【食パン買ったら絶対作ってー!!】土井善晴先生が「昔、お母さんに作ってもらった」思い出レシピ!なんて優しい味...
- 2024年12月29日公開

こんにちは!いろいろな自家製デザートが気になり始めているヨムーノライター、やまだかほるです。
夜が長くなってきた季節、なにか温かいデザートを探してみようと思い立ちました。
あれこれ見ていて気になったのがNHK『きょうの料理』で料理研究家・土井善晴さんが紹介なさった「キャビネットケーキ」です。
土井先生が子どもの頃にお母様に作ってもらった思い出のおやつなのですって。材料や見た目からは、素朴な雰囲気が漂います。
イギリスの伝統的なお菓子
あまり聞いたことのない名前のお菓子ですが、作り方を見る限りでは、パンプディングのようです。
調べてみますとイギリスのお菓子”キャビネットプディング”というのが該当する様子。
ヴィクトリア時代に人気のあったプディングだそうで、スポンジやビスケットを型に入れ、そこに卵液を流してゆっくり蒸し焼きにするデザートとのこと。なるほど。
どんな味のお菓子なのでしょうか。早速作っていきたいと思います。
土井善晴さん「キャビネットケーキ」の作り方
材料(口径8cm底辺5cm深さ5cm、容量約160mlの耐熱カップ6コ分)
- 食パン(8枚切り)…2枚
- みかん(缶詰シロップ煮)…1缶(内容量300g固形量170g)
- レーズン…大さじ2
- サラダ油…少々
【卵液】
- 卵…3個
- 牛乳…1+1/2カップ(300ml)
- 砂糖…50g
- バニラエッセンス…少々
【ソース】
- みかんの缶汁…約3/5カップ(水と合わせて1カップにする)
- 砂糖…大さじ1
【A】
- かたくり粉…大さじ1
- 水…大さじ1
容器はココット型やコーヒーカップなどでも良いとのこと。我が家にはプリン型がないので、良さそうなものを取り集めて作ることに。
作り方①卵液を作る
ボウルに卵を割り入れて泡立て器で溶きほぐしたら、そのほかの【卵液】の材料も混ぜ合わせて卵液を作りましょう。
作り方②食パンとみかんの準備をする
食パンはこんがりと焼き、耳を切り落として、1枚を9等分に切っておきます。
みかんは缶汁をきり、残った缶汁はとっておきましょう。
作り方③耐熱容器の準備をする
サラダ油少々にペーパータオルを浸し、耐熱容器の内側にサラダ油を薄く塗っておきます。
作り方④型に材料を入れる
サラダ油を塗った容器にみかん、レーズン、パンを等分に入れます。
卵液を均等に注ぎましょう。
作り方⑤蒸す
熱湯をカップ3(600mL)用意します。直径28cmのフライパンに絞った布巾を敷いて容器を並べ入れ、熱湯を注ぎましょう。
ふたをして湯が静かに煮立つくらいの火加減で、約15分間蒸していきます。
作り方⑥ソースを作る
小鍋にみかんの缶汁と水を合わせたもの、砂糖、混ぜ合わせた【A】を入れて弱火にかけ、透き通ってとろみが出るまで煮ていきます。
作り方⑦仕上げをする
ケーキ全体がふっくらふくらみ、串を刺して卵液がついてこなければ蒸し上がりです。
おお、ふくらんでます!いい感じです。
取り出して粗熱が取れてから、カップの内側に串を差し入れてぐるりと一周させて外し、逆さにして器にあけます。
ソースをかけて出来上がりです。
ふわり、ほっこり、優しい味のデザート
まずは、出来上がったものを温かいうちに。パンプディングと呼んで間違いない食感です。
うん、なんて優しい味なんでしょう。これが思い出の味なんて、素敵な記憶ですね。さすが土井家。
甘さの中に、ちょっと酸味のあるみかんのフルーツ感が効いてます。みかんの缶詰っていうのがまた、何だか懐かしい。母がよく作ってくれたゼリーやババロアなどを思い出しました。
温かくても、冷たくしてもおいしいよ
温かいものをハフハフしながら食べるのもおいしかったし、余ったものを冷やして食べてもとてもおいしかったです。
作るのも、材料も、さほど特別なものはなく、卵・砂糖・パン・牛乳などの基本の材料があれば、アレンジも出来そう。
寒い夜に家族で食べると幸せな気持ちになれそうな一品。お母さんの味の幸せな記憶を作るのは、誰でもなく自分なんだな、なんて当たり前のことを考えました。
簡単に作れるプリンのようなお菓子です。皆様も、ぜひ作ってみてくださいね。

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!
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