電気・水道代の節約になる?プロはドラム式洗濯機使わない!”洗剤メーカー直伝”超簡単「まとめ洗い」対策

  • 2026年03月24日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

ここでは、これから新生活で洗濯機選びや洗濯物が増える夏にむけて洗濯に関する豆知識をまとめてみました。

【洗濯機】予約時間は「開始」と「終了」どっち?

早起きしなくても済む、便利な洗濯機の「予約タイマー」機能。
多くのメーカー(パナソニック、日立、シャープなど)の洗濯機において、このタイマーで設定する時間は次のうちどちらでしょう?

  1. 洗濯を「開始する」時間
  2. 洗濯が「完了(終了)する」時間
  3. 洗濯機が「自動で洗剤を投入する」時間

正解

正解は… 2. 洗濯が「完了(終了)する」時間 です!

※注:洗濯機の予約ルールは、メーカーや機種によって「開始時間」を指す場合や、設定できる単位が異なることがあります。ご自宅の洗濯機の「タイマーの性格」を、この機会にぜひ説明書でチェックしてみてくださいね!

洗濯機は「逆算」してくれる!

多くの全自動洗濯機の予約設定は、「今から〇時間後に洗濯が終わるように設定する」という仕組みになっています。

例えば、朝7時に洗濯が終わっていてほしい場合、夜の11時に「8時間後」と設定すれば、洗濯機がコースの時間を逆算して、朝6時すぎに勝手に運転を始めてくれるのです。

なぜ「開始」ではなく「終了」なの?

これには、洗濯物の「放置」を防ぐという目的があります。
もし「開始時間」の予約だと、コースによって終わる時間がバラバラになり、気づいたときには洗濯機の中で濡れた衣類が放置されてシワやニオイの原因になってしまいます。

「終了時間」がわかっていれば、炊飯器の予約と同じように、一番いい状態で取り出すことができるからなんです。

豆知識:中には「開始時間」のものや「独自の数え方」も?

実は、すべてが「終了時間」とは限りません。ここが混乱のポイントです!

  • ドラム式や最新機種: ほとんどが「終了時間」設定です。
  • 海外メーカーや一部の旧式: 「〇時間後に開始」というタイプも存在します。
  • スマホアプリ連携: 最近のWi-Fi対応モデルでは、スマホから「〇時〇分に終わらせる」と直接時刻を指定できるようになり、さらに分かりやすくなっています。

多くの標準的な洗濯機には現在時刻の概念がない!?

それでも予約ができるのには、2つの「賢い仕組み」が隠されています。

「時計」ではなく「砂時計(経過時間)」で測っている

洗濯機に内蔵されているマイコン(小さなコンピューター)が、1秒、1秒を正確にカウントする機能を持っています。
現在時刻を知らなくても、「今から3,600秒(1時間)経った」ということは判断できるんです。

つまり、「いま何時か」ではなく「いまから何時間後か」という「経過時間」だけをひたすら数えて待機しているんです。

洗濯機はタテ型とドラム式、どっちを選ぶのがいい?

ここからは、横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季、シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う洗濯プロ集団の洗濯ブラザーズ著書『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。

日本と海外では事情が異なります

日本の洗濯機はずっとタテ型が主流でした。最近は、欧米型のドラム式が増えていますが、シェアでいえばまだ8割以上がタテ型です。
これには理由があります。

日本の水道水は、軟水です。水そのものに高い洗浄力があるのです。
一方、海外は硬水のために汚れが落ちにくく、ドラム式で叩いて汚れを落とす必要があります。だから海外ではドラム式が使われてきました。

ということは、日本ではわざわざ高価なドラム式を使う理由はあまりないのです。

  • 水流で洗う方式のタテ型で充分なのです。

むしろ、ドラム式は水量が少ないので、洗浄力という点で不利になります。
何度も述べたように、いい洗濯のポイントは水量です。タテ型は満水にすれば大丈夫ですが、ドラム式は最大量にしてもまだ足りません。

でも、乾燥に関しては、やはりドラム式が優れています。タテ型で乾燥できるタイプもありますが、機能的にやはり弱いです。共働きのご家庭など、ライフスタイルによっては、ドラム式も便利であることはうなずけます。

結論として、せっかく買うならタテ型の洗濯機がおすすめ。洗浄力に優れており、自分で設定を変えやすいことが大きな理由です。より洗濯を楽しみたい方や、服を大切にしたい方には、こちらが合っています。

乾燥機能も欲しいなら、乾燥専用の機械を別に買うのがいいでしょう。乾燥機も今はすごく発達していて、ホームセンターで売っている1万円台の小型サイズのものでも充分乾きます。

日本の洗濯機は節水モード。水の量は多めに設定しよう

クリーニング業に携わっている人たちの間で、よくこんな言葉が交わされます。

「家庭では、キレイなすすぎはできないからね」

すすぎに対する本気度が、プロと家庭とでは大きく違います。
何が違うのかというと水です。水の質と、水の量。
近ごろ、「オゾン水」という特別な水で洗うクリーニング屋も増えてきました。オゾン水は、それ自体に殺菌・漂白効果があり、洗浄力の高さと、繊維へのやさしさを兼ね備えている理想的な水です。

ただし、家庭でこれを真似るのは、とても難しいです。高額な設備が必要です。
でも、水の量なら変えられます。

ほとんどの人が、全自動洗濯機を使っていると思います。
全自動洗濯機は洗濯槽にセンサーがついていて、洗濯物の重さと体積を測って、自動で水の量を計算し、スタートボタンを押すと水がジャーッと流れてきます。
とても便利ですが、「汚れをしっかり落とす」という観点では、この便利さが仇になっていると言わざるを得ません。

なぜなら、日本の洗濯機は自動的に節水モードになっているからです。ボクらプロから見ると、圧倒的に水の量が足りないのです。

節水はとても大切なことですが、洗いの段階で水が少ないと、汚れがしっかり浮き上がってくれません。

さらに、肝心なすすぎのときに水が不足していると、せっかく離れた汚れが、また繊維に戻って(!)しまいます。
部屋干しのイヤな臭いや、黄ばみ、黒ずみは、このせいで起こります。
だからプロは、水量の設定をすごく大事にしています。ここが本洗いのいちばんのポイントです。
家庭用の洗濯機なら、基本設定より水量を一段階上げるか、いっそ満水にしてもいいくらいです(洗濯物が少ない日も、です)。

そうすると洗濯槽の中で服がよく動くので、汚れがしっかり落ちてくれます。
またドラム式洗濯機はすすぎのとき水が少ないので、すすぎの設定を「注水」にするのがおすすめです。ふつうは洗濯槽にたまった水ですすぐのですが、注水は、新しい水をどんどん注ぎ入れながらすすいでくれるので、そのぶん使用する水が多めになります。

時短コースはオススメできません

ボクたちは以前、洗濯機の各メーカーさんに電話して、水量設定の根拠をヒアリングしたことがあります。ところが、どのメーカーさんも明確な根拠がありませんでした。「節水」を追求するあまり、理想の洗いやすすぎについての研究は二の次なのかな、という印象を持ちました。

言うまでもありませんが、洗濯機は「洗濯」のためのものです。
汚れや臭いが落ちない、黄ばみや黒ずみになりやすいなど、洗濯に少しでも不満があるなら、これからはちょっとめんどうでも、自分で水量を多めに設定してほしいと思います。

洗濯機の時短コースは、ふつうの設定よりさらに水量を少なくしていることがあるので、とくに気をつけてください。
すすぎの回数自体は増やす必要はありません。ほとんどの洗濯機がすすぎ2回の設定になっていると思います。使っている洗剤に「すすぎ1回」と書いてあったとしても、すすぎは2回にするのが理想的です。

お洗濯マイスターが「まとめ洗い」についてアドバイス

ライオン株式会社 お洗濯マイスター
大貫 和泉(おおぬき いずみ)
(消費生活アドバイザー、繊維製品品質管理士 健康予防管理専門士)

着用した衣類には多くの菌類が付着しています。湿ったまま放置すると菌が増殖し、嫌なニオイの発生につながるので、通気性の良いかごに入れましょう。

洗濯の時に仕分けるのが手間であれば、あらかじめ洗濯かごに大きめの洗濯ネットと小さめの洗濯ネットの2つを用意しておき、衣類を脱いだら直接洗濯ネットに入れると時短にもなって便利です。
バスタオルなどは、洗濯するまで吊るして乾かしておくのがポイントです。

洗濯機の容量は“7割”がカギ

洗濯物を詰め込みすぎると、水の中での洗濯物の動きが悪くなり、汚れが落ちにくくなります。

洗濯機に入れる量は、容量の7割程度(洗濯槽の銀色の部分が5cm程度見える)を目安に。洗浄力をキープしながら効率よく洗い上げるための基本です。

前処理でニオイ&汚れ対策

襟や袖口など、汚れが気になる部分には、あらかじめ液体洗剤を直接塗っておくことで、洗浄力が高まります。※使用した分の洗剤は、洗濯機に入れる量から差し引いてください。

まとめ洗いを取り入れる方が増える中で、ちょっとした工夫で、洗濯の質が向上します。これからの夏の生活情報として、ご参考いただければ幸いです。




この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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