敬老の日のメッセージ例文|孫・子ども・義父母別の一言集
- 2026年09月19日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
敬老の日にカードやLINEで一言添えたいのに、いざ書こうとすると手が止まってしまうことはありませんか。実の親か義父母か、遠方の祖父母か施設にいる祖父母かで、ちょうどいい言葉づかいはずいぶん変わります。「いつまでもお元気で」と書きかけて、相手の体調を考えて消してしまった経験がある方も多いはずです。
本記事では、相手別にそのまま使える短い文例や、避けたほうがいい言葉の言い換え、絵文字を使っていい場面の目安をまとめました。
自分の状況に合う文例を選んで少し手直しするだけで、数分で気持ちの伝わる素敵なメッセージが仕上がります。
孫から祖父母への敬老の日メッセージ例文
孫からの言葉は、うまい文章である必要がまったくありません。年齢に合った素直な一言のほうが喜ばれます。ここでは未就学児と小学生に分けて、子どもが自分で書ける長さの文例を紹介します。
未就学児から贈る一言
ひらがなで書ける短さが基本です。文字を書くのが難しい年齢なら、大人が薄く下書きしてなぞらせる、または子どもが言った言葉をそのまま大人が代筆して「〇〇ちゃんが言いました」と添える形でかまいません。
- おじいちゃん おばあちゃん だいすき
- いつも あそんでくれて ありがとう
- また いっしょに こうえん いこうね
- おばあちゃんの ごはん おいしいよ
- また あそぼうね やくそく
- あえるのを たのしみに してるね
絵を描くスペースを大きくとって、文字は一行だけ。似顔絵に「おじいちゃん」と名前を書き添えるだけでも、立派なメッセージカードになります。
小学生から贈る一言
低学年なら二文、高学年なら三文程度が書きやすい分量です。「ありがとう」だけで終わらせず、具体的な出来事を一つ入れると、ぐっと気持ちがこもります。
- おじいちゃん、夏休みに虫とりに連れて行ってくれてありがとう。またいっしょに行きたいです。
- おばあちゃんのつくるカレーが世界で一番好きです。今度作り方を教えてください。
- この前教えてもらった折り紙、学校で友だちにも教えたよ。すごいねって言われました。
- 運動会でリレーの選手になれました。応援に来てくれてうれしかったです。
- いつも手紙をありがとう。ぼくも返事を書くのが楽しみです。
- こんど遊びに行ったら、いっしょにトランプをしようね。約束です。
「何を書けばいいかわからない」と子どもが固まったら、「おじいちゃんと何をしたのが楽しかった?」と聞いてみてください。その答えをそのまま文にすれば、それが一番いいメッセージになります。
子ども(実の親)から贈る敬老の日メッセージ例文
実の親には、かしこまった敬語よりも普段の話し言葉に近いほうが自然に届きます。孫の様子を一行入れると、それだけで読み手の表情がやわらぐのが実の親向けの定番です。
- いつも子どもたちをかわいがってくれてありがとう。おかげで毎日助かっています。
- この前預かってもらった日、帰ってきた娘がずっとおばあちゃんの話をしていました。
- 自分が親になってみて、育ててもらったありがたさがよくわかりました。
- 忙しくてなかなか顔を出せないけれど、いつも感謝しています。来月には帰ります。
- 今年もささやかですが送ります。二人で分けて食べてね。
- 父さんの好きなお茶を選びました。ゆっくりする時間に飲んでください。
照れくさくて「ありがとう」が書きにくければ、「助かっています」「頼りにしています」に置き換えると手が動きます。感謝は一つに絞り、あとは近況を書くくらいでちょうどいい分量です。
義父母に贈る敬老の日メッセージ例文
義父母には、丁寧すぎて他人行儀にならない程度の敬語が無難です。距離感に迷ったら、感謝と近況を一文ずつ、合計二〜三文にまとめると失礼になりません。
- いつもあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
- 先日はお野菜をたくさんありがとうございました。家族みんなでおいしくいただきました。
- お義母さんに教えていただいた煮物、我が家の定番になりました。また教えてください。
- 子どもたちが「おじいちゃんに会いたい」と話しています。近いうちに顔を見せに伺います。
- いつも子育てを気にかけてくださり、心強いです。ささやかですが気持ちをお送りします。
- 季節の変わり目ですので、どうぞご無理なさらずお過ごしください。
敬語のレベルで迷うなら、「〜してくださり、ありがとうございます」を軸にすると硬すぎず崩れすぎません。「二人からです」と配偶者の名前を添えると、受け取る側も気が楽になります。
離れて暮らす祖父母に贈るメッセージ例文
遠方だと「会いに行けていない」という後ろめたさが先に立ちますが、謝罪から始めると相手も気をつかいます。会えない事実にはさらっと触れ、近況と再会の予定を書くほうが明るく読めます。
- なかなか会えませんが、いつも元気にしていますか。こちらは家族そろって変わりなく過ごしています。
- 写真を同封しました。息子はこの春から自転車に乗れるようになりました。
- 年末には帰省する予定です。会えるのを家族みんな楽しみにしています。
- 電話だと話しきれないので手紙にしました。声も聞きたいので、また週末にかけますね。
- そちらは涼しくなってきましたか。こちらはまだ暑い日が続いています。
- 離れていても、いつも気にかけてもらっているのが伝わっています。ありがとうございます。
写真は一枚あるだけで、文章の量を補って余りあります。スマートフォンの写真はコンビニのマルチコピー機で数十円からプリントでき、カードに貼るだけで手作り感が出ます。
施設にいる祖父母に贈るメッセージ例文
施設で暮らす祖父母には、体調や生活のことを細かく聞くより、こちらの近況と「気にかけている」という事実が伝わる内容が向いています。読み上げてもらう可能性も考え、短く、大きな字で書くのがコツです。
- おばあちゃん、こんにちは。今日は敬老の日なので、手紙を書きました。
- ひ孫の写真です。名前は〇〇といいます。だいぶ大きくなりました。
- また会いに行きますね。それまで、ごはんをおいしく食べてくださいね。
- 子どものころ、よく縁側で一緒におやつを食べたのを覚えています。
- おじいちゃんの笑った顔を思い出すと、こちらまで元気が出ます。
- いつもありがとう。会えるのを楽しみにしています。
ひらがなを多めにして、太めのペンで大きく書くと読みやすくなります。長い文章より、写真と数行の言葉のほうが繰り返し眺めてもらえます。面会や差し入れの可否は施設ごとにルールが違うので、送る前に確認しておくと安心です。
職場やご近所づきあいで使う一言メッセージ例文
家族以外に贈る場合は、年齢に触れすぎないことが第一です。「敬老」という言葉自体を前面に出さず、日ごろのお礼として伝えると角が立ちません。
- いつも気にかけてくださりありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
- 日ごろのご厚意に感謝しております。季節の変わり目、どうぞご自愛ください。
- ご近所付き合いに不慣れな我が家をいつも助けていただき、感謝しています。
- 先輩のお話にはいつも学ばせていただいています。これからもご指導よろしくお願いします。
- お庭のお花、今年もきれいですね。いつも楽しませていただいています。
職場では、相手が「敬老」という区分けを望んでいないこともあります。現役で働いている世代に敬老の日として贈り物をすると気を悪くさせる場合があるため、行事にひもづけず日常のお礼として伝えるほうが安全です。
敬老の日メッセージで避けたい言葉と言い換え
よかれと思って書いた言葉が、相手の状況によっては重く響くことがあります。全部を気にする必要はありませんが、次の二つだけは押さえておくと安心です。
「いつまでもお元気で」が刺さることがある理由
定番の締めくくりですが、通院中だったり、思うように体が動かなくなっていたりする相手には「元気でいなければ」という要求に聞こえることがあります。健康な相手には問題のない言葉なので、迷ったら相手の今の状況で判断してください。気になる場合は、相手に努力を求めない形に言い換えます。
- 「いつまでもお元気で」→「またゆっくり会える日を楽しみにしています」
- 「これからも長生きしてね」→「これからも一緒に過ごせる時間が楽しみです」
- 「ずっと若々しくいてください」→「お会いするたびに元気をもらっています」
- 「無理せず頑張ってください」→「どうぞご自身のペースでお過ごしください」
コツは、主語を相手の努力からこちらの気持ちに移すことです。「元気でいてね」ではなく「会えるのが楽しみ」と書けば、負担をかけずに同じ思いが伝わります。
老い・病気を連想させる言葉の避け方
年齢や衰えを直接指す表現は、本人が気にしている場合に刺さります。「年なんだから休んで」といった言い方は、いたわりのつもりでも線を引かれたように感じさせることがあります。
- 年齢を数える表現(「もう80歳ですね」「お年なので」)は入れない
- 「老後」「介護」「終活」など、この先の不安を思い出させる言葉は避ける
- 「まだまだ現役ですね」も、人によっては働き続けることを求められたように感じる
- 「これで最後かもしれないから」といった別れを連想させる前置きは書かない
迷ったときの安全な型は「感謝+具体的な思い出+また会いたい」の三点です。この形なら、相手の年齢にも健康状態にも触れずに、気持ちだけを伝えられます。
絵文字やLINEスタンプは使ってもいい?相手別の目安
結論から言えば、実の親や普段からLINEでやり取りしている祖父母には使って問題ありません。判断に迷うのは義父母や職場の相手ですが、これも「相手が普段使っているかどうか」で決めれば失敗しません。
- 実の親・普段LINEでやり取りする祖父母:絵文字もスタンプもOK。相手が使う種類に合わせると自然
- 義父母:相手からのメッセージに絵文字があれば使う。なければ文末に一つ程度にとどめる
- 施設にいる祖父母:手紙が中心になるため、絵文字よりシールやイラストのほうが伝わる
- 職場・ご近所:使わない。文章だけで整えたほうが失礼になりにくい
使うなら、花や太陽のように意味がはっきりした絵文字を一つ二つ添える程度が、やわらかく見えて失敗しません。スタンプだけを送って終わりにすると事務的に見えるので、短くても文章を添えてから送ってください。
【豆知識】2026年の敬老の日はいつ?連休や十五夜も
敬老の日は9月の第3月曜日で、2026年は9月21日(月)です。カードを郵送するなら、少し早めの準備が必要になる年でもあります。
2026年は9月21日(月)の敬老の日と、9月23日(水)の秋分の日にはさまれた9月22日(火)が「国民の休日」となり、9月19日(土)から23日(水)までの5連休になります。連休中に帰省を予定している場合は、郵便物より直接手渡しのほうが早いこともあります。逆に郵送する場合は、連休で配達が立て込むことを見込んで、17日ごろまでに投函しておくと安心です。
国立天文台によると、2026年の中秋の名月(十五夜)は9月25日(金)です。連休が明けてすぐなので、会えなかった場合はお月見を口実にもう一度電話をかける、という二段構えもできます。子どもには「おじいちゃんおばあちゃんに『ありがとう』を言う日だよ」と伝えて、お月見と一緒にカレンダーへ丸をつけておくと記憶に残ります。
よくある質問
この記事に関してよく寄せられる質問をまとめました。
メッセージはどのくらいの長さが適切ですか?
カードなら二〜三文、LINEなら一〜三行が読みやすい分量です。長さより、具体的な出来事が一つ入っているかどうかが伝わり方を左右します。「ありがとう」だけの一文でも、そこに「この前の〇〇、うれしかったです」が加わると印象が変わります。
プレゼントがなくてメッセージだけでも失礼になりませんか?
失礼にはなりません。手書きのカードや電話だけでも十分に喜ばれます。品物選びに時間をかけて当日を過ぎるより、当日に短い言葉が届くほうが気持ちは伝わります。
敬老の日を過ぎてしまったら、メッセージは送らないほうがいいですか?
送ってかまいません。「遅くなってごめんね」と一言添えれば問題ありません。長々と言い訳を書くとかえって気をつかわせるので、謝罪は一文にとどめ、あとは感謝と近況にあてるのがおすすめです。
義父母には夫(妻)に書いてもらったほうがいいですか?
連名で送り、一言だけ自分の言葉を添える形が扱いやすい方法です。全文を配偶者に任せると事務的になりがちで、逆に自分だけが書くと相手が恐縮することもあります。「〇〇(配偶者)と二人からです」と書き添えるだけで、無理のない距離感になります。
子どもが字を書けない年齢のときはどうすればいいですか?
子どもが言った言葉を大人が書き取り、「〇〇が言っていました」と添える形で十分です。手形やシール貼り、クレヨンの絵など、子ども自身の手が入っている部分が一か所あれば、それが一番喜ばれる要素になります。
まとめ|相手に合った敬老の日のメッセージを贈ろう
敬老の日のメッセージは、うまく書こうとするほど手が止まります。相手に合ったカテゴリから一つ選び、自分の言葉を少し足すだけで十分です。
- 孫からは短くていい。具体的な思い出を一つ入れると伝わる
- 実の親には話し言葉で、義父母には「〜してくださり、ありがとうございます」を軸に
- 遠方・施設の相手には、謝罪よりも近況と写真を
- 「いつまでもお元気で」が気になるときは「また会えるのが楽しみです」に言い換える
- 絵文字は相手が使っているかどうかで判断する
- 2026年の敬老の日は9月21日(月)。9月19日から23日までの5連休にあたる
まずは相手の顔を一人思い浮かべて、文例を一つ選んでみてください。そこに「この前の〇〇、ありがとう」を足せば、もう完成です。かける時間は数分でも、受け取った側は何度も読み返します。気負わずに、いつもの言葉で送ってください。
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