塩タブレットは1日何個まで?いつ食べる?管理栄養士が教える熱中症対策と注意点

  • 2026年07月20日公開

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こんにちは、今年の夏はどれくらい暑くなるのかハラハラしている管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

いまの時季は、ドラッグストアやスーパーに塩分補給ができるタブレット(以下、塩タブレット)がたくさん並んでいますよね。

熱中症対策として買ってみたものの「これって毎日食べたほうがいいの?」「どんなときに必要なの?」と気になったことはありませんか?

今回は、塩タブレットとの正しい付き合い方についてご紹介します。


1日の個数制限はなし!

Xを見ていると「何個が適量なの?袋に書いてなくて……」「好きすぎて1日10個食べてしまう」と、よくわからないまま食べている人が多い様子。

確かに目安量が気になりますよね。

塩タブレットは、汗で失われたミネラルを手軽に補えるお菓子。あくまでアメやガムと同じ扱いなので、薬やサプリのように「1日〇粒まで」という決まりがないんです。

ただし、食べれば食べるほど体に良い訳ではないので、とりすぎには注意しましょう!

今日は必要?シーン別にチェック

「じゃあどんなときに食べればいいの?」と迷いますよね。ここからは、シーン別に見ていきましょう。

ちょっとした買い物や通勤

近所のスーパーに行くときやちょっとした通勤程度で、あまり汗をかいていない場合は、基本的に食べなくて大丈夫。

「熱中症が怖いから念のために……」と思うかもしれませんが、ほとんどの日本人はすでに食事から十分な塩分が摂れています。

成人女性の食塩摂取目標量が1日6.5g未満なのに対し、実際の平均摂取量は約8.9g!なんと2.4gもオーバーしているんです。

そのため、あまり汗をかかない日は水分補給だけでOKですよ。

出典:厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査 P.17」

出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)P.248」

運動するときや一日中外にいる日

スポーツやアウトドア、旅行など、長時間外で過ごす日こそ塩タブレットの出番!ダラダラと汗をたくさんかいたときは、体から水分もミネラルもどんどん失われてしまいます。

バッグに忍ばせて、すぐ食べられるようにしておきましょう。

たくさん寝汗をかいた日

「昨日の夜は暑くて汗びっしょりだった……」という日もありますよね。私たちは寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれているので、朝は体がカラカラの状態。

朝食でお味噌汁や梅干し、ウインナーなど塩気があるものをしっかり食べるなら、塩タブレットはとらなくてOKです。

「朝は食べない派」「果物やプロテインだけで済ませることが多い」という方は、水やお茶と一緒に1粒食べるのがおすすめ。食事内容に合わせて調整してくださいね。


ただ食べるだけじゃ意味がない!?

「とりあえず食べておけば熱中症対策になるんでしょ?」と思ったら大間違い!取り入れ方によっては効果がないどころか、反対に体への負担になったりすることもあるんです。

水分補給を忘れずに

汗をたくさんかいたときは、水分を補うことが何よりも大事!塩タブレットだけを食べてもあまり意味がありません。

厚生労働省の熱中症ガイドでも「0.1〜0.2%の塩分を含んだ水分をとりましょう」と紹介されています。

一般的には1粒あたり約0.1〜0.2gの塩分が含まれているので、コップ半分の水(約100ml)を一緒に飲むとちょうどいい濃度になりますよ。

※商品によって異なるのでパッケージを確認しましょう。

スポーツドリンクと一緒に食べないで!

「スポーツドリンクも塩タブレットも熱中症対策に良いから」と、この2つを合わせると糖分の摂りすぎに!

急激に血糖値が上がって、余計に喉が渇くという悪循環に陥ってしまいます。ジュースやスポーツドリンクなど糖分が入っているものは避けて、水や麦茶と一緒に食べてくださいね。

出典:独立行政法人 国立病院機構「暑い日はペットボトル症候群にご注意!」

必要なときだけ賢く使おう!

賢く使えば手軽に熱中症対策に役立つ塩タブレット。その日の気温や汗の量、食事内容に合わせて、食べる量を調整することが大切です。

水分補給とセットで活用して、暑い夏を乗り切りましょう。

出典:厚生労働省「働く人の今すぐ使える熱中症ガイド」

出典:カバヤ食品株式会社「塩分チャージタブレッツ」

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この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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