"飲み忘れ問題"もスッキリ解決!5人家族が本当に使いやすい「くすり箱」プロ直伝!収納術

  • 2023年10月04日更新

こんにちは、整理収納アドバイザーのnami sasakiです。

暮らしの中の収納は、時々見直すことが必要。

例えば、赤ちゃんが生まれたら危険なものは手が届かない場所に。
大きくなったら今度は、子どもの使いやすい高さの場所に。

家族のライフスタイルに合わせて、収納の仕組みは変えた方がいいし、その方が暮らしがぐっと楽になることが多いのです。

結婚して2人暮らしから、家族が増え5人暮らしになった我が家。

ここまでの暮らしで最も収納に変化があったのは、「くすり箱」。
くすりの収納は、わが家の収納見直し計画の中でも、見直しの機会が多かったものです。

今日は、そんなわが家の「くすり箱」のかたちをご紹介します。

※本ページはプロモーションが含まれています。

子どもの成長に応じて変わるくすり箱

子どもが小さいうちは、目を離した隙の誤飲事故を防ぐために、くすり箱は目につかない場所にひっそりと収納していました。

しかし子どもたちが大きくなって、遊び盛りになりケガをすることが多くなってからは、消毒液や塗り薬、絆創膏の使用頻度がグンと上がるように。
また、冬の時期は、次から次に風邪をひくこともあり、どんどん容量オーバーになっていくくすり箱。

これまでの収納では追い付かなくなりました。

なんとかコンパクトにするために悩んだ結果、期限が切れたものを処分し、用途によって分類。
外用薬と内服薬をしっかり分け、管理がしやすい収納を徹底することに。

もっと成長して、自分で絆創膏を貼るようになった今は、リビングのいつでも手が届く位置が外用薬の定位置になっています。

テレビボードの引き出しを「くすり箱」に

リビングのいつでも手が届く場所に外用薬を置くことにより、子どもたちが自分で手当てをできるようにしています。

末っ子が小さくてまだイタズラしてしまう時期は、絆創膏を無我夢中に剥がし放題だったので、「これは片付けてもキリがない……」と、ここには何も置かないようにしていたこともあるのですが、今は末っ子も3歳。

しっかり分かるようになってきたので、ここがすっかり定位置に。
上の子たちも自分で処置できるようになって助かっています。

内服薬の収納

飲み薬は水と一緒に飲むものなので、キッチンの近くに収納しています。

自分の調子が悪い時、すぐに取り出せる場所。
子どもに飲ませる時に、ゼリーなどと一緒に飲ませること。
それに、なんとなく湿布や消毒液とは別がいいなーと思うことから。

処方箋の保管

処方箋で受け取る薬は、もとの処方箋袋から取り出し、ひとつひとつちぎってコンパクトに収納しています。

ケースに症状別に用法・用量・使用期限をしっかり記入しておけば、間違うこともありません。
体調に応じて持ち運べるのでおすすめです。

子どもの粉薬は保存袋に。空気を抜いてスリムに保管できます。
ここにも用法・用量・期限を忘れず記入。

薬の飲み忘れ防止に

子どもが病気になった時、「必ず飲み切ってください」と渡される処方箋。
元気になり始めてくると、つい忘れてしまうんですよね……。

毎日食事の度に必ず開ける冷蔵庫に入れると、飲み忘れがなくなりました。 ひとつ一ひとつ切り離して、飲みやすく収納。

使い道のなかった冷蔵庫の引き出しに、取り出しやすく収めています。
冷蔵庫はゼリーなど混ぜこむものと同じ場所。
一緒に入れておくことで支度もスムーズに!

紙コップに1回分ずつ、の収納方法も。
飲み終わるとポイッと捨てることができるので、飲み終えた達成感が好きです。

塗り薬の収納

皮膚科などでもらうことの多い塗り薬。
余ったものをため込んでおくと、どこに塗るのか、どの症状なのか、紛れて分かりにくくなってしまいがち。

そこで、薬そのものに用法を書き込み、その後も使えるように保管しています。
ごちゃごちゃにならないように、見やすく取り出しやすく、種類別に仕分けて収納。

同じものがいくつもあって、どれを開封したのか迷わないように、クリップで印を。
中身が減ってきた時も、端をくるくるっと丸めてクリップで止めると、出しやすいんです。

子どもの成長に応じて、迷いながら変化してきた我が家のくすり箱。
これからは新たに、湿布やテーピングがたくさん増えていく予感。

どんなふうに収納すれば、子どもたちの「自分でやる力」になるのか、散らからない仕組みになるのか、実験はさらに続きそう。

みなさんの暮らしの中でもフィットしそうな収納方法があれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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