誤読が定着した言葉10選!「消耗」「重複」の本来の読み方と意外な日本語の雑学

  • 2026年09月06日公開

「隣接県が一番少ない都府県は?」【間違えたら恥ずかしい】「青森県…だよね?和歌山だっ」→「知ったかぶりしてた…」「覚えておきます!」

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

本来は「誤読」だったものが、多くの人に使われるうちに辞書でも認められるようになった言葉は実はたくさんあります。

ここでは、今日から読み方間違えて……ない!?
「誤読が市民権を得た代表的な言葉」をいくつかご紹介しています。

りんごのイラスト/タワシ

誤読が市民権を得た代表的な言葉

私たちが普段何気なく使っている言葉の中にも、実は「元・誤読」がたくさん隠れています。

『消耗(本来:しょうこう → 定着:しょうもう)』

「耗」の本来の読み(漢音)は「コウ」で、昔は「しょうこう」と読みました。「毛(もう)」の読みに引きずられた慣用読み「しょうもう」が定着し、現在では常用漢字表にも正式な読みとして認められています。

『捏造(本来:でつぞう → 定着:ねつぞう)』

本来は「でつぞう」と読みました。「捏ねる(こねる)」の連想などから「ねつぞう」という慣用読みが広まり、現在ではニュースや公の場でも標準の読み方になっています。

『貼付(本来:ちょうふ → 定着:てんぷ)』

本来の読みは「ちょうふ」です。「貼」の右側にある「占」が含まれる漢字(店・点など)の音「テン」に引っ張られたことや、口頭での「重複(ちょうふく)」などとの聞き間違いを防ぐ目的もあって「てんぷ」が定着しました。

『堪能(本来:かんのう = 熟達 / たんのう = 満足)』

「熟達している」を意味する「かんのう(堪能)」と、「十分に満足する」を意味する大和言葉の「たんのう」は、本来起源も意味も異なる別の言葉でした。「たんのう」に「堪能」という漢字が当て字として使われるようになり、読みと意味が融合して定着したものです。

『固執(本来:こしゅう → 定着:こしつ)』

「執」の本来の読み(漢音)は「シュウ(執念など)」で「こしゅう」でした。しかし、「執筆(しっぴつ)」や「執行(しっこう)」といった「シツ」という読みに引っ張られ、「こしつ」が定着しました。

『重複(本来:ちょうふく → 定着:じゅうふく)』

本来は「重(チョウ)」と読む「ちょうふく」でした。「重(じゅう)」と読む熟語が圧倒的に多いことから「じゅうふく」が定着し、現在では多くの国語辞典でも正解として認められています。

『早急(本来:さっきゅう → 定着:そうきゅう)』

本来は「さっきゅう」と読みます。「早期(そうき)」などの言葉のイメージから「そうきゅう」という慣用読みが定着し、現在ではアナウンスやビジネスの場でも広く容認されています。

『依存(本来:いそん → 定着:いぞん)』

本来は「いそん」と濁らずに読みました。「生存」「ご存知」など「存」を「ぞん」と読む言葉が多かったため、濁る読み方の「いぞん」が主流になりました。

『一段落(本来:いちだんらく → 定着:ひとだんらく)』

本来は「いちだんらく」と読みます。「ひと休み」「ひと区切り」といった日常的な大和言葉の感覚に引っ張られて「ひとだんらく」が広まり、現在では辞書でも認められるようになりました。

『独壇場(本来:独擅場(どくせんじょう) → 定着:独壇場(どくだんじょう))』

読み方だけでなく、漢字の形(「擅」と「壇」)を勘違いしたまま広まり、なんと「間違った漢字のまま新しい言葉として辞書に載るようになった」という、非常に珍しい誤写・誤読発祥の言葉です。

孫は正解?不正解?【ことわざクイズ】「まごにも衣裳」の「まご」を漢字で書けますか?

偉人の無茶ぶりで誕生!?"肉じゃが”を最初に作ったのは?【不正解者続出!】「給食のおばさんとか?」→全然違った…

【おもしろい漢字雑学クイズ】「肉」の音読み・訓読みは?昔の呼び方と意外な豆知識

【おもしろ雑学クイズ】初代江戸城の城主は誰?徳川家康ではなく最初に築城した人物とは

合衆国はアメリカだけじゃない?世界に2つの意外な国名と「日本」の由来雑学

【面白い雑学クイズ】「登竜門」の意味・語源は?5月5日の「子供の日」との意外な関係も解説

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
雑学クイズ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ