子どもの教育で重視していることは?

  • 2021年03月22日更新

「子どもの教育」は親の役割の一つですが、その方針は家庭によって様々です。どれくらいのパパ・ママが、自分自身や配偶者のことを「教育パパ・ママ」だと思っているのでしょうか。
この度オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、12歳以下の子どもがいる20~35歳の男女482名に「『子育て』に関するアンケート調査」を行いました。「あなたは自分自身のことを教育熱心だと思いますか?」と聞いたところ、14.8%が「とても教育熱心だと思う」、42.6%が「まあまあ教育熱心だと思う」、36.4%が「あまり教育熱心だと思わない」、6.2%が「教育熱心だと思わない」と回答しました。また、「あなたは子どもの教育で、何を重視していますか?」と聞いたところ、第1位が「礼儀、マナーを身につけること」で56.6%、第2位が「コミュニケーション力を高めること」で43.2%、第3位が「自分で考える力を身につけること」で40.2%でした。

57.4%が自分自身のことを「教育熱心だと思う」と回答。

57.4%が自分自身のことを「教育熱心だと思う」と回答

57.4%が自分自身のことを「教育熱心だと思う」と回答

最初に、「あなたは自分自身のことを教育熱心だと思いますか?」という質問をしました。結果、14.8%が「とても教育熱心だと思う」、42.6%が「まあまあ教育熱心だと思う」、36.4%が「あまり教育熱心だと思わない」、6.2%が「教育熱心だと思わない」となり、「とても教育熱心だと思う」と「まあまあ教育熱心だと思う」を合わせると57.4%が自分自身のことを「教育熱心」だと思っていることが分かりました。また「配偶者のことを教育熱心だと思いますか?」と聞いたところ、妻のことを「とても教育熱心だと思う」と回答した夫は20.2%、「まあまあ教育熱心だと思う」が50.6%、「あまり教育熱心だと思わない」が24.0%、「教育熱心だと思わない」が5.2%でした。一方、夫のことを「とても教育熱心だと思う」と回答した妻は10.1%、「まあまあ教育熱心だと思う」が31.0%、「あまり教育熱心だと思わない」が45.6%、「教育熱心だと思わない」が13.3%でした。夫が妻を「教育熱心」だと思っている割合は70.8%だったのに対し、妻が夫を「教育熱心」だと思っている割合は41.1%と、半数を下回りました。「イクメン」という言葉が流行って久しいですが、全体的にみると、ママから見たパパの教育熱心度はまだまだのようです。

子どもの教育で重視していること、第1位「礼儀・マナーを身につけること」。年収別で違いも。

子どもの教育で重視していること次に、「あなたは子どもの教育で、何を重視していますか?」という質問をしました。結果、第1位が「礼儀、マナーを身につけること」で56.6%、第2位が「コミュニケーション力を高めること」で43.2%、第3位が「自分で考える力を身につけること」で40.2%、第4位が「学校生活が充実すること」で23.2%、第5位が「人間性を磨くこと」で19.9%でした。年収別に結果をみると、年収1,000万円未満は全体の順位から変動はありませんでした。しかし年収1,000万円以上の順位をみると、第1位は「礼儀、マナーを身につけること」で変わりありませんでしたが、第2位には「コミュニケーション力を高めること」と同率で「良い学校へ進学すること」がランクインしました。第4位が「学校生活が充実すること」、第5位が「自立性を確立すること」だった。年収1,000万円を超えると、進学先を重視する割合が高くなることが分かりました。

人気の習い事、第1位「英会話」。

人気の習い事、第1位「英会話」次に「あなたは子どもに習い事をさせていますか?」という質問をしました。すると46.7%が「はい」、53.3%が「いいえ」と回答しました。自分自身のことを「教育熱心」だと回答した人は、55.2%が子どもに習い事をさせているのに対し、「教育熱心ではない」と回答した人は、35.1%しか習い事をさせていませんでした。また、子どもにどのような習い事をさせているのかを聞くと、第1位は「英会話・英語」、第2位は「スイミング」、第3位は「通信教育」という結果になりました。最後に「子ども一人当たりの月謝はおいくらですか?」と聞くと、「5,000円未満」が24.5%、「5,000円以上10,000円未満」が34.3%、「10,000円以上15,000円未満」が13.4%、「15,000円以上20,000円未満」が10.3%、「20,000円以上25,000円未満」が5.8%、「25,000円以上30,000円未満」が3.6%、「30,000円以上35,000円未満」が2.7%、「40,000円以上45,000円未満」が0.9%、「45,000円以上50,000円未満」が0.9%、「50,000円以上」が3.6%となりました。また、年収別に「習い事をさせている」と回答した割合をみると、年収400万円未満が31.0%、年収400万円以上500万円未満が46.9%、年収500万円以上600万円未満が50.9%、年収600万円以上700万円未満が41.9%、年収700万円以上1,000万円未満が58.8%、年収1,000万円以上が62.8%という結果になりました。年収300万円未満と年収1,000万円以上の間には31.8%の差が生じました。また一人当たりの月謝に35,000円以上かけている割合は、年収700万円未満では0%でしたが、年収700万円以上1,000万円未満では3.8%、年収1,000万円以上では18.6%もいました。年収1,000万円以上の人は、子どもを良い学校へ進学させるために習い事にはお金を惜しまない人が多いことが分かりました。

※調査概要
有効回答 12歳以下の子どもがいる20~35歳の男女482名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2014年7月3日(木)~7月10日(木)

この記事を書いた人
オウチーノ総研 清水

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