重曹を溶かした水に雑巾をつけて拭き、最後にから拭きをすると、やはりガラス製品が良く光ります。重曹は食品添加物や胃薬にもなっているほど、マイルドなアルカリ性の物質(炭酸水素ナトリウム)ですので、合成洗剤で手荒れに悩む方はこちらもぜひ試してみて。おばあちゃん伝授の知恵は無駄の少ないエコで時短な裏技ばかり。お掃除しながらエコな暮らしを楽しんでください。

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