【味付け玉=めんつゆ卒業!?】ゆで卵を"埋めるように漬けて"激ウマ!!「香りだけでご飯イケる」最高の一品

  • 2024年05月16日公開

こんにちは、最近、卵が持つ無限の可能性に気づき始めたヨムーノライターのRitaです。

卵の基本料理といえば、目玉焼き、卵焼きそしてゆで卵でしょうか。数々のアレンジレシピが紹介されていますね。

NHK『きょうの料理(2006年4月3日放送)』で料理研究家・清水信子さんが紹介していた味付け卵は意外な材料で作ります。

風味が豊かな、ちょっと上品な雰囲気が漂っているんです。

発酵食品を使って風味豊かな味付け玉!

味付け卵(味玉)を作る時、醤油ダレやめんつゆをイメージすることが多いですよね。

筆者もその1人でした。

このレシピでは、なんとおみそを使って作ります。

おみそにヨーグルトを混ぜて作るみそ床に漬け込んだ味付け卵は、ふわっとおみその香りが食欲を刺激して、ちょうどいい塩味がご飯にもお酒にもよく合う一品になるんです。

卵を取り出した後のみそ床を再利用して作る、絶品おかずへのアレンジも併せてご紹介します。

清水信子さん「ゆで卵のみそ漬け」の作り方

材料(4人分)

・ゆで卵…4個

【みそ床】
・みそ…150g
・砂糖…大さじ3〜4
・プレーンヨーグルト…大さじ3

【出来上がりにお好みで】
・七味唐辛子…適宜

作り方①ゆで卵を作る

ゆで卵を用意します。
ご自分でお好きな固さのゆで卵を準備してください。

筆者は、ゆでるより少ない水量で作れる蒸籠で蒸して作りました。
洗った卵を蒸籠に入れて、沸騰した鍋の上で、約7〜12分で出来上がります。

7分ほどで、黄身が少し半熟の状態、10〜12分ほどで固ゆで卵になります。お好みで調整してみてください。

卵が出来上がったら、殻をむいて水分を拭いておきましょう。

作り方②みそ床を作る

次に、みそ床を作りましょう。

密封容器にみそ床の材料を全て入れて、よく混ぜ合わせます。

作り方③みそ床に卵を埋めて室温に置く

みそ床に、ゆで卵を埋めるようにして入れ、室温に置いておきます。漬ける時間は、2〜8時間が目安です。

卵4個がちょうど入る密封容器を使って、ゆで卵がみそ床に隠れるように入れると、味と色にむらが出ずにキレイに仕上がりますよ。

お好みの漬かり具合で取り出します。

みそをふき取り、輪切りにして器に盛りつけましょう。

卵はみそをふき取ってから密封容器に入れておくと、冷蔵庫で1〜2日間保存できますよ。

お好みで七味唐辛子をふり、あれば彩りに貝割れ菜(分量外)などを添えて完成。

卵を取り出した後のみそ床は、肉や魚のみそ漬けにも使い回しが可能です。後ほどご紹介しますね。

みその香りがふわっとしてきてクセになる!

彩りに青じそ(分量外)を添えてみました。ほんのり色付いた卵からはふんわりとみその香りがしてきます。

口に入れるとおみその良い香りが広がり、ふんわりと鼻にも抜ける風味が豊か。

少しアクセントのある塩気と卵の甘さがバランスよく口いっぱいに楽しめますよ。
上品な色合いの香り豊かで贅沢な卵になっています。

おみその塩気がお酒のおともにピッタリと、お酒を用意する予定でいたのですが、おみその香りを楽しんでいるうちに「これはご飯にも合いそう!」と思いつき、白いご飯の上にのせて食べてみました。

こ、これは……美味しいっ!

ご飯の温かさで、ますますおみそが強調されていて、この香りだけでご飯が食べられそうなほどです。

おみそと白いご飯、卵、合わないわけがありませんね。品の良い味付け卵丼が完成しました。

何杯でもご飯が進んじゃいます!

みそ床は再び美味しく再利用

卵を取り出した後のみそ床は、魚や肉のみそ漬けに再利用できます。

今回は、ひと口カツ用の豚肉(分量外)を用意しました。

肉がくっつかないように、1枚ずつおみその中に埋めて冷蔵庫で1〜2日間漬け込みましょう。

ガーゼやさらしでお肉を包んでからつけ込むのが本来ですが、包まずに入れる場合は、焼く前におみそをしっかり拭って、焦げ付かないように注意しながら焼きましょう。

おみそ味が新しい!

味付け卵をおみそで作るとは思いつきませんでした!朝ご飯やおつまみにももってこいですね。是非作ってみてください。

この記事を書いた人
オーケー歴15年!グルメライター
Rita

お得に楽しめる美味しい食材を見つけに、オーケーに通い続けること15年。大好きなワインに合うメニューを考えてお料理している時間に最高の幸せを感じるライター。日本や世界の各地で美味しいものを食べて鍛え抜いたこの味覚で、あなたにピッタリの美味しいものをご紹介します。

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