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ドラマ出演多数の豪邸を調べてみた。

  • 2021年03月22日更新

資産総額が何億円、何十億円という超お金持ち。私たち一般市民からすると、「そんな人ほんとにいるの?」と言いたくなるようなセレブが、ドラマにはよく登場します。当然ドラマに出てくるその人たちの家も豪邸ばかりです。いったいどのような建物が使われるのでしょうか?

豪邸の大本命!お城といえばここ

豪邸の中でも大本命といえば、お城ということになるでしょう。日本国内に和風のお城はたくさんありますが、西洋風のお城としては、群馬県吾妻郡高山村のロックハート城がよくドラマに登場します。1829年にウィリアム・ロックハート伯爵によってイギリスで建築された本物のお城で、1987年から1993年まで、6年もの歳月をかけて日本へ移築されました。「大理石村」という石のテーマパークの一部となっており、敷地内には石造りの教会などを含め、中世ヨーロッパの街並みが再現されています。「相棒」(テレビ朝日)、「怪物くん」(日本テレビ)、「金田一少年の事件簿」(日本テレビ)など、誰もが知る名作に多数登場してその世界観を支えてきた、影の名役者です。観光施設ともなっているので中を観光することもできますし、NPO法人「地域活性化支援センター」による恋人の聖地の選定を受けています。結婚式場として利用することも可能。本物のヨーロッパのお城で結婚式を挙げられるなんて、一層お姫様気分が味わえそう。ちなみに撮影用に建物を借りるときの料金は、静止画か動画かによって異なり、1時間2~3万円で借りることができます。

憧れの洋館もドラマに登場

お城までいかなくても、ドラマの中の瀟洒な洋館や、豪華なマンションに憧れたことがある人は多いはず。洋館としてよくドラマに登場する茨城県牛久市の「シャトーカミヤ牛久」は、日本初のワイン醸造施設です。三河国出身の実業家・神谷伝兵衛(1856年 - 1922年)によって1901年から1903年にかけて建築され、2008年に国の重要文化財に指定されました。現在も醸造場でありながら、「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」(フジテレビ)や、「JIN-仁-」(TBS)、「ナサケの女~国税局査察官~」(日本テレビ)などに登場しています。同じく洋館としては東京都港区白金台の「旧渡辺甚吉邸」も活躍。スリランカ大使館として使われたこともある建物で、「ギルティ 悪魔と契約した女」(フジテレビ)や、「BOSS」(フジテレビ)、「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(テレビ朝日)などに登場しています。このほかにも日本には、ドラマに登場する豪邸がまだまだたくさんあります。ロケに使われる建物やマンションの部屋には製作会社が保有しているものや、借りやすい条件が整っているものが多いため、何度もロケに使われることがあるようです。ドラマを観ながら、「あれ、ここ見たことあるかも?」と感じる方もいるかもしれませんね。

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