盆踊りの曲・定番一覧|東京音頭・炭坑節から子ども向け・最新曲まで

  • 2026年08月05日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

町内会やPTA、保育園などで盆踊りの選曲を担当することになり、「みんなが知っていて盛り上がる曲はどれだろう」と悩んでいませんか?参加者の年齢層が幅広いからこそ、全員が楽しめる曲選びは意外と難しいものです。

本記事では、絶対に外せない「東京音頭」や「炭坑節」といった二大定番曲をはじめ、子どもが喜ぶキャラクターソング、マツケンサンバⅡなど場が華やぐ最新曲まで世代別に厳選してご紹介します。踊りやすさやYouTubeでの探し方、当日の準備のコツまでまとめて解説していますので、ぜひ選曲の参考にしてください!

まず押さえたい盆踊りの二大定番|東京音頭と炭坑節

選曲で迷ったら、まずはこの2曲から決めてしまうのが正解です。「東京音頭」と「炭坑節」は世代を問わず知名度が高く、踊りもシンプル。この2曲さえプログラムに入れておけば、会場全体が自然と輪になって踊り出します。

東京音頭|全国どこでも通じる王道中の王道

「東京音頭」は1933年に発表された、盆踊りの代名詞とも言える一曲です。名前に「東京」と付いていますが、いまや東京に限らず全国の盆踊り会場で流れる定番中の定番。テンポがゆったりしていて振り付けも覚えやすく、両手を上げて「ヨイヨイ」と合いの手を入れる動きは、初めての人でも数回見れば真似できます。プロ野球・ヤクルトスワローズの応援歌としても知られているので、若い世代にも意外となじみがあります。「どれか1曲だけ」と言われたら、まずこれを選んでおけば失敗しません。

炭坑節|「月が出た出た」でおなじみの定番

「月が出た出た 月が出た」の歌い出しで誰もが口ずさめるのが「炭坑節」です。もともとは福岡県の炭鉱で歌われた民謡で、石炭を掘る仕草を取り入れた振り付けが特徴。手前で石炭を「掘って」、肩の後ろへ「担いで」、「押して」、最後に灯りを見るように手をかざす——この一連の動きが分かりやすく、子どもからお年寄りまですぐに覚えられます。東京音頭と並んで知名度が非常に高いので、この2曲は迷わずセットで入れておきましょう。

この2曲を最初に流せば間違いない理由

盆踊りの選曲で一番怖いのは、「誰も知らない曲を流して輪ができない」という事態です。その点、東京音頭と炭坑節はどの世代にも浸透しているため、曲がかかった瞬間に人が集まりやすい。振り付けもシンプルで、見よう見まねですぐ踊れます。まずこの2曲で場を温めてから、後述する子ども向けや最新曲へつなげると、プログラム全体が自然な流れになります。「とりあえず何を入れればいい?」への答えは、この2曲です。

全国で親しまれる王道の盆踊り曲・音頭一覧

二大定番に加えて、地域に根ざした音頭を1〜2曲混ぜると、盆踊りらしい雰囲気がぐっと増します。ここでは全国で親しまれている代表的なご当地音頭を紹介します。お住まいの地域にゆかりのある曲があれば、優先して選ぶと参加者にも喜ばれます。

北海盆唄(北海道)

北海道を代表する盆踊り歌で、「ハアー 北海名物 数々あれど」の力強い歌い出しが印象的です。テレビ番組のオープニングにも使われていたため、北海道以外の人にも耳なじみがあります。ゆったりとした大らかなリズムで、輪になって踊るのにぴったり。北日本のイベントでは鉄板の一曲です。

花笠音頭(山形)

山形の花笠まつりで知られる「花笠音頭」は、花笠を手に見立てて回す華やかな振り付けが魅力です。「ヤッショ、マカショ」の掛け声が特徴で、テンポよく明るいので会場が一気に華やぎます。実際の花笠がなくても、手で笠を回す仕草だけで十分に様になるのも選びやすいポイントです。

秋田音頭・ドンパン節(秋田)

秋田には歯切れのよい「秋田音頭」と、軽快な「ドンパン節」という2つの人気曲があります。「ドンパン節」は「ドンドンパンパン」という覚えやすいリズムが子どもにもウケがよく、手拍子で参加しやすいのが利点。にぎやかに盛り上げたいときに向いています。

河内音頭・江州音頭(関西)

関西の盆踊りといえば「河内音頭」と「江州音頭」です。どちらも語りのように歌詞が続き、独特のノリで長時間踊り続けられるのが特徴。とくに大阪周辺では圧倒的な定番で、生演奏の櫓が組まれることもあります。関西圏のイベントなら、ぜひ候補に入れたい音頭です。

八木節・郡上おどり など各地のご当地音頭

群馬・栃木の「八木節」は威勢のよい掛け声とスピード感が持ち味で、盛り上げ役に最適。岐阜の「郡上おどり」は夜通し踊る祭りで有名で、「かわさき」など複数の曲調があります。このほか地域ごとに愛される音頭は数多くあります。地元にちなんだ曲を1曲入れるだけで、その土地ならではの盆踊りになります。

子ども・保育園向けの盆踊り曲|幼児でも踊れる人気曲

子どもが多い会場では、キャラクターソングやアニメ曲が欠かせません。幼児でも楽しく体を動かせる曲を選ぶと、親子で参加しやすく、会全体がにぎやかになります。保育園・幼稚園の夏祭りでも定番のジャンルです。

ドラえもん音頭・アンパンマン音頭などキャラクター音頭

「ドラえもん音頭」や「アンパンマン音頭」「おどるポンポコリン」など、子どもが大好きなキャラクターの音頭は鉄板です。振り付けが簡単で、歌を知っている子はすぐにノってくれます。とくに小さい子は、好きなキャラクターの曲がかかるだけで自然と輪の中に入ってくるので、序盤に流すと場が和みます。CDや音源も入手しやすく、保育現場でよく使われています。

アニメ・特撮ソング系(パプリカ・忍たまなど)

近年は「パプリカ」が盆踊りの新定番として全国の園や学校で踊られています。振り付け動画も豊富で、子どもたちがすでに覚えていることが多いのが強み。ほかにも「忍たま乱太郎」の主題歌「勇気100%」や、その年の人気アニメ・特撮ソングを取り入れると、子どものテンションが一気に上がります。旬の曲を1曲入れておくと、今どきの盆踊り感が出ます。

保育園・幼稚園で選ぶときのポイント

幼児向けに選ぶなら、「振り付けが単純」「テンポが速すぎない」「子どもが知っている」の3点を基準にすると失敗しません。全部を新しい曲にする必要はなく、子どもが慣れた定番に旬の1曲を足す程度がちょうどよいバランスです。練習時間が取れない場合は、その場で見て真似できるシンプルな振りの曲を優先しましょう。

盛り上がる最近の盆踊り曲|マツケンサンバⅡ・J-POP・アニソン

王道と子ども向けを押さえたら、会場のボルテージを上げる「盛り上げ枠」を用意しましょう。近年は伝統的な音頭にとらわれず、J-POPや歌謡曲を盆踊りに取り入れる会場が増えています。ラストや中盤の盛り上がりどころに配置すると効果的です。

マツケンサンバⅡ|定番化した鉄板の盛り上げ曲

いまや盆踊りの盛り上げ枠として完全に定着したのが「マツケンサンバⅡ」です。「オーレ!」の掛け声で誰もが手を上げて盛り上がれる高揚感は抜群。振り付けも自由度が高く、細かいことを気にせず体を動かせるので、老若男女みんなで一体になれます。プログラムの終盤に流せば、最高潮のうちに締められる鉄板の一曲です。

アニソン・J-POP系(YMCA・ダンシングヒーローなど)

西城秀樹さんの「YMCA(ヤングマン)」は、両手でアルファベットを作る振り付けが有名で、世代を超えて盛り上がれる定番です。荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」もバブル期を思い出す一曲として人気が再燃し、盆踊りアレンジで踊られています。こうした「みんなが振りを知っている曲」は、練習いらずで一体感を生めるのが魅力です。

昭和歌謡・懐メロで年配層も一緒に楽しむ

参加者に年配の方が多いなら、昭和歌謡や懐メロを1曲入れると喜ばれます。当時流行した歌がかかると自然と手拍子が起き、若い世代とはまた違う盛り上がり方をします。若者向けの新曲だけに偏らず、年配層が「知っている・懐かしい」と感じる曲を意識して混ぜることで、本当の意味で世代みんなが楽しめる盆踊りになります。

曲の探し方・試聴方法|YouTube・音楽配信・CD

選ぶ曲が決まったら、次は音源と振り付けの確認です。いまは無料で試聴・練習できる手段がそろっているので、慌てなくても大丈夫です。用途に合わせて使い分けましょう。

YouTubeで振り付き動画を探して練習する

まずおすすめなのがYouTubeです。「曲名 盆踊り 振り付け」で検索すれば、実際の踊り方を映した動画が数多く見つかります。音と動きを同時に確認できるので、練習用として最適。子ども向けの曲は、園や自治体が公開している振り付け動画も多く、そのまま参考にできます。当日会場でスマホやタブレットに映しながら踊る、という使い方をする園もあります。

Apple Music・Spotifyなどのプレイリストを使う

「盆踊り」「夏祭り」で検索すると、Apple MusicやSpotifyには定番曲をまとめたプレイリストが用意されています。1曲ずつ探す手間が省け、思わぬ定番曲の抜けにも気づけるので便利です。会場で流す場合は通信が不安定になることもあるため、後述のとおり音源は事前にダウンロードしておくと安心です。

CDやダウンロードで音源をそろえる

「盆踊り 定番」といったコンピレーションCDは、東京音頭や炭坑節など王道曲がまとめて収録されていて根強い人気があります。当日の音響トラブルを避けたいなら、配信サービスで購入・ダウンロードしてオフライン再生できる状態にしておくのが確実。通信環境に左右されず流せるので、屋外の会場でも安心です。

選曲・当日準備のコツ|世代バランスとプログラムの組み方

曲がそろったら、あとは並べ方と準備です。ここを押さえておくと、当日バタバタせずスムーズに進行できます。世代バランスと著作権の2点は特に意識しておきましょう。

王道+子ども向け+新曲をどんな比率で組むか

迷ったら、王道の音頭を半分、子ども向けを2〜3割、盛り上げの新曲を1〜2割くらいの比率が組みやすい目安です。序盤は東京音頭・炭坑節で場を温め、中盤に子ども向けやご当地音頭、終盤にマツケンサンバⅡなどの盛り上げ曲を持ってくると、全体に自然な波ができます。参加者の年齢層に合わせて比率を微調整すれば、どの世代も「踊れる曲があった」と満足できます。曲数は30分程度なら5〜6曲を目安に、同じ曲を2周する構成でも十分成立します。

振り付けの覚え方と練習のすすめ方

「振り付けを全部覚えなきゃ」と気負う必要はありません。盆踊りは輪になって前の人を真似しながら踊るのが基本なので、進行役が数人、代表的な振りを覚えておけば十分です。心配なら、事前にYouTube動画で東京音頭と炭坑節の振りだけ確認しておきましょう。この2曲が踊れれば、あとは会場の空気で自然に回っていきます。子ども向けの曲は、当日の朝に一度みんなで軽く練習する時間を取ると安心です。

会場で曲を流す際の著作権・使用許諾の注意

意外と見落としがちなのが、音源を流す際の著作権です。町内会や学校のイベントでも、営利目的や大規模な催しでは著作権の手続きが必要になる場合があります。市販のCDやダウンロード音源を非営利のささやかな会で流す程度なら問題にならないことが多いですが、判断に迷うときは、日本音楽著作権協会(JASRAC)の窓口や自治体の担当部署に事前に確認しておくと安心です。動画を上映・配信する場合は別途注意が必要なので、規模の大きいイベントでは早めに確認しておきましょう。

そもそも盆踊りとは?由来とお盆との関係

選曲がひと段落したら、盆踊りそのものの由来も知っておくと、来場者や子どもへの説明に役立ちます。ちょっとした豆知識があると、司会のあいさつや園での導入にも使えます。

盆踊りの起源と意味

盆踊りは、お盆に帰ってくるとされるご先祖様の霊を迎え、供養して送り出すための行事が起源とされています。平安時代の僧・空也が始めたとされる「踊念仏」が、鎌倉時代に一遍上人によって広まり、やがてお盆の風習と結びついて各地の盆踊りへと発展したと伝えられています。現在では宗教的な意味合いは薄れ、地域の人が集い交流する夏の楽しい行事として親しまれています。

子どもや来場者に説明できる豆知識

子どもに聞かれたら、「盆踊りは、夏に帰ってくるご先祖様を『おかえり』と迎えて、みんなで踊って楽しんでもらう行事だよ」と伝えると分かりやすいでしょう。輪になって踊るのは、内側にご先祖様を迎え入れる形とも言われます。こうした背景をひと言添えるだけで、ただ踊るだけのイベントに深みが出て、来場者にも喜ばれます。

よくある質問

この記事に関してよく寄せられる質問をまとめました。

盆踊りで絶対に外せない曲は何ですか?

「東京音頭」と「炭坑節」の2曲です。どちらも世代を問わず知名度が高く、振り付けもシンプルなので、この2曲を入れておけば会場に自然と輪ができます。まずこの2曲を軸に、地域の音頭や子ども向けの曲を足していくのがおすすめです。

子どもが多い会場では何を流せばいいですか?

「アンパンマン音頭」「ドラえもん音頭」などのキャラクター音頭や、「パプリカ」のように子どもがすでに知っている曲が向いています。振り付けが単純でテンポが速すぎない曲を選ぶと、幼児でも楽しく踊れます。定番に旬の1曲を足す程度がバランスよくまとまります。

盛り上がる曲を1曲入れるなら何がいいですか?

「マツケンサンバⅡ」が鉄板です。「オーレ!」の掛け声で老若男女が一体になれ、振り付けの自由度も高いので細かい練習が不要。プログラムの終盤に流すと、最高潮のうちに締めくくれます。「YMCA」や「ダンシング・ヒーロー」も盛り上げ枠として人気です。

曲は何曲くらい用意すればいいですか?

30分程度の会なら5〜6曲が目安です。同じ曲を2周する構成でも十分成立するので、曲数をむやみに増やす必要はありません。王道を半分、子ども向けを2〜3割、盛り上げの新曲を1〜2割ほどの比率で組むと、どの世代も踊れる曲があるプログラムになります。

盆踊りの曲を流すのに著作権の手続きは必要ですか?

非営利のささやかな会で市販の音源を流す程度なら問題にならないことが多いですが、営利目的や規模の大きいイベントでは手続きが必要になる場合があります。判断に迷うときは、JASRACの窓口や自治体の担当部署に事前に確認しておくと安心です。

まとめ|定番+子ども向け+新曲で世代みんなが踊れる盆踊りに

盆踊りの選曲は、まず二大定番を押さえ、そこに世代別の曲を足していけば、迷わず組み立てられます。選曲を任されて不安だった方も、この記事の一覧を使えば「これを流せば大丈夫」という軸ができるはずです。最後に、押さえておきたいポイントを整理します。

  • まずは東京音頭・炭坑節の二大定番を必ず入れる
  • 地域にちなんだご当地音頭を1〜2曲混ぜると盆踊りらしさが増す
  • 子どもが多いならキャラクター音頭やパプリカなど知っている曲を選ぶ
  • 盛り上げ枠にマツケンサンバⅡなどを終盤に配置する
  • 比率は「王道半分・子ども向け2〜3割・新曲1〜2割」が組みやすい目安
  • 音源はYouTubeやCD・配信で事前準備し、著作権は規模に応じて確認

まずはYouTubeで東京音頭と炭坑節の振り付けを確認するところから始めてみてください。定番・子ども向け・新曲をバランスよくそろえれば、世代を超えてみんなが笑顔で踊れる盆踊りになります。選曲担当を任されたあなたなら、きっと素敵な会にできます。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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