「男が育休だと!?ふざけるな!」嫌味部長から育休中に鬼電…(泣)ついには“クビ”!?→激怒した妻が痛烈な反撃!

  • 2025年09月14日公開

最終回に最高視聴率14.6%を叩き出す→日本リメイクは大コケの悲劇【韓国ドラマ】面白すぎて16話じゃ足りない

こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。

実話をもとにした、スカッとストーリーを総集編としてお届けします。

「娘を突き飛ばしたのは君か?」突然の疑惑と戸惑い

社長は静かに切り出しました。

「君、うちの娘を突き飛ばしたそうだね?」

手渡されたスマホには、僕が女性を押しているように見える動画が映っていました。

けれど、僕にはその瞬間の記憶がはっきりと残っていたのです。数日前、会社の敷地内で、女性がしつこい男に絡まれていた場面。とっさに間に入り、相手を突き飛ばして守った――その一場面でした。

「ご、誤解です。あのとき僕は……」

必死に説明しようとしたものの、社長の鋭い視線に言葉が詰まり、しどろもどろになってしまいました。

「このままじゃ、信じてもらえない……」

そんな焦りの中、社長室の扉が開きました。

無実の罪でクビ!?ピンチを救ってくれたのは…

「お父さん、その人は違うの。私を助けてくれたの」

そう話してくれたのは、あのとき助けた女性――そして社長の娘さんでした。実は彼女も社員として社内で働いており、秘書課に在籍していたのです。

彼女は、上司が「アイツ、社長に呼び出しだってよ。もうクビだなw」と社内で吹聴していたことに不安を覚え、社長室を訪ねてきたとのこと。

そして、怖くて声も出せなかったときに僕が現れて助けてくれたこと、動画はほんの一瞬を切り取ったものであることを冷静に説明してくれました。

「本当に感謝しています。あのとき、すごく心強かったんです」

その言葉に、社長の表情が和らぎました。

「そうか……。こんな動画を真に受けて疑ってしまって、すまなかった」

社長は深々と頭を下げてくれました。誤解が解けた安心感と、娘さんを思う父親の素直な姿に、胸がじんとしました。

僕を陥れた“策略”と、その顛末

後日、社長は動画の出どころを調査しました。
すると、現場を偶然見かけた上司が、助けもせずに面白がって動画を撮影。その中から、僕が“突き飛ばしたように見える”場面だけを切り取って、匿名のメールアドレスを使って社長に送っていたことが判明したのです。

さらに、僕がプロジェクトから外れるきっかけとなった“トラブル”についても再調査が行われ、実はその上司の報告ミスだったことが明らかになりました。

「これは見過ごせない事態だ」

社長はそう語り、人事部に僕の評価を見直すよう指示してくれました。
娘さんも、社内で丁寧に事情を説明してくれ、僕は希望していたプロジェクトに正式に復帰。チームの仲間たちは、以前と変わらない笑顔で迎えてくれました。

一方の上司は、完全に信頼を失って別部署へ異動。噂はすぐに社内に広まり、次第に居場所をなくし、ついには退職に至ったと聞いています。

悪質な切り抜き動画は、たとえ真実でなくても、人の人生を大きく狂わせてしまいます。いたずら感覚でそんなことをするなんて、決して許されることではありません。

もしあのとき、社長の娘さんが真実を語ってくれなかったら……。今思い出しても、背筋が凍る思いです。
上司の行動を反面教師に、僕はこれからも誠実に、人から信頼される行動を選び続けていきたいと思います。

育休申請に“クビ宣告”? 新任部長の暴走

初めての育児、それも双子。想像以上に大変で、僕も妻も毎日てんやわんや。だからこそ、しっかり時間を取って育児に向き合おうと育休を決断したのです。

ところが、休みに入った初日から、部長からの鬼電が始まりました。

「男が家で子守りだ? 羨ましいこった」
「子どもが生まれたくらいで仕事をサボるなんて、いい身分だな。周りの迷惑も考えろ」

最初は冗談かと思いましたが、何度やり取りしてもその態度は変わりません。しまいには、

「このまま育休取るなら、クビだからな」

と、完全に脅しのような言葉まで飛び出しました。

言葉を失っていたそのとき、隣で一部始終を聞いていた妻が、すっと立ち上がりました。

妻の正体に凍りつく部長

「その対応、御社として正式な見解なんですか?」

唐突なその一言に、僕も一瞬ギョッとしました。部長が「は? 誰だ?」と返すと、妻は冷静に名乗りました。

「妻で、○○株式会社 代表の○○です。御社とは長年お取引させていただいていますよね?」

実は妻、僕の勤務先にとって最重要クラスの取引先企業の社長だったんです。普段、職場ではプライベートの話をしないので、部長はその事実をまったく知らなかったのでしょう。

その瞬間、電話の向こうが凍りついたように静まり返りました。

立場逆転、部長の末路は…

「社員の家族に対してそのような対応をされているのであれば、今後のお取引について再考させていただきます」

妻のひと言に、部長は明らかに動揺。「いや、ちょっとした誤解でして……」と必死に弁解を始めましたが、もう遅すぎました。

翌週には社内で緊急調査が行われ、これまでのパワハラ発言や不適切な対応が複数明らかに。部長は「コンプライアンス意識の欠如」として、表向きは“配置転換”という名の左遷が決定されました。

僕の育休は正式に承認され、同僚からは「ありがとう」「空気が変わった」と感謝の言葉が届きました。

新生児の育児は本当に大変。けれど、その分、今しか見られない子どもたちの成長をすぐそばで見守れるのは、かけがえのない経験です。
これからは「男性が育休を取るのが当たり前」な社会が、もっと広がっていくことを願っています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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