飼い犬の生まれ変わりと同居!?「すきすきワンワン!」がじんわりと泣ける!【妄想爆発!ジャニオタ推し活ガイド㊳】

  • 2023年02月04日公開

こんにちは、くふうLive!ジャニーズ担当のエンタメライター・柚月裕実です。

もし昔に飼っていた愛犬が、人間として生まれ変わって目の前に現れたら……。

推し活ガイド第38回は、King & Princeの岸優太さんが主演を務めるシンドラ「すきすきワンワン!」(日本テレビ系)について。これがまたじんわりと泣けてくるんです……(涙)

「すきすきワンワン!」がなんだか泣ける!


岸さんが演じる主人公の雪井炬太郎(ゆきい・こたろう)は、親が残した一軒家で暮らす26歳。炬太郎はそこそこの会社に就職したものの現在は無職。空き部屋を貸して生計を立てています。

贅沢も望まない倹約家に見えるものの、夢も欲もな諦めモードの人生。ところが、ある日小学生の頃に飼っていた犬のてん(レモン)の生まれ変わり、木ノ宮天(きのみや・てん)が現れます。

天を演じるのはジャニーズ Jr.のユニット美 少年の浮所飛貴さん。真っ白で愛嬌があるてんのように、白い衣装とにこやかな笑顔、ふわふわとした雰囲気を醸していててんを彷彿とさせます。

炬太郎の小学生時代を演じるのは関西ジャニーズJr.のBoys beのメンバー・伊藤篤志さん。 炬太郎の元カノ・森川澪央を演じるのは桜田ひよりさん、そして炬太郎が住む家の不動産管理を任されている柿田役には、おいでやす小田さん。

炬太郎と天の関係性にじんわりと心があたたまる!

第1話で炬太郎との再会を果たした天。人間に生まれ変わった天は、フリーランスのプログラマーとして立派に成長。元飼い主の炬太郎に会うために日本中を探し回り、念願の再会を果たしました。

一方の炬太郎は……。家の中を見ればわかるように、ある時から時間が止まっているかのよう。 唯一こだわりが垣間見えたのが、棚に収められている漫画や小説。 そのほかは、炬太郎がこだわらないのか、それとも何か理由があって触れられないのか……。

天との再会を果たしてからというもの、炬太郎にも少しずつ変化が。一緒に住むことを決めたものの、どこか落ち着かない様子ではありますが、物事はすぐに解決しないものの動きが出てきました。

天も、散らかった部屋を片づけるなど、炬太郎のお世話をします。時々出てしまう犬時代の癖もかわいらしく、嬉しいときは吠えたり駆けまわったり。せっかく畳んだ洗濯物を炬太郎がぐちゃぐちゃにしてもただ黙ってやり直すだけ。そんな従順さが犬っぽい!

すっかり打ち解けた2人。距離が愛犬時代のままの天が愛くるしいけれど、いまは人間同士の関係。子どもの頃とは違った距離感がちょっともどかしい。物語に入り込むと、だんだんと浮所さんがてんに見えてくるから不思議です。

炬太郎のいいところもダメなところも包み込むようにして隣にいる天。第2話で炬太郎に悲しいことが起こると、昔食べた寿司の思い出話をしながら2人で寿司を握る。いいことがなかった日を、楽しい日に変えていました。

天の行動には、「人に寄り添う」とはこういうことか!と気づかされたり、どんなことがあっても、その日の最後に少しでも笑えたらオールオッケー、そんなメッセージにも思えました。

てんとの同居生活によって炬太郎の中で、何かが少しずつ動き出していくようで、炬太郎の過去、てんとの思い出、これからどんなストーリーが待っているのか楽しみです。

2月6日放送の第3話は、

TVerでも見逃し配信中!

炬太郎のクズっぷりにツッコミを入れたり、どこか共感できる部分もあったり。炬太郎と天との会話や靴下のにおいをかぐ仕草にくすっと笑ったり、炬太郎の過去に思いを馳せてちょっと胸がキューっとなったり……。

大事件は起こらないけれど、なんでもない場面や炬太郎と天の会話がじんわりと心に沁みます。 月曜の夜にちょっと不思議な関係の2人の世界をご堪能あれ。

(イラスト/大窪史乃)

この記事を書いた人
編集/ライター
柚月裕実

エンタメ編集/ライター。 ジャニーズのアイドルを応援して25年超。 アイドルがサングラスを外しただけで泣きます。

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