【もう三角コーナー置かない!】実はあれ最悪だった...「ゴミ箱もNG?」"5つの工夫"で生ごみ問題解決

  • 2024年05月26日公開

こんにちは!燃えるゴミは週に2回しか出せないマンションに住んでいる、ヨムーノライターのやまだかほるです。

収集日まで、生ゴミも家の中で管理せざるを得ません。いつでも出せる集積所のある方々が羨ましい!

気温が上がるこれからの季節にも、できるだけ快適に管理できるよう、10年以上試行錯誤を繰り返してきた、その方法をちょっとご紹介したいと思います。

【その1】匂いの出るものは冷凍庫へ

1日でも放置しておくと、嫌な匂いになることが事前に予想されるものは、ことごとく冷凍庫の中に格納します。

スーパーで買い物をすると、水袋と言われる薄いビニール袋を使うことがありますが、この袋を捨てずに流用しています。冷凍庫の右手前、など入れやすい位置をゴミの場所と決めます。

青ネギ、長ネギ、玉ねぎ、ニラ、にんにく などから出る皮やヘタなどは全て、そして肉の脂身などもここに一旦収納。

特に魚の内臓などは速攻で冷凍します。出汁を取った後の煮干し、鰹節などもぎゅっと絞ってここに直行。

要するに、腐ると匂いが気になるだろうと想像されるものは冷凍してしまいます。生肉の肉汁が絡んでいるラップなどもここに。

【その2】生ゴミは濡らさず、流しでネットは使わない

生ゴミを餌にして繁殖した菌やカビが嫌な匂いの原因だそうです。

まず、水分が多いと雑菌が繁殖しやすくなりますので、できるだけゴミに水がかぶらないよう気をつけます。

流しの中の三角コーナーなどは便利ですが、ゴミの状態は最悪になるのだと覚えておきましょう。野菜や魚は洗った後にある程度水分を切ることも大事。

とはいえ、水場で流れる小さなゴミはどうしても出てきます。
筆者宅では、深いゴミ受けを撤去して浅型のものに変えました。「様子が見えない=放置しがち」なのでゴム蓋も撤去。

出典:Panasonic「生ごみの嫌な臭いの「原因」

そして、ネットは使いません。ゴミは常に見える状態で、水に晒されています。

台所での作業が終わった段階で小さく切った布(ウェス)できれいに拭い、ぎゅっと絞ってゴミの内容により冷凍庫か紙箱かを判断して捨てます。

その流れでゴミ受けもタワシで洗い上げるとすっきり。できるだけきれいな状態をキープするために、少なくとも1日に1回はこの作業を行っています。

【その3】生ゴミは紙に包んで捨てる

生ゴミには基本的に水分が含まれています。これをビニール袋に入れて匂いが漏れないように密封してしまうと、雑菌が喜んで繁殖する条件である「水分と酸素不足」が揃ってしまいます。

それに気づいてからは、ゴミの水分はできるだけ飛ばすことを意識するようになりました。

日々の生ゴミはビニール袋ではなく、紙箱、もしくは小さめの紙袋などに捨てています。

空気に触れながら次第に乾燥していくのが理想。椎茸もきゅうりも乾燥させれば腐らず、保存食になる、というのと同じ理屈です。

出典:フマキラー株式会社「生ゴミ・ゴミ箱の臭いの原因と対策」

【その4】匂いが予想されるゴミはきれいにする

リサイクルする食品トレイや牛乳パックを洗うように、洗えるものはことごとく洗っています。

食べ終わったカップ麺の容器も、マヨネーズの容器も、食器を洗うように洗い上げると匂いの元になるものが残りません。

【その5】捨てるタイミングまで密封しない

生ゴミはずっと蓋のあるゴミ箱に入れて保管してきましたが、開けた時の匂いもすごいし、家の中に生ゴミの匂いがするようなことも多く、うんざりしていました。

密封することで、雑菌の喜ぶ状態をわざわざ作っていたのですね。

現在、紙箱に入れた生ゴミは、いっぱいになったらビニールの袋に入れて保管していますが、その袋はゴミの日まで開いておいてあります。

酸素を供給し続けて、少しでも水分を飛ばすためです。

ビニール袋の底に水が溜まってしまうようなものはそのまま捨てないことにも気をつけることで、ゴミそのものがある程度「こざっぱり」した様子になっています。

ゴミと上手に付き合って、匂いを減らそう

閉じ込めようとするのをやめると、匂いが軽減されました。ほんと不思議。

生きていくうえで、どうしても付き合っていかざるをえないものだから、上手に付き合うに越したことはありません。

毛嫌いするのではなく、できるだけきれいに処分していけるよう、まだまだ筆者も試行錯誤を続けていこうと思っています。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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