愛知一の「パン王国」!?パンにウルサイ江南市民の恐るべき実態とは?&岡崎では「ギラギラ光る自転車」の伝統があたりまえ!?

  • 2023年04月03日公開

所変われば品変わる。同じ愛知県の中でも市区町村ごとに全然違う仰天の風習やサービス、グルメ、スポットがたくさん!愛知一の「パン王国」とも目される江南市では、パンにうるさい市民達の実態を調査。岡崎市では「ギラギラ光る自転車」の伝統を受け継ぐ親分の自宅に潜入しました。


パン王国

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愛知一の「パン王国」!? パンにうるさいのがあたりまえな江南市民の実態とは?

尾張地方北部に位置する江南市。その立地と鉄道アクセスが良さから、名古屋のベッドタウンとしても知られています。

そんな街から聞こえてきたのは「パンにうるさい」人たちが多いとのウワサ。実際、街の人たちに話を聞いてみると、パンについて一家言を持つ人たちから次々と話を聞くことができました。


パンにうるさい

「朝昼晩と3食パンを食べる」という方だったり、「モーニングは茶碗蒸しとパン」という方だったり、パンに対する情熱があふれんばかりの江南市民たち。アンケートをとってみるとなんと江南市民の92%が「ご飯よりパン派」と驚きの結果となりました。


92%

実は江南市はパン屋さんの密集地帯。人口10万人当たりのパン屋さんの数が全国平均では約7.9軒のところ江南市では約16.3軒と2倍以上ものパン屋さんが軒を連ねているんです。


16.3軒

知る人ぞ知る「パン王国」の江南市。パン屋さんを訪れる江南市民もパン愛にあふれた方なんだそうです。そのこだわりは強烈で、江南市で人気の「パン工房 パンパフィー」の小島店長によると「塩味を控えた食パンを作って欲しい」と頼む方や、メニューにないパンをオーダーする人もいるほど。さらには、ペットに飼っている犬用をモチーフとしたかわいい犬のパンを特注で頼む方まで!


犬のパン

そんな無茶振りともいえるリクエストにも「自分たちにしか出来ないことなので」と応えるパン屋さん。舌が肥えている江南市民を喜ばせようと日々努力しているからこそ、ますますパン愛が高まっていくのでしょう。

そんなパン好きだらけの江南市民を唸らせる市民激推しのパン屋さんが「笑門ベーカリー」。季節の食材を使った惣菜パンや具材たっぷりの菓子パンが人気のお店です。


笑門ベーカリー

お店に入るや否やなぜか皆さん揃って名前を店員さんに告げる江南市民たち。実は「笑門ベーカリー」は人気のあまりすぐに売り切れてしまうため、前日からネット予約があたりまえなんです。


予約争奪戦

3児の母である今井さんが営む「笑門ベーカリー」は週2回11時~14時のみの営業。パンを作れる個数も限られていることから、待ち望んだお客さん達の予約も毎回争奪戦になるとのことです。

さらにもう一つ人気のお店が「ベーカリーハンスペーター」。ドイツ系のハード系のパンが美味しいと江南マダムたちが続々と来店する人気ベーカリーです。


ベーカリーハンスペーター

特に人気なのが長さ30センチもある「チョコチップとナッツが少し」。ほんのりビターな大人の味わいのハードパンは、噛めば噛むほど美味しさが口の中に広がります。


チョコチップとナッツが少し

美味しいパン屋さんが街の至る所にある江南市で暮らせば、パン好きになるのもあたりまえなのかもしれません。

家康もびっくり!? 岡崎の「ギラギラ光る自転車」の伝統とは?

2023年の大河ドラマ「どうする家康」フィーバーに沸く岡崎市。そんな歴史が息づく岡崎市に何と「ギラギラ光る自転車」の伝統があるそうです。岡崎市民の認知率はなんと100%、街の子どもたちも「100回は見たことがある!」と口を揃えます。


ギラギラ光る自転車

倹約家でも知られる徳川家康のイメージからは遠く離れた「ギラギラ自転車」。その自転車が集まっているというトラック用のパーツ専門店「ジェット」に行ってみると、確かに子どもたちがギラッギラな自転車に乗って集まってきました。


ギラギラ自転車

ギラギラ光る自転車とはデコトラをまねて改造した「デコチャリ」。岡崎の中学生たちが貯めたお小遣いを元に思い思いに改造した力作です。

暗くなってからスイッチをONすれば、本物のデコトラ同様の本格的なギラギラに!ファーンと鳴るクラクションも本物のデコトラそっくりです。


デコチャリ

令和の時代に昭和の香りを感じる「デコチャリ」ですが、実は50年以上前から受け継がれている岡崎の立派な伝統。実際に街で話を聞いてみると、岡崎で育った大人たちも子どもの頃に自転車を「デコチャリ」へ改造してきたとの話を聞くことができました。


岡崎の伝統

岡崎は国道1号線や東名高速など日本の東西を結ぶ最重要幹線が集まる日本の物流の要所。幹線を力強く走って行くトラックを毎日のように目にすることでデコトラに憧れる子どもたちも増え、いつしか「デコチャリ」の伝統が生まれたのだそうです。


デコトラに憧れる

そんな令和のデコチャリ野郎たちの憧れとなっているのが「義侠」さん。高校三年生の加藤大翔さんが手がけたデコチャリです。加藤さんのご自宅にお伺いすると、立派なデコチャリが3台も!


「義侠」さん

デコトラが大好きな加藤さんがこだわって作ったデコチャリ、扉が開くのはもちろん内装まできちんと内張りが施された本格仕様です。


内装

岡崎には昭和の香りが漂うデコチャリの伝統、令和の時代にもあたりまえに受け継がれていました。

※記事の情報は放送日時点のものです。

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【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/atarimaeAICHI/

※記事の内容は放送当時のものです。






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記事参照元: テレビ愛知

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