「日本の国菌は?」【間違えたら恥ずかしい】「納豆菌でしょ」「もしかして乳酸菌!?」→知ったかぶりしてた…「覚えておきます!」

  • 2026年07月26日公開

「10%オフ」と「10%還元」どっちがお得?【間違えたら恥ずかしい】「価格高いほうじゃない?」「8%、15%は計算しにくな!」「覚えておきます!」

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

夏まっさかり。こうも暑いと食中毒菌の繁殖が気になりますが、一口に菌といっても生活になくてはならないものも。

今回はそんな、役立つ「菌」についての問題です。

日本の国菌って何?

日本の国菌は次のうちどれでしょうか?

①納豆菌
②麹菌
③乳酸菌
④酵母菌

さて、正解はどれでしょうか?

正解は…

意外に思った方も多いかもしれませんが、正解は「麹菌」です。

2006年(平成18年)10月12日、日本醸造学会が麹菌をわが国の「国菌」に認定しました。

参考:日本醸造学会「麴菌をわが国の『国菌』に認定する-宣言-」

なぜ麹菌が「国菌」なの?

麹菌は、味噌・醤油・日本酒・みりん・米酢など、日本のさまざまな発酵食品や醸造食品づくりに用いられる微生物。蒸した米や麦、大豆に麹菌をつけて繁殖させることで、豊かな甘み・うま味・香りが生まれます。

麹菌を利用した消化酵素剤「タカヂアスターゼ」は、19世紀末に高峰譲吉によって開発されており、食品だけでなく医薬品分野でも活躍してきました。

古来から日本の豊かな食文化を支えてきたその功績が認められ、「国菌」の名が贈られたのです。実は2026年は、この認定からちょうど20年の節目の年にあたります。

ちなみに「麹菌」とひとくくりに呼ばれていますが、実は認定対象は1種類だけではありません。宣言では、黄麹菌(Aspergillus oryzae)、黄麹菌の仲間であるAspergillus sojaeとその白色変異株、そして黒麹菌(当時の学名はAspergillus awamori)とその白色変異株である白麹菌(Aspergillus kawachii)が「国菌」に含まれるとされました。

さらに2013年(平成25年)11月28日には、認定内容が一部改正。黒麹菌の学名が研究の進展によってAspergillus awamoriからAspergillus luchuensisに変更されたことに伴い、日本醸造学会が「国菌」の菌名表記をあわせて改めたのです。認定から20年の間に、科学の進歩とともにアップデートされてきた点も興味深いところですね!

参考:日本醸造学会「『国菌』認定 一部改正(菌名変更)」

参考:第一三共ヘルスケア「タカヂアスターゼ」

ちなみに「納豆菌」は?

クイズの選択肢にあった「納豆菌」は、大豆を発酵させて納豆を作る菌として、日本人にとても馴染み深い存在です。

毎日の食卓に登場するため「国菌」だと思っていた方も多いかもしれませんが、日本醸造学会が「国菌」に認定しているのは麹菌。とはいえ、納豆菌も日本の発酵文化を代表する重要な菌であることに変わりはありません。

まとめ

これまで「国菌」という存在自体、あまり意識したことがなかった方も多いのではないでしょうか。

お味噌汁や日本酒を口にするとき、「これも麹菌のおかげなんだな」と思い出してみてくださいね。

りんごのイラスト/タワシ

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