「お願い!"緑色"の白菜は買わないで」【スーパー青果部】が教える「スーパーに潜むハズレ野菜」の見分け方

  • 2024年12月12日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

スーパーで野菜を購入するときに「なんとなく色がキレイなもの」を選んでいる方も多いのではないでしょうか?

美味しい野菜の選び方を知っていれば、「カスカスの葉っぱに当たった……」とハズレを選ばずに済みますよ◎

今回は、美味しい野菜の選び方をまとめてご紹介します。ヨムーノライターのテツさんが教えてくれました!

8割の人が間違えた!カットキャベツは「黄色」を選んで

みなさんは、カットされたキャベツを買う時、切り口は「黄色」と「緑色」どちらのものを選んでいますか?

私がSNSで調査をした際、8割の人が「緑色を買う」と答えていたのですが、切り立てで鮮度が良いのは「黄色」。

店で陳列して時間が経つと、光合成をして徐々に緑色に変色していくんです。積極的に「黄色い切り口」のキャベツを買いましょう!

緑色はNG!美味しい「白菜1/2カット」の選び方

次は、美味しい「白菜1/2カット」の選び方を紹介します。

上述したキャベツと同様に「緑色の切り口」は鮮度が落ちているんです。

選び方①切り口が「黄色い」

カットされた白菜は切り口が黄色いものを選びましょう。

これはスーパーで仕事をしているからこそ分かることですが、カットした白菜を売り場に陳列しておくと、黄色かった切り口が、徐々に緑色に変色していきます。

白菜は売り場の照明でも光合成をして成長していくんです。

緑に変色した白菜は葉が硬く味も落ちるので、黄色い切り口のものを選びましょう。

ちなみに、黒い斑点が出ている白菜が時々あり、あえて避ける人が多い印象なのですが、この斑点はポリフェノールの一種なので気にする必要はないですよ!

選び方②切り口が「平らなもの」

白菜は切った後も成長をしているので、放っておくと切り口が盛り上がってきます。

私は切り口が盛り上がってしまった白菜は、商品価値が落ちているので割り引いて販売しています。

より鮮度のいい白菜を選ぶなら、切り口が平らなものを選びましょう。

選び方③芯の高さが「全体の1/3」

カットされた白菜は断面が見えるので、芯の高さを確認しましょう。芯の高さが全体の1/3以上になっている白菜は、育ちすぎて味が落ちています。

ちょうど1/3程度だと食べごろの美味しい白菜です。

カットされた白菜を選ぶときは切り口が黄色くて平らで芯が育ちすぎてないものを選びましょう。

"劣化"じゃないよ!ブロッコリーは「紫色」を選んで

緑黄色野菜の中でも、トップクラスの栄養素を誇ると言われているブロッコリー。冬の時期は「紫色に変色したもの」を避けないでください。

スーパーで仕事をしているとブロッコリーは青々とした緑色のものから順番に売れていき、紫がかったものは売れ残ることが多いんです。でも実は、紫色のブロッコリーこそ、おいしいんです。

なぜなら、ブロッコリーは厳しい寒さにさらされると、ブロッコリー自身の水分が凍結しないように糖を生成し、甘くなるんです!

寒さの影響で、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンという天然色素がブロッコリーの表面に現れて紫色に変色するので、紫色のブロッコリーは寒い環境で育って、甘い証拠。積極的に選んでくださいね。

※最近はアントシアニンフリーと呼ばれる、紫色になりにくい品種が増えてきているので、あくまでも一つの目安として知っておいてください。

選び方をマスターして、美味しい野菜をゲットしよう!

テツさんが「美味しい野菜の選び方」を教えてくれました。野菜の選び方を知っていれば、ハズレを引くことも減りそうですね!ぜひお買物の参考にしてみてください。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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