『「ホームシック」実態調査』女性の2人に1人は、「ホームシック」経験アリ!

  • 2021年03月22日更新

新年度に入り、一人暮らしを始める人も多いこの時期。誰にも干渉されない自由な暮らしを満喫する人もいれば、頼れる人が近くにいない生活に戸惑う人もいます。
今回、株式会社オウチーノは、一人暮らし経験のある20~39歳の男女1,240名に「『ホームシック』に関する実態調査」を行いました。結果、男性で30.7%、女性では52.2%が、「一人暮らしをしていてホームシックにかかったことがある」と回答しました。

「ホームシックにかかったことがある」と答えた女性、52.2%!

「ホームシックにかかったことがある」と答えた女性、52.2%!

まず、一人暮らし経験のある20~39歳の男女に「一人暮らしをしていてホームシックにかかったことはありますか?」という質問をしました。その結果、40.2%の人が「かかったことがある」と回答。また、男女別に見ると、「かかったことがある」と答えた男性は30.7%だったのに対し、女性はなんと52.2%と、2人に1人以上が一人暮らしをしていてホームシックにかかったことがあることが分かりました。

44.4%が一人暮らし開始から1週間以内にホームシックに。

44.4%が一人暮らし開始から1週間以内にホームシックに。ホームシック期間

次にホームシックにかかるまでの期間を聞きました。もっとも多かったのが、一人暮らしを始めてから「1週間以内」で31.3%、次が「約2週間後」で17.1%、続いて「約1か月後」が15.2%でした。「引越し日当日」と「1週間以内」を合わせると44.4%と、やはり一人暮らし開始直後にホームシックにかかる人は多い。一方で、「約1ヶ月後」~「それ以上経ってから」と答えた人を合わせると35.3%となり、1ヶ月以上経ってホームシックにかかる人も少なくありません。4月に進学、就職、転職をする人の中には、「五月病」や「六月病」にかかる人もいます。一人暮らしを始める人も、最初は気を張っていたものの、ひと月、ふた月過ごすなかで、大変さや寂しさを感じたり、疲れが出てくるなどして、家族や実家が恋しくなる人が多いのかもしれません。
 また、今回はそのホームシックがどれくらいの期間続いたか、という質問もしました。42.5%は1週間で解消したそうですが、一方で1ヶ月以上続いた人も36.6%いることが分かりました。

ホームシック、約半数が「時間経過と共に解決」。

ホームシック、約半数が「時間経過と共に解決」。最後に、ホームシックを克服した方法を聞きました(複数回答可)。男女別に見ると、男性は、1位が「時間経過と共に解決した」で49.3%、2位が「友人ができた」で37.4%、3位が「夢中になれるものができた」で35.0%という結果になりました。女性は、男性と同じく「時間経過と共に解決した」が1位で51.3%、2位が「家族と頻繁に連絡した」で45.8%、3位が「友人ができた」で40.2%でした。
男女とも「時間経過と共に解決」が1位となりました。2.の調査結果から、長くても1ヶ月もたてば、自然とホームシックが解消される場合が多そうです。また、「友人ができた」と答えた人も男女ともに4割前後となりました。
一方、「家族と頻繁に連絡をとった」「頻繁に帰省した」など、「家族とのコミュニケーション」によって克服した人は女性が男性を大きく上回り、逆に「夢中になれるものができた」では男性が女性を上回りました。これは、「言語コミュニケーション」が得意な人が多いとされる「女性」と、「集中力」の高い人が多いとされる「男性」の特徴が表れた結果となりました。

※調査概要
有効回答 一人暮らし経験のある、20~39歳の男女1,240名(男性688名、女性552名)
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2013年4月3日(水)~4月5日(金)

この記事を書いた人
オウチーノ総研 清水

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