日本の伝統食の"アレ"で「くしゃみ・鼻水が出にくくなる!?」医師監修【花粉症対策に食べてほしいもの】話題の"酪酸菌"レシピ2選!

  • 2026年02月22日公開

【医師監修】学会で話題の花粉症対策!?ぬか漬けにも含まれる"酪酸菌"に大注目!「くしゃみ・鼻水が出にくくなる!?」

こんにちは!花粉シーズンはボーッと過ごしがちなヨムーノライターのたすくです!

花粉症シーズンは、外から花粉を防ぐ工夫が大切。
でも実は、専門医の視点では「体の内側=腸」から整えることも、対策のひとつとして注目されています。
そして、花粉症対策で今ホットなトレンド"酪酸菌(らくさんきん)"をご存知でしょうか?

今回の記事では、専門医へのインタビュー内で教えてもらった「花粉症対策の酪酸菌を意識したレシピ2選!」をご紹介します。

今日から真似できるので、花粉症対策で話題の酪酸菌を“食事から意識したい人”は必見ですよ!

花粉症対策で注目の「酪酸菌」教えてくれたのは

腸内細菌学研究の第⼀⼈者。
腸内細菌、⾷物繊維と健康⻑寿の関係など、⻑年 腸内細菌を研究している。
腸内細菌学、抗加齢医学、消化器病学を専⾨。2023年には「ガットフレイル」 という概念を提唱。
胃腸の機能低下と病気のリスクの関連について研究する「⽇本ガットフレイル会議」を設⽴している。
⼀般社団法⼈ ⽇本ガットフレイル 会議理事⻑、⽇本潰瘍学会理事⻑。

「酪酸菌」とは?

Q:そもそも「酪酸菌」って、何者なんですか?

内藤先生:
「酪酸菌」は、その名のとおり“酪酸”という物質を作り出す菌のことです。
実はこの酪酸が、大腸にとってはメインのエネルギー源なんですね。

酪酸菌は今、花粉症対策として最も注目されているものの一つでしょう。

Q:乳酸菌とかビフィズス菌は聞きますけど…酪酸菌も同じ善玉菌?

内藤先生:
そうですね。酪酸菌も善玉菌の仲間です。
最近は医学界でも注目されていて、「長寿菌」と呼ばれることもあります。
腸内環境を整えるだけじゃなく、全身の健康を支える“縁の下の力持ち”のような存在だと思ってください。

Q:花粉症と、腸内細菌ってつながるんですか?

内藤先生:
花粉症は、本来は無害な花粉に対して免疫が“暴走”して攻撃してしまうことで起こります。
酪酸菌が作る酪酸には、免疫細胞の一種であるT細胞が、免疫の暴走にブレーキをかけるタイプの免疫細胞(制御性T細胞)へ成長することを促す役割があるんです。
その結果として、過剰な免疫反応や炎症を抑え、鼻炎などの症状を緩和する可能性があると考えられています。

酪酸菌(らくさんきん)を意識したレシピ2選【花粉症対策】

Q:じゃあ、酪酸菌を食事で取り入れるなら、何を食べたらいいですか?

内藤先生:
実は、酪酸菌が含まれている食品はかなり少ないんです。
身近なものだと、日本の伝統食の 「ぬか漬け」に入っているとされています。

Q:なるほど…ぬか漬け。食べ方にポイントはありますか?

内藤先生:
「ぬか漬け」は加熱せずにそのまま食べることで、生きた菌を腸に届けることができます。
ただ、塩分面には気を付けながら、食卓に取り入れてほしいですね。

Q:ぬか漬けって、そのまま食べる以外にもアレンジできます?

内藤先生:
もちろんです。花粉症対策の酪酸菌を意識したレシピを2つ、ご紹介しますね。

花粉症対策"酪酸菌"レシピ①「ぬか漬けと大根とわかめのサラダ」

□材料(2人分)

  • ぬか漬け(きゅうり、にんじんなど)...約100g
  • 大根...長さ4cm程度(約100g)
  • 乾燥わかめ...大さじ1
  • ごま油...大さじ1
  • しょうゆ...小さじ1
  • 酢...小さじ1
  • きび砂糖...ひとつまみ
  • いりごま...大さじ1/2
  • 一味唐辛子...適宜

□作り方

  1. 乾燥わかめを水(分量外)で戻し、食べやすい大きさに切る。
  2. 大根の皮をむき、線維に沿って粗めの千切りに。
  3. ぬか漬けはひと口大に切る。
  4. ボウルに1~3の具材を入れ、ごま油、しょうゆ、酢、きび砂糖、いりごまを加えざっくりと混ぜ、味を調える。
  5. 器に盛り、適宜一味唐辛子をトッピング。

※【ワンポイント】じゃこ(大さじ1)を加えると、より旨味がアップします。

花粉症対策"酪酸菌"レシピ②「もち麦入り 味噌風味キムチチゲ」

□材料(2人分)

  • もち麦...大さじ2
  • ごま油...大さじ1
  • 豚こまぎれ肉...100g
  • 水...600ml
  • 鶏がらスープの素...小さじ2
  • キムチ...100g
  • 絹ごし豆腐...150g
  • きのこ(しめじやえのきなど、お好みで)...50g
  • 味噌...大さじ2
  • しょうゆ...小さじ1/2
  • コチュジャン...適宜

□作り方

  1. 鍋にたっぷりの水(分量外)を入れて沸騰させ、もち麦を入れる。
  2. ふつふつする程度になったら火を弱め、時々かき混ぜながら15~20分、好みの硬さになるまでゆでる。
  3. ざるにあげ、ぬめりを軽く洗い流し水気をきっておく。
  4. 豆腐は皿に置き、さらに上から皿などで重しをして10分ほどおき、水をきっておく。
  5. 好みのきのこは石づきや軸をカットしておく。
  6. 鍋でごま油を熱し、豚こまぎれ肉を炒める。肉の色が変わったらスープ用の水と鶏がらスープの素を入れる。
  7. 沸騰したら火を弱めてキムチ、好みのきのこ、豆腐、1のもち麦を加え、3~4分ゆでる。
  8. 味噌としょうゆを足し、味を調える。

レシピについて

レシピ考案者 / 門司紀子さん
※酪酸菌大百科(アリナミン製薬)より

酪酸菌(らくさんきん)を効率的に摂取するコツは?【花粉症対策】

Q:結局、いちばん大事な“取り入れ方のコツ”って何ですか?

内藤先生:
ポイントはシンプルで、「酪酸菌そのもの」と「酪酸菌のエサ」を両方とることです。

酪酸菌そのものは、身近な食品だとぬか漬け。
そしてエサになるのが発酵性食物繊維で、例としてもち麦、海藻、キウイフルーツ、ごぼう、人参、豆類などがあります。

Q:酪酸菌そのもの+食物繊維、の“二刀流”ですね。

内藤先生:
そうです。「発酵性食物繊維で菌を育てる」「ぬか漬けなどから酪酸菌そのものを摂取する」。
この両輪で腸を内側から強くして、花粉症シーズンを少しでもラクに過ごしていきたいですね。

Q:ほかに何か酪酸菌摂取のポイントはありますか?

内藤先生:
酪酸菌が含まれる食品は「ぬか漬け」くらいしかありませんので、そんな時は、酪酸菌が入った整腸剤(プロバイオティクス)を利用するのも賢い選択肢です。
乳酸菌と一緒に摂ると、さらに良い腸内環境改善が期待できます。

まずは毎日の食事で「食物繊維」を意識しつつ、「ぬか漬け」もたまに取り入れながら足りない分は整腸剤などで酪酸菌を補う。
この基本を大切にして、花粉シーズンを元気に乗り切っていきましょう!

花粉症対策の新トレンド「酪酸菌レシピ」試してみて!

今回の記事では、専門医へのインタビュー内で教えてもらった「花粉症対策の酪酸菌を意識したレシピ2選!」をご紹介しました。

花粉症対策は、外から花粉を防ぐ工夫だけでなく、腸を整える“内側ケア”も意識したいところ。
酪酸菌を食事で取り入れるなら、ぬか漬けは加熱せずにそのまま、そして発酵性食物繊維(もち麦など)で腸内細菌を育てるのがポイントです。

まずは今回の2品から。サラダで手軽に、チゲでしっかり。
できそうな方から、今日のごはんに混ぜてみてくださいね。

この記事を書いた人
Webライター
たすく

会社員とWebライターを両立させる「たすく」です。ヨムーノでは、毎日の中で見つけた「生活を楽しむネタ」を皆さんと共有できたら嬉しいと思ってます(^^)/仕事は常に”楽しみながら面白く”を心がけています。どこまででも取材に行くフットワークの軽さが自慢です。お仕事依頼のメール募集中です!tasukusan1984@yahoo.co.jp

グルメ コンビニ

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ