焼き芋【アルミホイル有・無どっちが美味しいの?】長年の問題に終止符!「こんな違うのか..」八百屋さんが体張ってみた
- 2024年02月28日更新
こんにちは、くふうLive!ライターの青髪のテツです。
さつまいもがおいしい季節といえば秋を思い浮かべる方もいると思いますが、冬も、夏に収穫されたものが熟成され、とても甘くなっているんです。ぜひ焼き芋にして召し上がってみてください。
さて焼き芋を焼くとき、みなさんはアルミホイルを巻きますか?
じつはお客さんから聞かれることの多い「アルミホイルを巻くべきか」問題。どちらが正解なのか、ここで検証してみなさんにお伝えしていこうと思います。
【焼き芋】アルミホイル「巻く」VS「巻かない」検証してみた
今回は「紅はるか」というさつまいもを焼き芋にします。
「アルミホイルを巻いた焼き芋」と「アルミホイル無しの焼き芋」で見た目・甘味・風味・食感の4つを比較していきます。
焼き芋の焼き方
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1.さつまいもを2本用意します。
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2.さつまいもをよく水洗いします。
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3.さつまいもの両端をカットし、塩水に30分つけます。
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4.水けを拭き取り、片方のさつまいもにアルミホイルを巻いて、それぞれトースター250℃で30分焼き上げます。
【見た目】アルミホイルありはしっとり、アルミホイル無しはカラッと乾いている
焼いてみた結果、アルミホイルを巻いた焼き芋と、巻いていない焼き芋は思ったよりも違いました。どちらも良さがあったので比較していきます。
△写真左:アルミホイルを巻いた焼き芋、写真右:アルミホイル無しの焼き芋
アルミホイルを巻いて焼いた芋は、皮がしっとり濡れています。悪い言い方をするとベタベタして持ちにくい印象です。
こうなったのは、アルミホイルで密閉された状態で加熱したことによって、さつまいも自身の水分が蒸発し、アルミホイル内で蒸されたためだと考えられます。
アルミホイル無しで焼いた芋は、皮がカラっと乾いています。うっすらと焦げ目があって焼き芋らしい見た目。
こちらもさつまいも自身の水分は蒸発しているはずですが、そのまま空気中に蒸散したのでしょう。食べるときも手がベタつかないのは良い点ですね。
△写真:アルミホイルを巻いた焼き芋
割ってみると、アルミホイルを巻いて焼いた芋は、水分が飛ばなかったためか、皮と実の間に隙間がなく、実はしっとりとしています。
△写真:アルミホイル無しの焼き芋
一方アルミホイル無しで焼いた芋は、水分が蒸散してしまったぶん、皮と実の間に隙間があります。アルミホイルを巻いた芋と比べると少しホクホクしてそうですね。
【甘味】アルミホイル無しのほうがじゃっかん甘い
アルミホイルを巻いて焼いた焼き芋と、アルミホイル無しで焼いた焼き芋の甘さはどうでしょうか?
食べ比べた結果、もともと糖度が高い品種の「紅はるか」を使ったので、どちらもかなり甘いのですが、僅差でアルミホイル無しで焼いた芋の方が甘く感じました。
理由として考えられるのは、水分が蒸散されて、さつまいもの成分が凝縮されたことで、より甘く感じたのではないかと考えられます。
【風味】アルミホイル無しのほうが香ばしい
△アルミホイルを巻いた焼き芋
アルミホイルを巻いて焼いた芋は、全体的に均一な黄金色をしています。食べてみても焦げっぽさはなく、クセのない味でした。風味を感じることはありませんが、これはこれでおいしく感じます。
△アルミホイル無しの焼き芋
アルミホイル無しで焼いた芋は、焼き芋特有の少し焦げたような風味を感じることができました。この焦げっぽさが香ばしい風味をプラスしてくれていてよりおいしく感じさせてくれます。
【食感】アルミホイルありはねっとり、アルミホイル無しはホクホク
今回焼いた「紅はるか」はねっとりとした食感が特徴のさつまいもです。
△写真:アルミホイルを巻いた焼き芋
アルミホイルを巻いて焼いた芋は、さつまいもの水分が実に残っている分、かなりねっとりしっとりとした舌触りが心地よかったです。アルミホイルを巻いて焼くと皮と実が蒸されるので「蒸かし芋」に近いものができあがるのかな、という印象です。
△写真:アルミホイル無しの焼き芋
一方、アルミホイル無しで焼いた芋も、ねっとりとした食感はあるものの、ホクホク感も感じられて、こちらの方が焼き芋らしさを感じることができました。
好みで焼き分けてみて!
今回は焼き芋をアルミホイルの有無で比較してみましたが、どちらも魅力がありました。
私はアルミホイル無しで焼いた芋の方が香ばしくて好きでしたが、娘はアルミホイルを巻いた芋のほうが好きみたいでした。
この時期のさつまいもは様々な品種が出回っていて、甘味も強いので、皆さんもぜひ試してみてくださいね。
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