え、もうイライラしない!?整えるだけで年72万円の節約成功!「家が散らからない収納2つのコツ」

  • 2022年06月14日公開

こんにちは!整理収納アドバイザーで、ヨムーノライターの海老原葉月です。

外出できない梅雨時期はお家のお片付けをされる方が多いですよね。特にこの時期おすすめなのが「子どものお片付け」です。

夏休みに学用品を持ち帰るなど、一時的とはいえものが増える前にやっておくのが◎。

実は家を整えることで、お金づかいも整い、お金が貯まるようになるのです!まったく貯まらなかった私も、今では年72万円の節約に成功するまでに!

そこで今回は、お片付けの基本から、お片付けの際の子どもに対する声かけをご紹介します。 特に未就学児や小学校低学年のお子さんがいるご家庭は、即実践すれば、お子さんが大きくなってからも楽ですよ♪

できなくて当たり前!

みなさん、今までお片付けのしかたを誰かに教えてもらったり、習ったりしたことはありますか?きっとない方がほとんどだと思います。なので、今お片付けができないからといって、決してあきらめないでくださいね。

私自身、整理収納アドバイザーの資格を取るまでは「汚部屋の住人」でした…。そんな私でも快適な暮らしを送れるようになったので、ぜひこの記事を読んで挑戦してみてください。

お片付けの基本は「出す・分ける・しまう」

お片付けの基本は「出す・分ける・しまう」この3ステップです。よく片付け時くと、収納グッズを買わなきゃ!と思われる方が多いですが、絶対にしないでください!!これこそ、リバウンドを繰り返す原因なんです。

まずは閉まってあるものをすべて出します。そして「使っている/使っていない」に分けます。最後にようやく収納していきます。

この手順は、片付ける人の年齢・性別に関係なく、同じ順番です。もちろん小さなお子さんも同じです。この3ステップを覚えておいてくださいね。

「使っている/使っていない」を伝えるためには…

とはいえ、お子さんに「使っている/使っていない」を考えさせるのは大変ですよね?特に幼稚園児くらいの子だと「全部いる!」と言われることがほとんどです。

そこで、こんな声の掛け方をしてみてください。

「もし、あなたがお家に帰れなかったらどう?悲しいよね。おもちゃにもちゃんとお家を決めて、返してあげよう。」

「帰るお家は増やせないから、もう遊ばなくなったおもちゃは、他の遊んでくれる人にプレゼントしよう」

小さい子どもには、ものをしまわなくてはいけないという感覚もまだあまりありません。

そこで、おもちゃを擬人化させて、「みんな帰るお家が必要」とうことを伝えてみてください。これをわが家では「トイ・ストーリー方式」と読んでいます。ディズニーの「トイ・ストーリー」のように、もし仮におもちゃが動いたり話したりできたとしたら?お家に帰れないのは悲しいですよね…。

ストレートに「使わないなら捨てなさい!」や「片付けなさい!」と伝えても伝わりにくい上に、「お片付け=面倒くさい/いつも怒られる」など、ネガティブな印象になって、さらに片付けたくなくなってしまします。そうさせないためにも伝え方の視点を変えてみてください。

小さい頃から習慣付けでママ楽ちん!

さらに小さいお子さんがいらっしゃる場合は、ぜひ早いうちから片付けの習慣をつけておくと、大きくなった時に本人も、そしてママも楽できますよ♪

というのも、長男が小学校に上がった時に、「みんな引き出しの中はぐちゃぐちゃだし、忘れ物ばっかりで先生に注意されてるんだよ。なんでちゃんとできないんだろうね」と言われたことがありました。理由はこれにかぎらないかもしれないですが、恐らく「自分のものは自分で管理する」ことを知らなかったのではないかと思います。

お片付けは0歳からできますよ!例えば、使ったおもちゃをしまうとき。親が一方的にやるのではなく、お子さんにおもちゃを持たせて膝の上に乗せ、おもちゃを閉まっている箱やカゴに「おうちに返してあげようね」と声をかけながら親子でお片付けをしてみてください。これだけでも、子どもにとってお片付け=楽しい印象になりますよ。まだ言葉が通じない年齢であっても、必ず声をかけてください。会話はできなくても、赤ちゃんはそれ以上のことを感じ取っています。

「片付けができる子」は今からでもなれる

今回は特に小さなお子さん向けの片付け術をご紹介しました。伝え方ひとつで、お子さんのモチベーションはかなり変わってきます。ぜひ、直球ではなく、違った角度からの声かけをしてみてくださいね。

今は片付けが苦手なお子さんでも、必ずできるようになります!「片付けができる子」は、ただ整理整頓が得意になるだけでなく、ものの捉え方や、選び方も上手になります。また、子どもが自分のものの管理ができるようになれば、親の手助けの頻度が減るので、その分楽できちゃいますよ♪ぜひ親子で取り組んでみてくださいね。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

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