「白い煙がモクモク〜」うわぁぁ…目が釘付け!酷暑を吹き飛ばす【愛知の最強“涼”スポット】「なくなり次第終了」人気グルメが絶品!

  • 2025年08月10日公開

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こんにちは!愛知県のヨムーノ公認ご当地アンバサダー、日向くらげです。

暑い日が続く今日この頃、みなさんはどのように「涼」をとっていますか?

今回は、愛知県岡崎市から、夏の風物詩「おかざきかき氷街道」と自然あふれる癒しスポット「くらがり渓谷」をご紹介します。

夏らしいひとときを過ごせる、五感がよろこぶ“涼体験”をぜひ味わってみてください。

「かき氷街道」って何?夏限定の涼やかスポット

毎年夏の間、愛知県岡崎市で開催されている「おかざきかき氷街道」。

額田(ぬかた)地域にある10店舗ほどが参加しており、地元の食材をふんだんに使った手作りシロップのかき氷を楽しむことができます。
氷は、超軟水の「仙水」で作られたもの。ふわふわの口どけがたまりません。

おかざきかき氷街道公式サイト

中でも、今回私が向かったのは「宮ザキ園 一匙」。
お茶農家さんならではの茶葉を使ったかき氷が豊富だと聞いて、わくわくしながらお邪魔しました。

手作りシロップにこだわる「宮ザキ園 一匙」

宮ザキ園のかき氷の最大の特徴は、シロップがすべて手作りであること。

そのため提供数に限りがあり、「シロップがなくなり次第閉店」という情報をキャッチした私は、開店と同時に向かうことにしました。

実際、開店時間の10時過ぎに到着しましたが、すでに何組かのお客さんが……。やはり人気なんですね。
早起きして訪れた甲斐あって、無事に席に案内していただくことができました。

店内は昔ながらのお茶屋さんらしい趣のある佇まい。木の温もりが感じられる空間で、時間がゆっくりと流れているような心地よさです。

白い煙がモクモク……演出も楽しい!絶品かき氷「口福氷」

私が注文したのは、「口福氷(こうふくごおり)」という限定かき氷。視覚でも楽しませてくれました。

テーブルに運んできてくれた店員さんがガラスのドームを外すと……

モクモクと白い煙(スチーム)に包まれて、中からかき氷が現れました。

▼動画でもぜひ見てみてください

華やかな演出で食べる前から楽しい気持ちに。

宮ザキ園の「口福氷」は、ヨモギと抹茶をベースに、練乳、白玉、あずきを添えた一品。

中医薬膳師の資格を持つ私は、この組み合わせに思わず「なるほど」とうなずいてしまいました。
ヨモギは、夏バテ気味の胃腸をやさしく整えてくれる食材。あずきは、体の余分な水分を排出してくれる効果があるとされています。

暑い季節に冷たいものを食べ過ぎて体が冷えがちな私たちには、理にかなった組み合わせだと納得しました。

鮮やかなヨモギの緑と抹茶の深い緑が織りなすグラデーション。帽子のようにちょこんとのったエスプーマが食欲をかき立てます。

一口食べると、まず驚いたのがその繊細な味わい。まろやかな抹茶の甘さの中に、ほんのりヨモギが香ります。練乳のまろやかな甘さが全体をやさしく包み込み、絶妙なバランスです。

白玉のもちもちとした食感と、あずきの舌触りも楽しく、一杯で様々な味と食感を楽しむことができました。

「口福氷」という名前のとおり、まさに口の中に福が訪れるような幸せな気持ちになりました。

お茶屋さんならではの濃厚な味わい「抹茶」

もうひとつ注文したのが、こちらの「抹茶」。濃厚でありながらまったく苦みはなく、エスプーマと一緒に食べると、さらにまろやかな味わいに。こちらも絶品!
抹茶だけでも、2つの味わいが楽しめました。


◆宮ザキ園 一匙
〒444-3601 愛知県岡崎市石原町字相野8
宮ザキ園 一匙公式サイト


自然の涼を求めて「くらがり渓谷」へ

かき氷タイムを満喫したあと「かき氷街道」を車で走っていると、約10分ほどの場所に「くらがり渓谷」を発見。 ちょうどお腹も満たされたし、すこし散歩でもしようかと寄ることにしました。

涼しく過ごせるスポットとは聞くものの、「夏だし、暑いだろうな……」と思いながら向かいました。

でも、実際に足を踏み入れると、そこにはビックリするほど涼しい空間が広がっていました!

水辺散策で心も体もリフレッシュ

渓谷に足を踏み入れると、まず耳に飛び込んできたのは水の流れる音。普段あまり耳にすることのない自然のBGMに、心が洗われるようでした。

木々の間から差し込む木漏れ日が美しく、マイナスイオンたっぷりの空気を胸いっぱいに吸い込みました。 時折山から吹き降りてくる風がひんやりしていて、その場にとどまりたくなります。

その後、水辺まで降りて足を入れると、冷たくてきれいな水がとても心地よく感じられました。

絶景ポイントで締めくくり

近くには「不動滝」もあり、ダイナミックな滝の音と景色に、さらに癒されました。

たまたま通りがかりに寄ったので、あまりゆっくりできなかったのですが、魚のつかみ取りやBBQなどの娯楽もあり、川で遊びながら一日中楽しめる自然豊かな渓谷です。

宮ザキ園でいただいたかき氷の余韻と、自然の中で感じる涼やかさが相まって、心も体も完全にリフレッシュされた気分でした。

五感で“涼”を楽しむ夏の岡崎

岡崎市の「おかざきかき氷街道」と「くらがり渓谷」で過ごした一日は、まさに五感で楽しむ“涼”体験でした。

宮ザキ園のかき氷で味覚と香りを楽しみ、自然の中で視覚・聴覚・触覚までも満たされる——そんな豊かなひととき。

暑い夏だからこそ出会える、やさしい涼しさと地元のぬくもり。
岡崎の夏、まだ知らなかった魅力がいっぱいでした。

※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください

この記事を書いた人
ライター
日向 くらげ

岐阜県出身、愛知県在住。旅行や温泉、美味しいものが大好き。

食べることが好きすぎて、調理師や中医薬膳師の資格も持っています。

気の向くままに西へ東へと出かけては、美味しいもの食べたり、大自然と触れ合ったりして、楽しく暮らしています。

今住んでいる町だけでなく、生まれ育った町にも思い入れがあり、それぞれの魅力を発信するのが楽しみです。

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