「自炊が続かない…」そんな料理初心者に【押さえるべき5つのポイント】を調理師が解説します

  • 2026年04月21日公開

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こんにちは。
調理師免許を持ちながら自炊を続けている、調理師でヨムーノライターのだいきです。

「自炊、頑張ろうと思うんだけど……何から始めればいいのかな?」
気持ちはある。でも何をすればいいかわからない。そしてとりあえず作ってみたら失敗した……。
こんな経験、あると思います。
その行動力、嫌いじゃないです(笑)。

しかし、何も知らずに自炊を始めるのは、なんの知識も持たずにサバイバル生活をするくらい危ういです。
そこで、今回は自炊を始める前に、「最初に知っておくだけで一気に楽になる知識」をご紹介します。
これを知るだけで、自炊を続ける労力が減って、挫折する可能性が減りますので、ぜひご覧ください!

「自炊が続かない…」初心者がまず押さえるべき5つのポイント

結論から言うと、この5つです。

  • 包丁の持ち方を覚える
  • 火加減の「目安」を知る
  • 調味料の「さしすせそ」を覚える
  • 下処理をサボらない
  • ごはんはまとめて炊いて冷凍する

順番に解説していきます!

ポイント①包丁の持ち方を覚える

料理の基本中の基本。
でも意外と誰も教えてくれないのが「包丁の正しい持ち方」です。

包丁は「グリップ部分の一番前」を親指と人差し指で挟むように持つのが正解。
これだけで安定感が全然違います。
ここは人によって、また和洋中の違いによっても少し異なりますが、基本はこれです。

筆者は洋食で育ったので、包丁の背に人差し指を乗せるスタイルです。
まずは、基本を守って、慣れてきたら、自分好みにアレンジしてみてくださいね。

素人の失敗ポイント

柄の一番後ろをグーで握ってしまうと、力が入りにくくてかえって危険です。
怖いからといってギュッと握りしめるのもNG。

最初はとにかく基本が大切。始めたてにオリジナリティは必要ありません。

ポイント②火加減の「目安」を知る

「強火・中火・弱火って何が違うの?」これも自炊初心者がハマる壁の一つです。

目安はこちら。

  • 強火:炎がフライパンの底に当たるくらい
  • 中火:炎がフライパンの底に当たらないくらい(底から少し離れている)
  • 弱火:炎が半分以下の小さい状態

素人の失敗ポイント

「とりあえず強火!」にしてしまうと、外だけ焦げて中が生になりがち。
特に厚みのあるお肉はじっくり中火〜弱火で焼くのが正解です。
初心者の頃は、弱めの中火をメインに使うくらいの気持ちの方がいいでしょう。

ポケモンでもレベルが低いうちは「ひのこ」を使います。
いきなり「かえんほうしゃ」なんて早い!そもそも必要ありません。

それと同じで、初心者にいきなりの強火はあまり必要でないことが多いのです。

ぜひ火は弱め(ひのこで十分)を意識して、料理してみてくださいね。

ポイント③調味料の「さしすせそ」を覚える

料理を覚えるなら絶対に知っておいてほしいのが「さしすせそ」です。

  • さ:砂糖
  • し:塩
  • す:酢
  • せ:醤油(しょうゆ)
  • そ:味噌

この順番で調味料を入れると、味がきちんと素材になじみます。

素人の失敗ポイント

「全部一緒に入れればいいや」は実はNG。

特に砂糖は早めに入れないと素材に染みにくく、塩は早すぎると浸透圧で食材から水が出すぎてしまいます。

車を洗うときでも、まずは水で下洗い。
そして、泡で洗って、ワックスを塗りますよね。
いきなり泡で洗っても、効果は半減です。

料理も同じで、順番を守るだけで仕上がりが全然変わりますので、ぜひ意識してみてください。

→さしすせそを詳しく解説した記事もありますので、読んでみてください(宣伝)。
「調味料を入れる順番"さしすせそ"」の解説記事はこちら

ポイント④下処理をサボらない

「下処理めんどくさい……」という気持ち、わかります(笑)。
でも下処理をサボると、料理の完成度が一気に下がります。

代表的な下処理はこちら。

  • 肉の余分な水分を取る
  • 下味をつける(代表的なものは塩・塩こしょうなど)
  • 野菜のアクを抜く(なす、ごぼうなど)
  • 魚の臭みを取る(塩を振って水気を拭くなど)

素人の失敗ポイント

「レシピに下処理のこと書いてあるけど省略しちゃった」が失敗の一番の原因。
下処理は面倒でも、やるとやらないでは仕上がりに大きな差が出ます。

絵を描くときもそうですよね(筆者はかなり絵が下手なので、ざっくりしかわかっていませんが笑)。
まず、アタリをつけて、ざっくりとした下書きをします。
そこに肉付けしていって、絵を完成させていく。
いきなり完成形を目指すことはしません。

ぜひ料理も下処理を省略せず、作ってみてくださいね。

ポイント⑤ごはんはまとめて炊いて冷凍する

これ、地味に超重要です。
毎日必要な分を炊けば、炊きたてのごはんを食べることはできます。

1人暮らしなどで自炊を始めたばかりの頃は、料理に慣れていないため、どうしても時間がかかってしまいます。
そして、時間が足りず、挫折する原因になります。

急な残業や疲れている日の緊急避難用にもなるので、ごはんはまとめて炊くのをおすすめします。

そして、1食分ずつ冷凍保存しておけば、時短にもなります。

やり方は、

ラップを十字に敷き、

ごはんをのせて包むだけです。
粗熱が取れたら、冷凍しましょう。

素人の失敗ポイント

「必要な分だけ朝炊こう!」「明日の分を夜に予約しておこう!」
→結果、朝起きられず、夜は疲れてやる気が出ず。

こんな状態に。
1週間分はさすがに多いですが、週末に5食分くらい炊いてストックしておくと気持ちが楽です。

ぴったり炊かずに、ストックを持っておきましょう!

自炊が続かない初心者の方はこの5つのポイントから始めよう!

改めてまとめます。

  • 包丁の正しい持ち方を覚える
  • 火加減の目安を知る
  • さしすせそを覚える
  • 下処理はサボらない
  • ごはんはまとめて炊く

どれも「知っておくだけで変わる」ことばかりです。
最初から全部完璧にやろうとしなくてOK。
一つずつ意識するだけで、料理の腕は着実に上がっていきます。

一緒に自炊を楽しんでいきましょう!

この記事を書いた人
常にダイエット中の調理師webライター
だいき

ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。

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