【すごいのキターーッ!】“40分待ち”で入店【青森の超B級肉グルメ】「飯が進む(泣)」米軍も愛した「超ガッツリ肉」が旨すぎる!焼きしめるのがコツ

  • 2025年11月08日公開

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こんにちは!青森県の南部地方で生まれ育ち、同じ青森県内で方言も食文化も違う津軽地方で嫁になった、青森県ご当地アンバサダーのlovekuma_emilyです♪

私が暮らす青森県には、全国的にも有名になったB級グルメが沢山あります。その中で私が食べたことがないのが【十和田バラ焼き】。

十和田バラ焼きといったら青森県の県南、南部地方の十和田市や三沢市方面で有名なお店があるとのこと。

ここは思い切って車を1時間20分走らせて十和田市にある【司 バラ焼き大衆食堂】さん!まで行ってきました。ぜひ最後までご覧ください。

野菜炒めとは違う【十和田バラ焼き】とは!?

青森県を代表するB級グルメで有名になった十和田市の【十和田バラ焼き】。

牛のバラ肉と大量のタマネギを、醤油ベースの甘辛いタレで味つけし、鉄板で焼く料理です。

戦後まもない時期、三沢市周辺で米軍基地関連の影響もあって、牛肉やタマネギを鉄板で炒める即席・ガッツリ系の食文化が生まれたと伝えられています。

現在でも、日本中のB級グルメが競い合う「B‑1グランプリ」ではゴールドグランプリ(1位)を受賞したこともある、青森県を代表するB級グルメです!

野菜炒めじゃないの!?と思うかもしれませんが作り方が違うんです。

十和田バラ焼き有名店【司 十和田バラ焼き大衆食堂】行ってきた!

私の暮らす青森市から車で南下し約1時間20分。10月末だったので紅葉を見ながらドライブです。

今回は十和田バラ焼きで有名な【司 十和田バラ焼き大衆食堂】さんへ家族で食べに行ってきました。

お店の前は駐車場になっていて、駐車券をお店のお会計時に持って行くと無料駐車券をもらえますよ。

お店はいつも混んでいてまずはお店の入り口で名前と電話番号を書いて予約をし、席が空き次第、電話で知らせてくれます。この日は40分ほど待つことに。

待ってる間に歩いて1分のアート広場で無料で観ることができる、草間彌生さんの作品を観たりして時間を潰すことにしました。

他にもあるアート作品を観ていると席が空いた連絡が来たので急いでお店まで戻ります。

お店の前には風除けが付いたテントが設営されていて、そのテント内に各テーブルがカラフルな色で分けられています。私達はピンクのテーブルへと通されました。

「ドーン」牛バラ山盛りの十和田バラ焼きが登場

ランチ時間だったので「十和田バラ焼きランチ」を注文しました。


  • 商品名:十和田バラ焼きランチ(牛)
  • 価格:一人前1,650円(税込)
  • ランチ内容:十和田バラ焼き、白ご飯(おかわり自由)、スープ、つけもの、副菜2種

※豚肉の場合、ランチは一人前1,430円(税込)です。


副菜のサラダはドレッシング入りで瓶に入っているので、振ってからお皿にだします。

ハートのニンジンが入っていてちょっとほっこりしました。

十和田バラ焼きのタワー焼き

家族3人共にランチを頼んだので1つの鉄板に3人分のお肉がのってきました。

こちらのお店ではお肉がタワーのような見た目でインパクト大の盛り付け!

タマネギとお肉にはすでにそれぞれ十和田バラ焼きのタレをからめた状態で焼きがスタートです。

※こちらのお店はタマネギとお肉が混ざらずに鉄板のってきましたが、別のお店では混ぜた状態で提供される所もあるそうです。

焦げないようにタマネギを動かし色がついてきたら牛バラと混ぜて焼きます。

肉汁とタマネギの汁が出て汁だくのような状態になっているのですが、水分がもっと少なくなるまで焼いていきます。

混ぜて水分が無くなってきたら強火にして、焦げに注意しながら水分を飛ばし焼きしめたら完成です。

焼きしめる意味がわかった2口目

焼きしめるという言葉が初めてでどういう感じだろうと思い、焼きしめる前の汁だくの状態の十和田バラ焼きを先に1口食べてみました。

甘だれで少し味がまだ薄い感じもしますがこれはこれで美味しいです。2口目はしっかり焼きしめたバラ焼きをいただきました。

焼きしめると十和田バラ焼きに照りが出て、タレが全体にからんでいるようになりました。


  • 味の評価:★★★★★

  • 理由:ご飯が進む十和田バラ焼き。焼きしめ前と焼きしめ後、完全に焼きしめた方がご飯によく合います。甘だれが県南の味だなと思いながら食べました。青森県は大きく分けると津軽地方と南部地方に分かれます。同じ県でも味付けが違うので南部出身の私には懐かしい味でした。津軽地方はしょっぱ口なので津軽地方出身の夫は「美味しいけど甘いな。」と言っていました。


お家で同じ味を作れる「十和田バラ焼きのタレ」

こちらは【司 十和田バラ焼き大衆食堂】さんのレジ付近でも販売している、十和田バラ焼きのタレです。


  • 商品名:十和田バラ焼きのたれ
  • 価格:432円(税込)
  • 内容量:360グラム
  • エネルギー:100gあたり167kcal

タレ自体がサラッとしていて焼きしめるためにサラッとしているのだと思いました。甘めのタレでお店の味を自宅でも簡単に味わうことができるのでお土産にもピッタリです。

道の駅や近隣の十和田のスーパーでも売っているそうです。今回、十和田まで足を運んで思ったのは南部地方から津軽地方に移り住んで約30年。

今も私は南部地方の味が好きなのだなと思ったことです。なんだか懐かしいような食べたことがあるような少し嬉しかったです。

B級グルメのイベントなどでは常連の【十和田バラ焼き】もし、見かけることがあったら是非食べてみてくださいね♪

※価格や店舗などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。ご了承ください。

この記事を書いた人
青森県マニア
lovekuma_emily

ヨムーノライターで木工作家の活動をしながらや100円ショップのオススメアイテムもご紹介しています。また地元青森県のご当地情報や、かなりマニアックな全国的ではない青森の魅力もご紹介していきます。

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