プロが考えた5畳部屋の完璧収納!ポイントはチェストやハンガーを使わない事

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、ライターの整理収納アドバイザー七尾です。

我が家には小4、年長の男の子2人がいます。まだまだどちらも手がかかる年頃なので、学校の支度や毎日の身支度などがしやすいよう、子ども部屋の収納も工夫しています。

小学生の長男は学用品などの持ち物が増えてくる年頃で、幼児の次男はまだかさばるおもちゃで遊びたい盛り。

でも、我が家の子ども部屋は5畳ほどの広さしかないため、そのスペースをどう活用するかもとても悩ましい問題です。

そこで今回は、我が家で実践している子ども部屋収納の工夫についてご紹介します。

子ども服や上着は「ワンアクション収納」で子どもでもラクに

まずは子ども服の収納の工夫からご紹介します。
普段よく着る子ども服はチェストやハンガーは使わず、バスケットを並べて収納しています。こうすることで、子どもも開け閉めする手間が省けて、パッと見渡せるので選ぶのも取り出すのも楽ちん。

私自身も洗濯が終わって畳んだ服をしまう時のアクションが少なくなるので、とてもラクになっています。

また、 子どもたちの上着もハンガーがけではなく、子ども部屋の入り口のオープンラックに置いたバスケットに投げ込み収納にしています。

やんちゃでガサツな我が家の男子は、ハンガーやフックにかけるというアクション自体がとても苦手。

そのため、子どもでも簡単に片付けられるようなバスケット収納にすることで、脱ぎっぱなしを予防するような工夫をしています。

かさばる学用品はオープンラックで柔軟に対応

続いては学用品収納の工夫についてです。
以前はいわゆる学習机を使って、袖机などに学用品を収納していましたが、男の子は引き出しを使った収納が苦手なのか、すぐに中がグチャグチャに……。

また、学年が上がるにつれてかさばる学用品も増えてきたので、柔軟に収納できて出し入れしやすいオープン型のラックに変えました。

いつも翌日の学校の支度もランドセルを床に置いて行っているので、教科書も机の上より床に近いオープンラックの方が便利です。

また、習い事のバッグなどのさらに大きなモノの収納や、年度末にまとめて持ち帰ってくる絵の具や習字セットなどの学用品も置き場所に困るもの。

そのため、我が家では大きめで仕切りのないオープンラックをDIYして収納しています。
自由度が高いので、これから次男の学用品が増えてきたときにもたくさん収納できるので便利です。

デッドスペースもフル活用して狭い部屋を活かす

また、狭くてスペースの限られる子ども部屋なので、デッドスペースもフル活用しています。

二段ベッドの下のスペースには、りんご箱にキャスターを付けた収納ボックスを置いて、ときどき遊ぶおもちゃや絵本などを収納しています。

メインのおもちゃ類はリビング横のプレイスペースに置いていますが、置ききれないかさばるおもちゃを収納するのにもベッド下は大活躍しています。

また、りんご箱を置いて余った隙間も活用するために、木製のファイルボックスをクリップで2つ繋げた収納ケースを置いて、そこに前年度分の教科書などを入れています。

念のため取っておきたい……という使用頻度の低いモノは、デッドスペースを活かすと無駄なく収納することができるので便利です。

ちょっとの工夫で狭い空間も子どものお気に入りの場所に

以上、我が家の子ども部屋の収納の工夫のご紹介でした。
子どもがいるとどうしてもモノが増えてしまいがちで、さらに片付けが苦手だといろんなモノが散らかってしまうのが悩ましいところですよね。

でも、ちょっとした工夫で子どもでも片付けやすく支度がしやすい収納を作ることができます。

子ども部屋収納にお困りの方は、限られたスペースをもっと活用できる方法がないか、ぜひ考えてみてくださいね。

ライター 整理収納アドバイザー七尾亜紀子

夫と男の子2人の4人家族で、築10年3LDKの持ち家マンションで暮らしています。
ワーキングマザーとして家事と育児に奮闘する中、次男の育休中に家の片付けに没頭し、その効果に感動して整理収納の魅力にはまり、一念発起して2017年に整理収納アドバイザー1級の資格を取得。
そして2018年7月より整理収納・時短家事コンサルティングサービス「LIFE WITH」を立ち上げ独立・起業する。もとは片付けや家事が苦手だったが、時間のない中でも理想の部屋作りを叶えた「整理収納テクニック」、「時短家事テクニック」を綴った記事が人気となり、自身のブログ「ワーキングマザー的整理収納&北欧インテリア」は月間200万PVを突破するほどに。著書はもちろん、TVなど多方面で活躍中。

この記事を書いた人
インテリア雑貨のひなたライフ

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