そうめん作る人必見!"美味しい茹で方"から遠のく「NGな作り方5選」【調理師監修】
- 2026年05月27日公開
こんにちは、夏じゃなくても定期的にそうめんが食べたくなる、調理師でヨムーノライターのだいきです。
暑い日にツルッと食べられるそうめんって、最高ですよね。
ですが実は……
- 「なんかベチャッとしてる」
- 「コシがない」
- 「お店みたいにならない」
そんな“惜しいそうめん”を作ってしまっている方、かなり多いんです。
しかも原因は、意外と“ちょっとした扱い方”。
今回は、調理師目線で「そうめんの美味しい茹で方」と、「その食べ方はもったいない!」と思う扱い方をまとめました。
「家のそうめん、なんかイマイチなんだよな……」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
そうめんの「美味しい茹で方」から遠ざかるNGな扱い方5選

そうめんはシンプルな料理だからこそ、手を抜いた部分がそのまま味に出やすいんですよね。
筆者も昔、「茹でれば全部同じでしょ」と思っていました。
……完全に、そうめんをナメていました。

シンプルであるがゆえに、少しの差が味に出るんです。
特に、老舗そうめんブランドとして知られる「揖保乃糸」の公式サイトでも、
- たっぷりのお湯で茹でる
- 茹でた後はしっかりもみ洗いする
などが紹介されています。
つまり逆に言えば、これをやらないと味が落ちやすいということ。
教科書通りやれば、問題ありません。
問題は「わかっていても、ついやってしまう」部分。
では、ありがちなNGを見ていきましょう。
NG①少ないお湯で茹でる

「鍋小さいけど、まあいけるでしょ」
これ、かなりありがちです。
でも、そうめんを入れたときにお湯が少ないと、温度が下がりやすく、
- 麺が均一に茹で上がらない
- くっつきやすい
などの原因になります。
そうめんに限りませんが、麺類は“たっぷりのお湯”が大切。
前述の揖保乃糸の公式サイトでも、大きめの鍋で沸騰したお湯を使う方法が紹介されています。
小さい鍋で茹でるということは、いわば満員電車状態。
そんなところでお風呂に入るようなものです。
そんなお風呂、嫌ですよね(笑)。
大きな露天風呂で、優雅に入った方が気持ちがいいように、そうめんも大きなお風呂で優雅に漂いたいんです。
なので、そうめんは「大は小をかねる」の考えで茹でましょう!
NG②出汁に直接入れて煮る

これ、にゅうめん系でやりがちなのですが……。
乾麺をそのまま出汁に入れると、出汁がドロッとして、麺の食感が悪くなることがあります(なんか小麦っぽくなる、あのやつです)。
基本は、一度別で茹でて洗ってから加えるのがおすすめ。
麺から出るぬめりなどで、出汁の風味がぼやけてしまいます。
時短したい気持ちはわかりますが、なにごとも基本が一番です。
NG③茹でた後に水洗いしない

実はこれ、かなり重要です。
そうめんは茹でたあと、そのままだと表面にぬめりや余分なデンプンが残っています。
これを流さないと、
- ベタつく
- のどごしが悪くなる
- 麺同士がくっつく
など、美味しさがかなり落ちやすいんです。
流水でしっかりもみ洗いして、表面をキュッと締めるのがポイントです。
ぬめりが残ったまま、軽く水にさらすだけなのもNG

「一応私は水でササッと流しているし、大丈夫でしょ」
……ちょっと待ってください。実はそれ、すすぎが足りていない可能性があります。
そうめんは“冷やす”だけでなく、“ぬめりを落とす”ことも大切。
軽く流すだけだと、表面のぬめりがかなり残ります。
NG④氷水で締めない

茹で上がったあと、氷水でしっかり冷やしていますか?
意外と面倒で、やってないという方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、“コシ”にかなり関係します。
ぬるい水だけだと麺が締まり切らず、のびやすく、ぼんやりした食感になりやすいんです。
サウナでも、しっかり温まったあとに冷たい水風呂に入ると「ととのう」と言いますよね。
……そうめんも、最後に氷水でキュッと締めると、かなり"ととのい"ます(笑)。
おそらく、「とりあえず冷たくなればOK」と思っている方が多いのですが、ここをちゃんとやるだけで、かなりお店っぽくなります。
NG⑤茹でた後に放置する

そうめんは“放置に弱い麺”。
茹でたあと置いておくと、くっついて食べづらくなります。
しかも、どんどん乾燥して、食感も悪くなります。
特に、ザルにあげっぱなしは要注意。
気づいたときには「そうめんの塊」が完成していることも……。
茹でたまま放置するのはNG!
茹で上がりはなるべく早く食べるようにしましょう。
そうめんは"美味しい茹で方"を意識すると差が出る!

そうめんはシンプルな料理ですが、だからこそ“扱い方”でかなり差が出ます。
特に、
- たっぷりのお湯で茹でる
- しっかり洗う
- 氷水で締める
- 放置しない
このあたりを意識するだけで、驚くほど美味しくなります。
「なんか家のそうめん、イマイチなんだよな……」
という方は、ぜひ一度茹で方を見直してみてくださいね。
そうめんは、ちゃんと向き合うと想像以上に応えてくれますよ。
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ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。
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