カレーのアク取りは必要?取らないと「体に悪い」は本当か|管理栄養士に聞いてみた

  • 2026年04月26日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

今回紹介するのは、とある家族の休日に起きた“カレーのアク”にまつわるエピソード。

夫が張り切ってカレーを作ってくれたのですが、その様子を覗き見した奥様は、思わず「体に悪いんじゃ……」とヒヤッとしてしまったのだとか……。

そんなエピソードとあわせて、管理栄養士に「カレーのアクは本当に取らなければいけないのか?」という疑問について伺いました。

「栄養になるでしょ」手作りカレーで、頑なにアクを取らない夫

体験者:Kさん(30代)

「今日は俺が特製カレーを作るよ!」

ある休日、夫が珍しくやる気満々でキッチンに立ちました。普段はあまり料理をしない夫ですが、家族のために腕を振るおうとする姿に、私も「たまには甘えちゃおうかな」なんて微笑ましく見守っていたんです。

ところが、鍋の様子を覗き込んだ瞬間、私の顔から血の気が引きました。

「ねえ、ちょっと待って! その浮いてるアク、取らないの!?」

カレーの「アク」を取らずに、夫はそのままカレールーをパキパキと割り入れてしまったのです。

「え、ダメなの? 煮込めば全部溶けて栄養になるでしょ」と、無邪気に笑う夫。

……いやいや、本気!? アクって「汚れ」みたいなものじゃないの?

アクは徹底的に取り除くのが当たり前だと思って生きてきた私。このまま食べても健康に害はないのでしょうか?

結論:カレーのアクは絶対に取らなきゃいけないものではない!

なんとなくアクを取らないのは「体に悪いんじゃ?」と思う人もいるかもしれませんが、実はそうでもありません。

そこで、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香さんに、カレーのアクについて伺いました。

そもそもアクってなに?

「アク」とは渋みやえぐみ、雑味、臭みのもとになる成分。食材に熱を加えることで溶け出して、泡として浮き上がってくるんです。

アクがあると煮汁が濁ったり、後味が悪くなったりしてしまいます。

なんとなく「体に悪いんじゃ?」と思う人もいるかもしれませんが、実はそうでもありません。

なすやゴボウのアクは体のサビを取り除いてくれる「ポリフェノール」、お肉から出るアクは筋肉や肌、髪の材料になる「たんぱく質」。

料理の味は邪魔してしまうけれど、体にとっては良い成分なこともあるんです。

参考:健康長寿ネット「ポリフェノールの種類と効果と摂取方法」

参考:厚生労働省「たんぱく質」

「アク=悪」じゃない!取るかどうかは食材次第

アクを取るかどうかは、使う食材や目的によって使い分けるのがおすすめ。

たとえば、アクが出やすい牛肉を使う料理や臭みが気になる魚の煮付けなどは、丁寧に取り除くと味のクオリティが格段にアップします。

一方、野菜は肉や魚ほど臭みがなく、取らなくてもそこまで味に影響はありません。

むしろ栄養やうま味が含まれている場合が多いので、気にならないのであれば活かした方が良いという考え方もあるんです。

私はこんな風に分けています。良かったら参考にしてくださいね。

  • 牛肉や魚を使う料理…臭みが出るから取る
  • お鍋や肉じゃがなどの和食…澄んだ仕上がりにしたいときは取る
  • 野菜から出るアク(なすやゴボウなど)…栄養を残したいからそのまま
  • 濃厚な煮込み料理…気にならないからそのまま

カレーのアクはどうするべき?

結論から言うと、カレーのアクは絶対に取らなきゃいけないものではありません。正直、“こしあん派かつぶあん派か”くらいの好みの違いなんです。

どちらが正解というわけではなく、見た目や味をスッキリさせたいときは取って、栄養やうま味を丸ごと楽しみたいならそのままでOK。

私は面倒なので基本取らない派です!

というのも、カレーやシチューといった濃厚な煮込み料理は、多少アクが残っていても見た目がそこまで変わりません。

とくに、カレーはスパイスがしっかり効いているから味への影響も少ないはず。

実際にカレーの本場・インドでは、アクもうま味の一種だと考えられているので、取らずにそのまま調理することが一般的なのだそう。

試しにアクを舐めてみると、多少お肉のにおいはあるものの、それ以外は玉ねぎとにんじんの風味がする程度。個人的にはまったく気になりませんでした。

気合いを入れて作りたいときや牛肉を使うときだけは取り除くなど、場合によって使い分けるのも良いですね。

もっと詳しくはこちら

アク取りに正解はなし!

アクは体に悪いものではなく、取るかどうかは好みや仕上げたいイメージ次第。

上品な味わいにしたいときは取ればいいし、「今日はもう疲れた!」 なんて日はそのままでも大丈夫です。あまり気にしすぎず、ラクな方法を選んでくださいね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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