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管理栄養士がこっそり教える【業スー】"毎日ヨーグルト"で「熱中症対策できます!」"魔法の127円"とアレの合わせワザも

  • 2023年08月09日更新

こんにちは、管理栄養士でくふうLive!ライターの安達春香です。

気温が体温を超える日もある今の時期、気を付けたいのが熱中症です。海やキャンプ、バーベキューなど、おでかけの機会が増える夏は、日頃から暑さに備えておくことが大切。

実は、運動後にヨーグルトを食べるだけで、熱中症を予防できることがわかっているんです。今回は、業務スーパーで買える熱中症対策食品と、簡単に作れるアレンジレシピをご紹介します。

運動後に食べるだけ!ヨーグルトで熱中症対策

熱中症対策としておすすめなのが、運動後の「ヨーグルト」。私たちの体は、汗をかいて蒸発させることで体温を下げています。

汗は血液から作られているので、血液量が少ないと汗をかきにくく、体を冷やすことが出来なくなってしまうんです。

ヨーグルトに含まれるたんぱく質と糖質には、血液量を増やして発汗を促す働きがあり、筋力アップにも効果的。下半身に筋肉がつくと、血液を心臓に戻す「ポンプ機能」が高まって血流がよくなり、暑さに強い体になります。

ヨーグルトを食べるベストなタイミングは運動後30分以内。運動をした後はたんぱく質を取り込む能力が高い状態なので、効率よく吸収されます。

体力のない人や運動習慣のない人は、通勤や買い物で「ちょっときつい」と思うぐらいの早歩きした後に食べればOKです!

業務スーパーで売られている「毎日ヨーグルト プレーン(127円税込)」は酸味を抑えたまろやかな味わい。

砂糖不使用なので、甘いものが好きな方は砂糖やはちみつ、果物を入れて甘みをプラスしてくださいね。

冷凍ブルーベリーとの合わせ技で効果倍増

ヨーグルトとセットで食べてほしいのが「ブルーベリー」です。

ブルーベリーには血流をよくする働きがあり、ヨーグルトと組み合わせることでより熱中症の予防効果がアップ。

また、ブルーベリーの紫色の成分「アントシアニン」は、肌や体の酸化を防いでくれる効果もあります。

ブルーベリーは凍らせると皮の細胞が壊れて栄養を吸収しやすくなるので、冷凍ブルーベリーがおすすめ。

業務スーパーの冷凍ブルーベリーは、500g入り495円(税込)と激安!コンビニの半額ぐらいの値段で購入できます。

袋から出してみると、大小さまざまなサイズのブルーベリーがゴロゴロ。ほかのスーパーやコンビニで売られているものと比べるとちょっと味が薄いですが、この安さならアリですね◎。

ヨーグルトに冷凍ブルーベリーを入れると、甘さがプラスされておいしさも倍増!凍ったまま食べるとシャリッとした食感で、甘酸っぱさがたまりません。

密閉式保存袋で作る!簡単フローズンヨーグルト

洗い物いらずで、パパッと作れるお手軽フローズンヨーグルトのレシピをご紹介しましょう。

ひんやり甘酸っぱいフローズンヨーグルトは、運動後のクールダウンにぴったり。カロリー控えめでダイエットやお通じ改善にもいいので、罪悪感なく食べられますよ。

材料

・ヨーグルト……150ml
・冷凍ブルーベリー……50g
・砂糖……大さじ1

作り方

密閉式保存袋にすべての材料を入れてもみもみ。このときブルーベリーを少しずつ指でつぶしていきましょう。

空気を抜いて閉めたら、平らにしてアルミトレーにのせます。あとは冷凍庫で2時間放置。

2時間経ったら一度取り出して再び袋の上からもみ、平らにならしてさらに2時間凍らせます。しっかり固まったらほぐして器に盛り付けて完成です!

ヨーグルト&冷凍ブルーベリーで暑さに負けない体に

運動後30分以内にヨーグルトを食べることで血液量と筋力がアップして、熱中症を予防できます。この夏は業務スーパーのヨーグルトと冷凍ブルーベリーで、暑さに負けない体を作りましょう。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

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