「うどんにソーセージ!?」不思議な取り合わせに驚き!【徳島・おすすめ道の駅】珍しいグルメ&貴重な歴史に親子で大興奮!

  • 2025年09月14日公開

「激レア!名物ご当地バーガー」「え、これも無料なの!?」【四国・超おすすめ道の駅】「人気すぎて満席…」絶対腹ペコで訪れて〜!

こんにちは!ヨムーノ公認ご当地アンバサダーのyukkoです。

ヨムーノ公認ご当地アンバサダーが、各地域自慢の「道の駅」をお届けします。

今回は、ベートーヴェンの第九交響曲にまつわる歴史や文化を感じられるユニークな道の駅、徳島県の「道の駅第九の里」の魅力をたっぷりご紹介します♪

自然豊かな「道の駅第九の里」(徳島県鳴門市)

緑に囲まれた落ち着いた雰囲気の「道の駅第九の里」は、物産館・鳴門市ドイツ館・賀川豊彦記念館が一体となった道の駅です。
「なぜ徳島県のこの場所が第九の里?」と思った方は多いのではないでしょうか。かく言う私もそうでした。

名前の由来は、第一次世界大戦当時、徳島県鳴門市大麻町桧につくられた板東俘虜収容所内で、ドイツ兵捕虜によって、1918年6月1日にベートーヴェンの「交響曲第9番」を、アジア・日本で初めて全曲演奏したことに因み「第九の里」と名付けられたそうです(ホームページより抜粋)。

物産館で地元の名産品をお土産に

物産館の建物は、国の登録有形文化財に指定されている板東俘虜収容所の兵舎(バラッケ)の一部を移築したものなのだそう。
館内に入ると立派な梁が見えるのですが、「すごいな~」と思っていたその建物自体が、実は移築された歴史あるものだったようです。

そんな売場には、徳島自慢の鳴門わかめや鳴門金時を使った加工品をはじめ、徳島ならではの名産品が並んでいます。
地元の新鮮な野菜やお菓子も手に入り、店内はすっきりと見やすいつくりで、お買い物にもぴったりでした。

カラフルなジェラートはおやつにピッタリ

暖簾が可愛くて、そちらをメインに撮ってしまいましたが、変わり種が多いジェラートは観光客に大人気。
「鳴門金時」や「すだち」など、徳島ならではのフレーバーもはもちろん、「わかめや和三盆とつぶつぶれんこん」「純米大吟醸酒かす」という初めて見るようなジェラートもあって、選ぶのが楽しい!

ドライブ途中のリフレッシュにもぴったりで、季節ごとに登場する限定フレーバーも魅力のひとつ。見た目も華やかで、写真映えする一品です。

ホッと一息できる「第九の里カフェ」

ご当地うどんの「鳴ちゅるうどん」、ドイツ料理の「カリーヴルスト」や「ドイツビール」がおすすめのカフェ。
なかなか不思議な取り合わせですが、それがこの第九の里の魅力。ホットドッグも一般的なものとは全然違うので、ぜひ食べてみてほしい一品です。

第九の里のシンボル「ベートーヴェン像」

この日は本当に暑くて「あ、あそこにベートーヴェン像がある……」と気付いたものの、歩いて近づく気力がありませんでした(笑)。
ですが像の後ろには、第九演奏会の記念陶板が設置されていたようで、せっかくなら見ておけば良かったなと後悔。

異国情緒あふれる外観に驚く「鳴門市ドイツ館」

道の駅の駐車場に入ったとき、ふと目に飛び込んできたこの建物に思わず驚きました。

道の駅に隣接する「鳴門市ドイツ館」は、第九交響曲と深い関わりを持つ歴史を伝える施設です。
かつての板東俘虜収容所での出来事を学べる資料館として、多くの人々に親しまれています。

ドイツ館の館内1Fは自由に見学でき、買い物も楽しめるようになっていました。
ドイツの伝統菓子やビール、おしゃれなパッケージの輸入品はお土産として人気で、ここでしか出会えない品も並んでいます。
私も見たことのないお菓子を見つけ、息子の友人たちへのお土産に買って帰りました。

売場の奥には、ドイツのニーダーザクセン州にまつわるパネル展示コーナーもありました。
なかなか目にする機会の少ない州の情報は、とても新鮮に感じられました。

この日は時間がなく2Fの史料展示室までは見られませんでしたが、そこには貴重な資料が並んでいるそうです。インフォメーションに声をかければ、無料でガイドもしていただけるとのことでした。

近隣も観光スポットが多数

物産館の隣には「賀川豊彦記念館」、そして近隣には四国八十八ヵ所霊場巡りのスタート地点となる第一番札所「霊山寺」があります。
さらに「大麻比古神社」や「めがね橋」、「ドイツ村公園」など見どころも点在。

車で数分走れば、大鳴門橋や渦潮観潮船といった鳴門ならではの絶景スポットが広がり、アート好きなら「大塚国際美術館」も外せません。

鳴門の自然・芸術・歴史をたっぷりと堪能できる場所として、「第九の里」は徳島観光のスタート地点にぴったりです。


◆道の駅第九の里
徳島県鳴門市大麻町桧字東山田53
道の駅第九の里公式サイト


※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください

この記事を書いた人
岡山県のご当地アンバサダー
yukko

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