マック新メニュー「発売と販売」どっちだっけ【間違えたら恥ずかしい】「発売されたら販売に切り替わるとか…」→「全然違った!」

  • 2026年02月28日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「本日発売!」と「現在販売中!」。
どちらもお店でよく見る言葉ですが、この2つには明確な使い分けのルールがあります。ここを間違えると、なんだかちょっと不自然な日本語になってしまうかも……?

※りんごのイラスト/タワシ

問題

「発売」と「販売」の決定的な違いはなに?

  1. 売る「相手(個人か法人か)」が違う
  2. 売る「場所(実店舗かネットか)」が違う
  3. 売る「タイミング(一瞬か継続か)」が違う

正解と解説

正解は… 3. 売る「タイミング(一瞬か継続か)」が違う です!

発売(はつばい):世に出す「スタート」の瞬間

「発」という字には、「出発」や「発射」のように「外に向かって動き出す」という意味があります。 つまり「発売」とは、新しい商品を初めて世の中に出して、売り「始める」ことを指します。

例:新商品の発売、チケットの発売日、本日発売!

ポイント:基本的には「スタートするその時(1回きり)」にスポットを当てた言葉です。「長年発売している」とは言わず、「長年販売している」と言うのはこのためです。

販売(はんばい):売り「続ける」継続的なアクション

「販」という字には、「あきなう(商売する)」という意味があります。 つまり「販売」とは、商品をお客さんに売るという「行為そのもの」や「継続的な活動」を指します。

例:通信販売、深夜の酒類販売、全国のスーパーで販売中

ポイント:新商品に限らず、「今、売る活動をしている」という継続状態を表します。「販売日」よりも「販売期間」という言葉の方がよく使われますね。

豆知識:パッケージの裏にある「発売元」と「販売元」って何が違うの?

お菓子や化粧品のパッケージの裏を見ると、「発売元」と「販売元」という2つの会社名が書かれていることがあります。これも、言葉の意味を知るとハッキリ違いがわかります。

発売元(はつばいもと)= プロデューサー

その商品を企画し、「世に出すぞ!」と決めた会社です。ブランドの持ち主であり、商品の全責任を負う大元の会社を指します。

販売元(はんばいもと)= 営業・デリバリー(流通)

商品を実際に流通させ、お店に並べて「売る」ことを担当する会社です。発売元から依頼されて、全国のスーパーなどに届ける役割を持っています。

※ちなみに、企画から流通・販売までをすべて自分の会社で行っている場合は、まとめて「製造販売元」と書かれたりします。

例文でスッキリ!「発売」と「販売」の最強コンボ

この2つの言葉は、一緒に使うと意味の違いがさらに際立ちます。

「本日○○時にチケットが【発売】されます。全国のコンビニエンスストア等で【販売】いたします」

  • 発売=「よーいドン!で売り始めるよ」
  • 販売=「ここで買えるよ・この期間売っているよ」

マクドナルドとロッテでわかる!「発売」と「販売」の使い分け

身近なお店や商品を思い浮かべると、言葉の役割分担がもっとスッキリわかります。

  • ロッテの「ビックリマンチョコ」は【発売】

ロッテのような「お菓子メーカー」の主役は、商品を企画・製造して「世の中(市場)に送り出すこと」です。

ロッテの視点:「明日から全国のコンビニに向けて、新作を【発売】するぞ!」(よーいドン!のスタート)

※そして、それを受け取ったセブンイレブンなどの店舗が、お客さんにむけて【販売】します。

  • マクドナルドの新メニューは【販売】

対してマクドナルドは、自分たちの店舗のキッチンで作って、目の前のお客さんに「直接売る(提供する)」ビジネスです。

マクドナルドの視点:「明日から全国の店舗で、新しいハンバーガーを【販売】します!」(お客さんに売るという継続的なアクション)

現実には絶対にあり得ない例文

先ほど、『マクドナルドの新メニューは【販売】』とご紹介しましたが、下記のようなケースが万が一起こると、例文が変わります。

「マクドナルドが企画・製造した特製ハンバーガーを、ケンタッキーフライドチキンの店舗で売る」としたら……

  • マクドナルドの役割 =【発売元】

「我々が開発した究極のハンバーガーを、ついに世に送り出します!(=発売)」
(マクドナルドはメーカーとして「商品を世に出すスタート」を切った)

  • ケンタッキーの役割 =【販売元】

「マクドナルドさんが発売したハンバーガーを、今日からうちの店舗でお客様に売ります!(=販売)」
(ケンタッキーは小売店として「お客さんに売るアクション」を担当した)

まとめ

「マクドナルド」も「ケンタッキー」も、普段は自分たちで作って自分たちの店舗で売っている(=製造販売している)ので、普段のニュースでは「〇〇日から販売開始!」という言葉がよく使われます。

しかし、「メーカー(作る側)」と「小売店(売る側)」の役割をあえて別の会社に分けてみると、「世に出す=発売」「店頭で売る=販売」という境界線が信じられないくらいクッキリ見えてきます。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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