【笠原シェフは豚汁をこう作るのね!!】あまりに美味しくて「いつものに戻れない(泣)」"震えるほどウマイ"食べ方→勉強になる...2選

  • 2025年12月07日公開

前職で僕を追い出した元上司と転職先で再会。「よう、無能wまたクビにしてやる」と豪語するが…因果応報の結末!

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

豚汁といえば、ご飯と豚汁があればなんとかなる、と思える心強い存在ですよね。
作り方は千差万別ですが、今日はプロ流の絶品豚汁を再現してみませんか?

今回は「絶品豚汁レシピ」をまとめて紹介します!

絶品豚汁レシピ①笠原将弘さん「豚汁」

まずは、料理が得意なヨムーノライターのやまだかほるさんが、料理人・笠原将弘さんのレシピ「豚汁」の作り方を紹介します。

笠原将弘さんの基本の豚汁

日本料理の名店『賛否両論』の店主・笠原将弘さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』。大人気チャンネルですが、ご覧になったことありますでしょうか?

プロの技を素人にも分かりやすく教えていただけるのに加え、家庭でも実践しやすいレシピが満載。作ってみると、本当に納得の味。動画なので、テキストのレシピには入らない具体的なコツが満載です。

このチャンネルで紹介されていた、笠原将弘さんの基本の豚汁。いつもは相当雑に作ってるなと気がついて、俄然この通りに作ってみたくなりました。

笠原将弘さん「豚汁」のレシピ

材料(2〜3人分)

  • 豚バラスライス…150g
  • 大根…100g
  • にんじん…50g
  • ごぼう…80g
  • 長ねぎ…1/4本
  • こんにゃく…50g
  • ごま油…小さじ1
  • 出汁…600ml

【A】

  • 味噌…大さじ3
  • みりん…大さじ1
  • 薄口醤油…小さじ1
  • おろし生姜…小さじ1/2

豚汁には脂のたっぷり入った豚バラ肉がおすすめだけど、あっさり仕上げたい時はもも肉などでもとのこと。出汁はかつおと昆布の合わせ出汁を準備します。

作り方①材料の準備をする

大根は皮をむいて5mm幅のいちょう切りに、にんじんはよく洗い、皮はついたままで良いので、5mm幅のいちょう切りか半月切りに、ごぼうは3mm幅の斜め薄切りにします。

同じように熱が入る大きさに切るのが大事なのですね。

こんにゃくは5mm厚さに、そして長ねぎは小口切りにしておきます。

豚肉は3cmのひと口大に切ってほぐしておきましょう。

作り方②野菜とこんにゃくの下ゆでをする

鍋に水を入れて、大根、にんじん、こんにゃく、ごぼうを下ゆでしましょう。

沸騰したらざるにあげて水気を切ります。半分くらい火が通った感じにするのだそうです。ちょっと火が入りすぎたかもしれません。

作り方③具材を炒める

フライパンを中火で火にかけ、ごま油を入れて豚肉を炒めます。くっついたまま入れずに、パラパラにして入れましょう。

豚肉にあらかた火が入ったら、下ゆでした具材も入れて炒め合わせます。豚の脂をからめるイメージで、とおっしゃっていました。野菜は油を吸うとコクが出るのだそうですよ。

良い感じではないでしょうか。

作り方④煮て、味をつける

そこに出汁を加えます。豚肉と野菜からうまみが出るので、あっさりした味になるけれど極端な話、水でもいい、とおっしゃっていました。出汁を入れるとしっかりコクが出るとのこと。

ごぼうがやわらかくなるまで10分程度、アクを取りながら弱火で煮ていきます。水分が減ったら水を足しましょう。ごぼうに火が通ったらOKです。

【A】を順に加え、味見をして味を整えたら完成です。器に盛り、長ねぎをのせ、お好みで一味唐辛子(分量外)をかけて召し上がれ!

まさに最強の豚汁

しょうがを入れると味が引き締まるとおっしゃっていましたが、ほんと、味噌だけじゃない、ぎゅっと厚みのある味がします。

コクがあって、汁が最高。野菜はやわらかく煮えているし、豚肉もふっくら。

間違いなく、史上最高の豚汁です。きちんと作るってすごいなぁ。誰に出しても恥ずかしくない完成度の豚汁が出来ました!

これがあるだけでご馳走

白いご飯とこの豚汁があれば、それで十分、と思えるひと椀。

作った時にはご飯を切らしていて悔しい思いをしたので、次の日にリベンジです。

大根をご飯にのせた小丼と一緒に。一晩寝かせた豚汁はまた、昨日よりもいい味になってて、最高でした。

とりあえず一回、“俺流”を横に置いて、プロのおっしゃる通りに作ってみるのは本当に勉強になります。本を買う必要もなく、いつでも無料で見られるYouTubeで教えてもらえるなんて、ありがたすぎる。

笠原将弘さんのおっしゃる通りに作った豚汁、ブラボーでした。皆様も、ぜひ一度、お試しくださいね!

協力/「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」さん

絶品豚汁レシピ②笠原将弘さん「もやし豚汁」

続いては、薄切りの豚肉はたっぷりの野菜と一緒に食べたいヨムーノライターのかもさんが、料理人・笠原将弘さんのレシピ「もやし豚汁」の作り方を紹介します。

たっぷりのもやしで大満足!究極のシンプル豚汁が最高だった

NHK『きょうの料理』で料理人・笠原将弘さんが披露した「もやし豚汁」を作ります。

具だくさんなイメージを取っ払い、使う具材は豚肉とたっぷりのもやしだけ。

豚肉を炒めることで、普通の豚汁にも負けないおいしさを実現します。

炒める工程は一手間に感じるかもしれませんが、脂がじわじわ出てくる様子を見れば、おいしくなる確信が持てること間違いなし。

その時間もぜひ楽しんでくださいね。

笠原将弘さん「もやし豚汁」のレシピ

材料(2~3人分)

  • もやし…1袋(200g)
  • 豚バラ肉(薄切り)…100g
  • みそ…大さじ3
  • 黒こしょう(粗びき)…適量

【A】

  • 水…3カップ
  • 昆布(3~4cm四方)…1枚(3g)
  • みりん…小さじ1

作り方①下ごしらえをする

もやしはサッと水洗いして、水気をしっかり切っておきます。

豚肉は一口大に切りましょう。

作り方②材料を炒める

フライパンを弱火にかけて豚肉を広げて入れ、じっくりと焼きます。

なかなか脂が出てこずドキドキしますが、一気に脂が増えるタイミングがあるのでじっくり待ちましょう。

脂がしっかり出たら、もやしを加えて強火で炒めます。

作り方③豚汁に仕上げる

もやしがしんなりしたら、【A】を加えてひと煮立ちさせます。

火を弱めて、みそを溶き入れましょう。

器に盛って、黒こしょうを振ったら完成です!

意外にもご飯がが進むパンチ力!豚肉ともやしだからこそのおいしさに感動

ん〜!うま〜い!もやしはしみしみに汁を吸っていて、しっかり火を通したのにシャキシャキ。

しみじゅわとシャキシャキの食感が同時にくるのがクセになって手が止まりません。

焼いたことで生まれた豚肉の香ばしさと、しっかり引き出した脂の旨みが汁に溶け出してちょっぴり背徳的な味。

作る前は「だし調味料がなくて味が薄くないのかな」と気になりましたが、昆布と豚肉によって、いつもよりも優しくも力強い土台を感じます。

いつもの豚汁とは全く異なる雰囲気ですが、満足度は同じくらい高い!

家族からは「この一杯だけでご飯も食べられる」「豚肉をしっかり感じられてみそラーメンみたい」など絶賛コメントが続出しました。

豚の旨みがガツンとくる味わいには、豚汁の相棒・七味唐辛子よりも黒こしょうが合います。

具材を炒めたり、黒こしょうをかけたり、もやし独特の青臭さや豚肉の臭みを消す工夫のおかげで安い食材がグレードアップ。

体にしみ渡って細胞が生き返るようで、永遠に飲み続けられそうです!

絶品豚汁でホッと温まろう

プロならではの美味しく仕上げるコツが詰まった、絶品豚汁レシピ。

ぜひ一度レシピ通りに作って、その味わいを実感してみてくださいね!

※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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