秋味といえば?【間違えたら恥ずかしい】「ビール…だよね?」→「知ったかぶりしてた…」「覚えておきます!」

  • 2025年09月14日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

秋グルメといえば、「秋刀魚」ですね。そして「月見」シリーズでグルメ業界が賑わう季節です。

ちなみに「秋味」と訊けばなにを想像しますか?
秋の定番ビール「キリン秋味(期間限定)」ではなく、そもそも『秋味』って本来何のことかご存じですか?

ビールだけじゃない「秋味」、本来は何のこと?

キリンさんの宣伝ではないですが、「秋味」と聞くとビールというイメージが強いですよね。
また、冬といえばマックの「グラコロ」もグルメ業界ではかなり市民権を得ています。

さて、その「秋味(あきあじ)」。
「秋の味覚」という意味合いで使われることが多いですが、実はこの「秋味」という言葉、ある特定の魚のことを指す言葉なんです。

次のうちから選んでみてください。

① 鯵(あじ)
② 秋刀魚(さんま)
③ 鮭(しゃけ)

さあ、正解発表!「秋味」が指す魚はあの魚だった!

正解は……




正解は、③ 鮭(しゃけ)でした!
秋味とは、鮭の中でも特に白鮭のことを指します。

「秋味」とは、産卵のために秋に日本の川に戻ってくるシロザケのことを指す、主に北海道や東北地方で使われる地方名です。

「秋味(アキアジ)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

「秋味」とは、産卵のために秋に日本の川に戻ってくる「シロザケ(白鮭)」の別名です。

「秋味」という呼び名、なぜ秋刀魚ほど知られていないの?

秋の魚といえば「秋刀魚(さんま)」ですね。
同じ「秋が旬」の魚でも、鮭と秋刀魚では獲り方や並び方がこんなに違うんです。

秋刀魚(さんま):
大量に漁獲されるため、スーパーでは山積みにされているのをよく見かけます。


鮭(さけ):
産卵のために川に戻ってきたところを獲ったり、養殖が主流だったりするため、多くは切り身に加工され、パック詰めされて並ぶのが一般的です。

このように、私たちの食卓に届くまでの道のりが違うから、店頭での見え方も異なるのですね。

「秋味」だけじゃない!意外と知らない鮭の豆知識

「秋味」のように、鮭の呼び方は他にもたくさんあります。

  • 時鮭(ときしらず):

春から初夏にかけて獲れるサケで、秋に獲れるサケとは違い、まだ卵や白子に栄養分を取られていないため、脂のりが良く美味とされています。

  • 鮭児(けいじ):

北海道のごく限られた漁場でしか獲れない、まだ成熟する前の若いサケです。 卵や白子に栄養が回っていないため、全身に脂肪がのっており、「幻のサケ」と呼ばれるほど高価な高級魚として知られています。

このように、鮭の呼び方一つにも、漁獲される時期や状態によって様々な違いがあるのですね。

これであなたも雑学王!

今日のクイズ、正解できましたか?

鮭が秋の味覚として食卓に並ぶ際は、「この鮭は『秋味』って呼ばれるんだ!」と思い出しながら食べてみると、また一味違う美味しさを発見できるかもしれませんね。

イラスト/タワシ

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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