【元パティシエ】が教える『絶対にやめてほしい泡立て方』に「ぎくり!」「クリーム飛び散る原因これか」

  • 2025年12月24日公開

【そのピザ、食べるの待ったーーー!】「食中毒の恐れも…」管理栄養士がゾクリとする警告→「油断してた」

こんにちは。10年ほど前に買ったハンドミキサーをほとんど使っていない、ヨムーノライターの安達春香です。

お菓子作りに興味はあるけど、正直キッチンが汚れるのが面倒くさい。

粉は舞うし、いろんなところがベタベタになるし、クリームを泡立てるときに周りに飛び散るし……。後片付けのことを考えるとなかなか手が出ません。

そこで今回は、ヨムーノ編集部で働いている"元パティシエ"のTさんに「クリームが飛び散らないハンドミキサーの使い方」を教えてもらいました。

深めのボウルを使おう!

飛び散りを防ぐ最初のポイントは、深めのボウルを使うこと。深さがあると、クリームが跳ねたとしてもボウルの壁につくだけなので、周りが汚れずに済みます。

ただ、「深いボウルなんて持ってません」という方もいるはず(私もです)。その場合は、家にある一番大きいものを使いましょう。

羽根を入れてからスイッチON

大きいボウルにクリームを入れたら、さっそく泡立てスタート!このとき、ハンドミキサーの羽根がクリームに浸かっている状態でスイッチを入れましょう。

「そんなの当たり前でしょうが!」と思うかもしれませんが、滅多にハンドミキサーを使わない方こそ結構やらかしがち。

ひさしぶりにスイッチを入れて動くかどうか確認して、そのままボウルに突っ込むとクリームが飛び散って大変なことになります。

ちなみに、泡立て終わって羽根を引き上げるときも飛び散りやすいので要注意!必ずスイッチをOFFにして、回転が完全に止まってからそっと引き上げてくださいね。

最初はゆっくり泡立てが鉄則

早く泡立てようと最初からハンドミキサーのスピードをMAXにしていませんか?

泡立てる前のクリームは、サラッとしていて一番飛び散りやすい状態。ここで高速にするとボウルの外に出てしまいます。

まずは低速でゆっくり空気を含ませるように混ぜ、とろみがついてきたら高速へ切り替えると良いとのこと。

「なんとなく高速の方が良さそう」と思っていたので、これは意外でした。もっと早く知りたかった……。

【番外編】泡立てやすい生クリームの選び方

ハンドミキサーの使い方だけでなく、生クリームの選び方も教えてもらいました。

みなさんは生クリームを買うとき、何を基準に選んでいますか?私は値段だけしか見てなかったのですが、実は乳脂肪分の量によって泡立てやすさが変わるのだとか。

実際にスーパーでチェックしてみると、パッケージに「35%」「47%」といった数字が書かれていました。

元パティシエのTさんいわく、35%前後のものは脂肪分が低いぶん泡立つのに時間がかかり、初心者には扱いが難しいそうです。

一方、42%程度の脂肪分が高めのものは、しっかりと泡立って味も濃厚。ショートケーキのデコレーションに最適です。

泡立てるのが苦手な方は、脂肪分が高いものを選んでみてくださいね。

お菓子作りのハードルが下がるかも?

元パティシエ直伝の方法でクリームを泡立ててみたところ、ボウルの周りがほとんど汚れませんでした!

お菓子作りが苦手な方でも、これなら挑戦できるはず。ぜひ試してみてください。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
おうちごはん

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ