「お願いだから野菜室に入れないで」スーパー青果部直伝【レタス&きゅうりの裏ワザ】

  • 2025年08月06日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

せっかく野菜を食べるなら、鮮度のよい状態で美味しくいただきたいところ。

そこで今回は、ヨムーノライターのテツさんが教えてくれた「レタスやきゅうりを美味しく食べる裏ワザ」をまとめました。

美味しいレタスの見分け方&保存方法

まずは、美味しいレタスの見分け方と、正しい保存方法を見ていきましょう。

鮮度のいいレタスの見分け方:「芯」と「葉」をよく見て

レタスを買うときは「芯の切り口」と「葉の状態」をチェックしましょう。

芯の切り口に「白い液体」があれば収穫したて

鮮度のいいレタスは、芯の切り口から白い液体がドバドバ染みでています。この液体は"乳草"と呼ばれる液で、レタスが傷つけられたときに細菌の侵入を防ぐ効果があると言われ、切りたての新鮮なレタスほど多く出るんです。

収穫されててから時間が経つと、ピンク色に変色していきます。芯の切り口の色は、一つの指標になりますよ。

「葉」がピンとしていたら収穫したて

あわせて、レタスの「葉の状態」もチェックしましょう。

新鮮なレタスは葉先までピンとしています。葉がシワシワしているもの、葉先が枯れているものは、収穫してから時間が経っているので避けましょう。

買うタイミングで注意が必要なのは、雨の日の翌日です。雨に当たったレタスは、外葉の中が枯れている可能性が高いので、買う日をずらすのもオススメです。

レタスを長持ちさせるには、「芯の成長点」を壊して

レタスは成長を止めることで、長持ちします。

なぜなら、レタスは収穫後も成長するために可食部の栄養を使ってしまい、その結果、味が落ちたり、傷みやすくなったりするからです。

そこで、レタスの芯にある「成長点」と呼ばれる、栄養を集める部分を取り除いたり壊したりする必要があります。

レタスの保存方法①レタスの芯に爪楊枝を数本刺す

レタスの芯に「爪楊枝を3本〜4本刺す」だけで、成長点を壊すことができます。

その後はレタスをキッチンペーパーでくるんで、密閉式の保存袋に入れて冷蔵室に入れましょう。

それだけ?と思われるかもしれませんが、これをするだけで1ヶ月以上長持ちしました。

レタスは野菜室ではなく、冷蔵室に入れて

買ったレタスを野菜室に入れている方も多いのではないでしょうか。実は野菜室に入れるのは間違っているんです。

野菜室に入れてはいけない理由は、レタスにとって野菜室の温度が高すぎるためです。

レタスの最適保存温度は0〜5℃ですが、野菜室の温度は3〜8℃。逆に、冷蔵室の温度は0〜5℃なので、レタスにぴったり!

ただし、冷蔵室は乾燥しやすいので必ずキッチンペーパーや新聞紙に包み、保存袋に入れておきましょう。

レタスの保存方法②レタスの芯を取り除く

レタスの成長点を壊すのではなく、取り除いてしまうという方法もあります。

レタスの芯は簡単に取り除くことができます。

レタスの芯を親指で強く押しましょう。これだけで、芯が外れます。

こちらは爪楊枝がなくても手軽にできますが、芯を取り除いたところから傷み始めるので、より長持ちさせたいなら、爪楊枝を刺す方法がおすすめです。

たったひと手間で!きゅうりをさらに美味しく食べる裏ワザ

続いてご紹介するのは、きゅうりを美味しく食べる方法です。

きゅうりの苦みや渋みは「アク」が原因だった

きゅうりにはギ酸(蟻酸)と呼ばれるアクが入っていると言われ、これが苦味や渋みの原因です。

アクはきゅうりの実全体に含まれているわけではなく、きゅうりの皮のすぐ下にある、維管束と呼ばれる、水や養分が流れる管の中に集中して含まれています。

きゅうりの下ごしらえとしてよく聞く「板ずり」は、塩をふったまな板の上できゅうりをゴロゴロ転がすことで、皮のすぐ下にある維管束を壊して、アクを抜いていたのです。

でも、毎回塩を振って板ずりするのは、面倒ですよね。びっくりするくらいもっと簡単に、アク抜きのできる方法を紹介します。

きゅうりの超簡単なアク抜き

①ヘタ側を少しカットする

きゅうりのヘタ側を、包丁で少しカットしましょう。

②切り口同士をくるくると30秒以上こする

切り口同士をこすると、もこもこと白い液体(アク)が出てきます!これを水で洗い流すだけでOK。

これをやるだけできゅうりのアクが抜けて、おいしく食べることができます。ぜひ試してみてください。

僕はこの方法をみなさんに勧めると、「逆側はくるくるしなくていいの?」とか「切るたびにクルクルしなきゃいけないの?」と聞かれることも。

安心してください!ヘタ1箇所だけをくるくるするだけで、きゅうり全体のアクが抜けますよ。

きゅうりのアク抜きはこんな人におすすめ

きゅうりのアク抜きは、「きゅうりの味が苦手で食べられない」、「独特の青臭さがダメ」という方には特におすすめです。

僕がSNSでこのアク抜きを紹介したところ、「いつもきゅうりを食べない息子が食べた」という嬉しい声もあったので、野菜が苦手な子どもがいる方は、ぜひやってほしいと思います。

簡単なので子どものお手伝いとして、やってもらうと喜びますよ♪

僕も、きゅうり独特のえぐみが減って、よりクリアな味になり調味料の馴染みもよくなるので我が家では毎回やっています。

ただし、「きゅうりのアク抜きは絶対にしなければいけない」というわけではありません。

やっても違いがわからなかったり、やる手間が惜しかったりする方はムリにやる必要はありません。

きゅうりのアク抜きを知って、たくさん食べて

まずは一度、今回のアク抜きを試してみてください。

我が家では、最初に試してみたときに妻が感動して、きゅうりを使うときは儀式のように必ず毎回やっています。

この方法は昔は有名だったようで、「おばあちゃんから教わった」とか、「授業で習った」などの声もありました。

今のきゅうりは昔と比べてアクが少ないので授業でやることはなくなったようですが、個人的には次世代に伝承していきたい裏ワザです。

これから旬をむかえるきゅうりは、比較的安価に購入できる野菜なので、たくさん食べてくださいね!

正しい保存方法&裏ワザで、野菜を美味しく

夏に食べたくなるレタスやきゅうりを、さらに美味しく食べる方法をまとめました。

正しい保存方法や一工夫を知っておくだけでも、毎日の食事タイムがさらに充実しそうですね♪

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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