0円から貯金1,550万円に成功!家計簿の達人「貯まる!つけ方」実例
- 2022年03月02日更新
こんにちは、くふうLive!編集部です。
「思うようにお金が貯まらない」、「家計の管理が苦手」と悩んでいたら、とにかく今すぐ家計簿をつけてみてください! どの家計簿がいいのかわからなくても、まずは何か1冊(市販の物でも大学ノートでも)を選んで、書き始めること。
家計簿をつけ始めると「1カ月で、何にお金を使っているか」が見えてきます。 それが見えたら、貯蓄ゼロや赤字家計から一転、みるみる貯まるようになるはず!
今回「家計簿」をつけて貯まるようになった人の「貯まるまでのリアルドキュメント」を紹介します。
節約・貯蓄の挫折ポイントや克服のコツがわかります!
CASE1:家計簿で【借金返済→貯蓄ゼロを克服】年間150万円貯まるつけ方
@ririmamachan_pさんは夫、子ども2人(3歳、1歳)の4人家族。
結婚当初、ご主人に200万円の借金があり、1年で完済したものの、貯蓄ゼロからのスタート。家計簿をつけ始めたけれど、最初の1年間は毎月赤字だったそうです。
とにかく支出を書き出すこと。管理はその後でOK!
まずは何も考えずに、収支を書き出すところからスタート。ネットで調べた家計黄金比率などを参考に、自分の家計の支出バランスの悪さに気づきました。手取り23万円、夫婦と赤ちゃんだけなのに、食費が毎月5万円オーバーだったり(笑)。
最初は『トイレットペーパーって日用品?』、『DVDのレンタルは何費?』、『外食は食費?』と、費目分けすらできない状態でした。
それでも節約のことは考えず、とにかく書き出すことを続ける中で、自分なりの費目分けができるようになりました。
『高額になっている費目は何か?』など支出を把握できるようになり、やっと予算を分けたり、管理したりできるようになりました。
家計簿は1つじゃない!合わないなら別を試す
家計簿アプリを試したこともありましたが、使いこなせず、手書きの家計簿に戻りました。 しかしわが家はほぼキャッシュレスなので、袋分け家計簿が実践できず、自分に合った家計簿を探していく中で出合ったのが『夢をかなえるわたしの家計ノート』という市販の家計簿でした。
費目が自由に書き込めたり、カードの引き落としやチャージ系の残高を書き込めるメモ欄が充実しているところが、わが家にぴったりでした。
費目も予算もやりくり法も、書きながら整える
家計簿をつけ始め、支出を把握できるようになった後は、予算を分けて管理するようになりました。
でも細かく予算を決めても、月によってオーバーするときと、余裕なときとの調整が難しく、思うように貯められませんでした。
そこで、試行錯誤を繰り返しながら、『食費以外の予算はとくに決めない』、『使える額を意識するだけ』、『予算を守るより、いくら黒字にするかを目標にする』という、今のスタイルが定着。 するとどんどん貯蓄が増えて行ったのです!
夫も貯め体質に。貯まった自信が「もっと貯めたい!」に
黒字目標額を掲げ、『今月使えるのはいくら』を夫婦で共有し続けることで、お金に無頓着&あればあるだけ使い切ってしまうタイプの夫も、少しずつ変わっていきました。
だんだん、自分のお小遣いから子どもにお菓子を買ってくれるように。家計簿をつけることで貯まるうれしさ、貯められるという自信が、もっと貯めたい!という意欲に繋がりました。
<@ririmamachan_pさんの家計簿データ>
家計簿歴:5年
愛用の家計簿:『夢をかなえるわたしの家計ノート』
家計簿をつけるタイミング:買い物をしたとき
家計簿をつけてから貯まった金額:400万円
CASE2:【家計簿をつけても1年半赤字】から200万円貯まるつけ方
@oga_kakeiさんは夫と2人家族。
夫は転勤族で、3年半の間に2度の引っ越しを経験しながら約200万円貯めましたが、家計簿をつけた当初は1年半も赤字が続いていたそうです。
「買ったら書く」を習慣づけることからスタート
家計簿を書かなければ始まりません。まず書くこと自体を癖づけたくて、買い物して帰ってきたら、その日のうちに家計簿に書くことようにしました。
それでも1年半ぐらいは、本当に無駄遣いだらけのブラック家計! 赤字だらけでしたが、それでも書き続けました。
「メモ」でも書き続けたら、先取り貯蓄が安定
買い物した分を書くといっても、最初は家計簿ではなく、手帳にメモ程度でした。その後『づんの家計簿』の本に出合い、マネして書き始めるように。すると赤字の原因がだんだん見えてきました。
計画性のないクレジットカード使用、ムダなコンビニ利用が大きな出費になっていることに気づき、いったんクレカを封印したり、お弁当や水筒を持ち歩いてコンビニに行く回数を意識的に減らしたり、消費生活を見直していきました。
それから、特別費を積み立てることの必要性にも気づきました。たとえば車検や長期休暇の際の帰省、娯楽費、冠婚葬祭費などを、毎月少しずつ積み立てるようしたら、大きな出費にも耐えられるようになり、毎月のやりくりに影響がでなくなり、家計が安定。先取り貯蓄までできるようになりました。
家計簿を自分流にアレンジ!やりくりはシンプルを追求
そのうち、使っていた『づんの家計簿』を、もっと自分の性格や家庭の状況に合うよう、少しずつ変更していき、今の私の家計簿フォーマットが出来上がりました。
最初は細かく分けていた費目も、まとめたり削除したりして8項目に落ち着き、買い物回数もきほん週1回になり、家計簿をつけるのも週1回で済むようになりました。
「1日の予算が減る→貯まる」のスパイラルに
やりくりは1日ごとの袋分けシステム。家計簿をつけ始めた頃は1日2000円だったのが、少しずつ減り、今では1日1700円でやりくりできるようになりました。
<@oga_kakeiさんの家計簿データ>
家計簿歴:3年半
愛用の家計簿:『づんの家計簿』をベースとしたオリジナルアレンジ家計簿
家計簿をつけるタイミング:週1回
家計簿をつけてから貯まった金額:200万円
CASE3【家計簿が続かない】「月1回書くだけ」で1,550万円貯まるつけ方
家計簿はオリジナルのフォーマットを使っています。毎日書くのは面倒なので続かない原因になると思い、月1回の記入で済むように自分でつくりました!
「生きるためのお金」が見え、ムダ遣いが激減
家計簿をつけはじめたことで、貯まるようになったのは、月々の生活費や年間にかかる特別出費を把握できたことが大きいと思います。
『生きるために必ずかかるお金だけでもこんなに大きな金額になるんだ』と理解できたら、自然とムダ遣いが減りました。
同時に、子どもたちの将来のためにいくら貯めたいかという目標や具体的な金額もわかるようになり、そのためには毎年いくら貯める必要があるか考え、計画を立てられるようになりました。
特別費の積み立てで、急な出費でも崩れない
案外かかる年間の特別費は計画的に、毎月少しずつ先取り。 袋分けした生活費の余りは『予備費BOX』と呼んでいる封筒に入れておき、ピンチのときに自由に使えるようにしています。
総貯蓄はグラフ化。右肩上がりでモチベーションUP
電気代と総貯蓄はグラフにしています。電気代は多くかかる月がひと目でわかるし、昨年との比較もできます。総貯蓄額は右肩上がりになることでモチベーションがUP! 貯めるのが楽しくなります。
<@nao_kakeiboさんの家計簿データ>
家計簿歴:12年
愛用の家計簿:オリジナルの月イチ家計簿
家計簿をつけるタイミング:月1回
家計簿をつけてから貯まった金額:350万(3年前に家を購入して1200万ほど使ったため)
家計簿で貯めるには「始める・続ける・自分流に変える」
今でこそ年間約100万円貯めている達人ですが、家計簿を書き始めた当初から貯められていたわけではありませんでした。
まずは家計簿を書き始めること、すぐに貯まらなくても書き続けること、それでも貯まらなかったら、ほかの家計簿に替えたり、自分流にアレンジしたり。
続けながら自分に合った家計簿や貯蓄スタイルを見つけていきました。最初から完璧を求めないことも大切なようです。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。
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