【実録!コロナ体験漫画】長い自粛期間…「大変だったこと」「支えになったこと」に涙が止まらない【ウチのコロナ話⑥】

  • 2022年07月11日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部の漫画担当です。

「もし、コロナに感染したら……?」

2年以上経った今でも猛威を振るっている“新型コロナウイルス感染症”。感染したらどうなるの?家族が感染したら?などと、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

漫画家・菜ノ花子(なのはなこ)さんは、「わが家が経験したことを公にすることで、なにかちょっとでもお役に立てることがあるのなら」という想いで、コロナウイルス感染症を発症した夫と家族の体験を漫画として公開。勉強になる貴重な情報ばかりですので、ぜひご覧ください。

今回は「大変だったこと&支えられたこと」編をお届けします。

ウチのコロナ話⑥「大変だったこと&支えられたこと」

大変なことはいくつもあったけど「いつ悪化するか分からない。」「いつ自分たちも感染するか分からない。」この恐さを常に感じていたことが、1番しんどかったです。体調の変化に敏感になり、少しノドが痛いだけで「もしかして…?」と不安になってピリピリしていた毎日でした。(菜ノ花子さん)

子どもたちとしか接しない日々だったので、大人と話せること、不安を打ち明けたり相談できたりすることが嬉しかったです。とくにわが家は近くに親戚がおらず、私まで倒れてしまったらどうにもならない状態だったので「なにか足りないものあれば買ってくるよ!」と言ってくれた近所のママ友たちの存在は心強かったです。家族がコロナになったなんて言ったらどう思われるんだろう…?という不安も少しだけありましたが、こちらが申し訳なくなるほどに心配や気遣いをしてくれて、長い自粛期間中、とても支えられました。なかなか言いづらいことではありますが、外に助けを求めたり、つながりを持っておくということは大事かもしれません。(菜ノ花子さん)

だれにも頼れないワンオペ生活はなかなか大変でしたが、つい気持ちが落ち込みがちになる中、いつも通りの子どもたちのふるまいに笑ったり怒ったりして救われることもありました。長男は私が夫の食事を配膳するたび、手づくりのお届け伝票や手紙を添えてくれ、次男は両手がふさがっている私のためにドアを開けてくれるようになりました。夫はもらった手紙をそれは喜んで、ホテル療養のときは子どもたちの動画を繰り返し見ていたそうです。手紙で約束したとおり、家に戻っていっぱい遊べるようになったことは本当に幸いだと思います。(菜ノ花子さん)

周りの優しさに感動の涙が止まりません……。自粛期間が長くなるにつれて余裕がなくなってしまったり、不安にかられてしまったりと精神的にも大変な中、菜ノ花子さんの大きな支えになっていたことと思います。

もし自分の友人が感染した時、こうやって手を差し伸べられるようになりたいと感じました。

次回は、「恐ろしい後遺症」編。菜ノ花子さんの夫が療養が終了した後も見舞われていた後遺症の怖さとは……?(2022年7月現在、後遺症はほとんど完治しています)

次の話を読む(第7回)

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この話を最初から読む(第1回)

※こちらの漫画は、インスタグラムで公開されたものをヨムーノ編集部が再構成、編集したものです

※2021年1月ごろに感染した時の再現漫画です。コロナの型や症状は現在と変化している可能性があります。また陽性後の対応は自治体や状況によって変わりますので、詳しくは自治体の新型コロナ感染症対策窓口にお問い合わせください。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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