分譲マンションで表札を出すメリットとデメリット

  • 2023年06月06日更新

最近は、防犯意識の高まりからか、集合住宅で表札を出さない人が増えて来ているようです。もちろん、表札を出す、出さないの「メリット・デメリット」それぞれあるかと思われます。でも、表札は家の主や家族の存在を知らせる、いわば『家の顔』です。では、どんなことが「メリット・デメリット」になっているのか?を一緒に考えてみましょう。

集合ポストと玄関、2カ所の表札の付け方

マンションなどの集合住宅の場合、集合ポストへの名前の掲示と玄関横の表札の2カ所があります。どちらも出す・出さないという家もありますが、そのどちらか一方しか出さないというお宅が多数派かもしれません。集合ポストに出さないのは「変な勧誘や営業に名前を見られるのがイヤ」「部屋番号があるから名前はいらない」という理由が多く、また、玄関に表札を出さないのは「防犯上心配」いう理由がほとんどで、特に女性の単身世帯は「不審者につけられて名前を憶えられるのが怖い」のだそうです。また、子どものいる世帯についても同様のことが言えます。ただ、オートロックのマンションは、集合ポストも管理人の許可がないと入れないというところも多くなっていて、その場合はポストも玄関も、「簡単によその人が入れないのだから表札を出してもいいんじゃないの?」という方もいます。結局、その家の防犯意識や建物の状況によってどちらを出すか、両方出すか出さないかが左右されるようです。また、表札は出すという方でも、家族全員の名前を掲示する家は最近は少なくなりました。

表札を出すことのメリット・デメリット

戸建て住宅で表札を出していない家はあまりないですよね(むしろ出していない方が怪しまれるかもしれません)。要は個人の意識の問題なのですが、集合住宅で表札を出すことのメリット、デメリットを考えてみましょう。まず、メリットですが、一番は「郵便物の誤配がなくなる」ことです。名前がはっきりわかるので、郵便や宅配便などが迷わずに届きます。つぎに「近所の人との交流が深まる」ということが挙げられます。せめて苗字だけでも書いてあれば、声をかけることもできますし、名前と顔を一致させることが防犯につながります。

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