憧れ「無垢の床」で部屋をおしゃれに!DIY初心者でも楽しい♪「フローリング貼り」体験レポ【千葉県長柄町】

  • 2023年10月17日公開

こんにちは、くふうLive!編集部です。

私たちは、千葉県の中央に位置する長柄町(ながらまち)で、荒廃林の木を伐ってログハウスを作る「女子が森でゼロから家づくりプロジェクト」に、ママ4人の「DIY女子部」を結成して取り組んでいます。

家の骨格ができ、内装作りにいよいよ突入! 今回レポートは、健康で安全な暮らしづくりを提案するフローリング専門メーカー東洋テックスさんからご提供いただいた「床貼り」作業にフォーカスします。

下地作りが終わり、いよいよ「床貼り」へ

▲冬のあいだに準備した、床の下地。

 

壁や玄関、屋根などの“家の顔”ができ、内装作業を着々と進めています。

次は、家の足場となる、床。床を支える土台や根太(ねだ)の上に合板を貼る下地作りの作業を終え、いよいよフローリング材を貼る準備が整いました。

▲リビング全景。床の上を歩くことができるようになり、「徐々に家っぽさが出てきたね!」と感動したのは良い思い出です。

 

ここからリビング・洋室・洗面・トイレ・ロフトそれぞれに、女子部の部屋づくりのイメージに合わせたフローリング材を貼っていきます。面積が広く、部屋の雰囲気を左右する床なので、選び方にもこだわりました。

私たちが選んだ床は......

東洋テックスの床材3種!

今回、東洋テックスさんより、3種類の床材をご提供いただきました。東洋テックスの床材は、天然無垢材を使った、ぬくもりや心地よさを感じられる風合いのフローリングや、デザイン性の高い人気のフローリング材が揃います。

①リビング、洋室には「無垢壱番363(ナラN)」

※東洋テックスカタログより抜粋。

「無垢壱番」は天然木の美しさが魅力の、厚さ15mmの無垢フローリング。おしゃれな家づくりを目指す私たちには、当初から床に「無垢材を使いたい!」という思いがありました。

種類は、ナラ材で作られた「363(ナラN)」をチョイス!ナチュラルっぽい色、あえて節がある木材っぽさで、優しい雰囲気の明るいリビングをイメージしました。

②ロフトには「WP11 ワイルドホワイト柄」

ロフトは天井が低いこと、壁や屋根にふんだんに使われる木材の存在感を大切にしたく、あえて木材と色味を合わせず、白っぽい材質を選びました。

また、暗い屋根裏なので少しでも明るく見えるように、ワイルドホワイトを選択。

③洗面所、トイレには「CS01 モダンペカン柄」

※2023年4月より、CS01はCS1S(抗ウイルス・抗菌仕様)へ仕様変更いたしました。

洗面所とトイレはモダンペカン柄。白っぽいデザインを選んだのは、水周りの清潔感を重視したかったから。

また、あえて白い床にして水回りの空間を明るく見せたい意図もあります。

「白は汚れが目立つので嫌がる人が多いですが、目立ったほうがかえって掃除するかもしれません」と、ちはるん先生。暮らしを意識した選び方もポイント。

「床選び」に関する記事はこちら▶︎

床貼り作業スタート!

さて、初めての床貼りスタートです。何回かに分けて床貼りを行いました。基本は、専用の接着剤と玄翁(げんのう)を使って貼っていきます。

床材の形状

初めて床材を手にとり、メンバーが着目したのは接合部分の凸凹。柱や梁の加工の際に学んだ、まるで「ホゾ」のような形状で床材同士を噛ませていきます。

こんなふうに組み合わさります。木材は季節や湿度で収縮と膨張をするので、ギュウギュウに詰めすぎず、ある程度のスキマを作ることが大切なのだそう。

工程は「採寸、貼り込み、固定」を繰り返す!

①採寸して並べます。

まずは採寸。家は全て同じサイズ・形ではないので、フロアに合わせた長さ調整が必要な箇所も。天然木目なので、仮並べして色や柄のバランスを見ることも大切ですね!

②接着剤を塗り、貼り込みます

専用の接着剤を床材裏面に塗布します。きつく詰めすぎると、無垢材の材質上、反り、突き上げの原因になるのでジョイント部分に少しスキマを作るように貼っていきます。

レイアウトしたら、玄翁(げんのう)でトントンと叩いて詰めますが、叩きすぎても割れたりするので注意!

柱や壁に接する部分は、丸のこを使って適宜カットしながら、お部屋のサイズに合わせて床材を敷き詰めていきます。

③フロア用ステープルで固定

下地として貼った合板に、床材をおおよそ45°の角度を目安に打ち付けます。細かな工程や注意点はもっとありますが、大きく分けるとこの工程を繰り返します。

女子部メンバーは、得意のチームプレーでどんどんと作業を進めていきました!

「まるでテトリスみたいに木材を互い違いに組んでいく、見栄えを良くするためにあえてかけるこのひと手間が、とっても楽しい作業でした。お部屋が着々とできていく様子が面白かったです」と、ヤギコさん。

「丸のこでカットした床材が、ピタッとハマると気持ちがいい!」と、まっすぅさん。

はーちゃんは、「採寸、スキマの作り方などで、ちょっとのズレが後で大きなズレになってしまい、やり直したことも...!」と、想像以上に慎重に調整した様子を語ってくれました。

普段から器用なゆっこさんも、スキマを均等に空けて打ち込むことの難しさを感じたのだそう。「地道な作業でした。広い家なので、先が長い!と思いましたが、みんなでやるとあっという間!」とゆっこさん。

完成!

リビングに「無垢壱番363(ナラN)」を一通り貼り終えました!

木目や色・柄・節にバラツキがあり、それぞれが自然な風合い。個性があって美しいですね。

▲左・Before/右・After(「CS01 モダンペカン柄」が入りました!)

トイレも、床材が入ると雰囲気がグッと明るくなりますね!

洗面所もこんな感じに。水回りは、これから壁の色や洗面台にも女子らしさを取り入れていきます。

ちなみに、どっしりとした柱をメインとしたロフトはこんな感じ。

▲Before

少し薄めの色「WP11 ワイルドホワイト柄」を選んで、柱の色と対比させたのが正解!明るい雰囲気になりましたね。

▲After

 

女子部メンバーは、合計約30坪分の床材を前に、果てしない作業を想像していた!と口を揃えますが、みんなで手分けして進め、楽しみながら床貼り作業を行えました。そこに活かされたのは、やっぱり今まで作業を一緒にしてきたチームの連携の力。

室内がどんどんできていく様子を楽しみながら、残りの作業も頑張ります!

作業の様子をインスタグラムでもご覧ください♪

商品提供/協力:東洋テックス

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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