夏バテやシミ・シワ対策に!管理栄養士おすすめ「赤い野菜スムージー」簡単レシピ

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、3人の子育てをするママであり、管理栄養士のカベルネmamaです。

ここでは、夏バテ予防と美肌に効く簡単レシピを紹介します!

紫外線やストレスで増える活性酸素がシミ・シワの原因に!

夏は強い紫外線や暑さによるストレスなどで他の季節よりも活性酸素が増加しやすい季節です。活性酸素は身体の中で酸素を使う際に必然と出てきてしまうもので、一定量以上に増加してしまうと細胞を酸化させてしまうため身体のさまざまな老化につながってしまいます。

老化の1つがシミ・シワ。活性酸素を増加させないためには、身体の抗酸化力が重要になってきます。抗酸化力は加齢とともに低下してしまいますが、抗酸化作用の高い食材を食べることで抗酸化力を高めシミ・シワを予防することにつながります。

「抗酸化作用」の高い食材で、夏バテ予防と美肌を目指そう!

抗酸化作用の高い栄養素はビタミンA(β-カロチン)・ビタミンC・ビタミンE、合わせてビタミンACE(エース)とも呼ばれる代表的な抗酸化作用のあるビタミンです。

ビタミンA(β-カロチン)はレバーや人参・モロヘイヤ、ビタミンCは赤ピーマンやキウイフルーツ・レモン、ビタミンEはアーモンドやオリーブオイル・西洋かぼちゃなどに多く含まれています。

ビタミンA・Eは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に取ることで吸収率が上がります。ビタミンCは水溶性ビタミンなので、煮たり茹でたりすると煮汁に流れ出てしまうため生で食べるのがオススメです。

活性酸素は疲労原因にも…美肌・夏バテ予防を手に入れよう

さまざまな要因で増加してしまう活性酸素ですが、最近この活性酸素が疲労蓄積の原因にもなっていることが明らかになりました。FF(ファティーグ ファクター)と呼ばれるタンパク質の一種が疲労の原因に。FFは活性酸素の増加によって発生してしまうため、活性酸素を増加させないことが疲労蓄積を予防することにつながります。疲労を蓄積することで夏バテにつながり、ひいては熱中症の原因にもなるため活性酸素を増加させないことが熱中症予防にも。抗酸化作用の高い食材で夏バテ予防と美肌を手に入れましょう。

「赤い野菜のスムージー」の材料

  • 赤ピーマン(赤パプリカでもよい)……150g(2個くらい)
  • ミニトマト……70 g(10個)
  • 種なし葡萄(皮つき)……90g(10個)
  • オリーブオイル……小さじ1
  • 水……100cc

「赤い野菜のスムージー」の作り方

①ミニトマトはよく洗って、冷凍庫で凍らせておきましょう。

②種なし葡萄もよく洗い、皮つきのまま冷凍庫で凍らせておいてください。

③赤ピーマンは一口大にカット。

④材料全てをブレンダーで撹拌(かくはん)すれば完成!!

抗酸化作用の高い食材はいろいろありますが、今回は赤ピーマン・ミニトマト・葡萄を使ったスムージーです。

赤いスムージーはトップクラスの抗酸化作用

赤ピーマンのビタミンC含有率は野菜トップクラス!ビタミンCやビタミンEは緑・黄色よりもはるかに多いのでピーマンを食べる時は赤色を食べましょう。また、ミニトマトは普通のトマトよりも2倍近くのビタミンCとビタミンA(β-カロチン)が。さらに、葡萄の皮にはアントシアニンというファイトケミカルが含まれています。このファイトケミカルにも強い抗酸化作用があるためより活性酸素の増加を防いでくれる効果があります。

美味しくて身体にもよいスムージー、火も使わず手軽にできます。この暑い夏だからこそ作ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
管理栄養士ライター
カベルネmama

管理栄養士の資格を取得した後、保育園にて献立作成や食育を担当していました。
現在は3人息子の育児をしながらレシピ記事作成の仕事をしています。料理を作ること・食べることが大好きです。子どもがまだ小さいので、栄養たっぷりで簡単に作れ、子どもたちが喜んで食べてくれるものを日々考案して作っています。食生活アドバイザー2級も保有。

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