地元民「うどん食べるだけじゃもったいないよ!」【香川県に行ったら絶対行きたい!癒しスポット】非日常の“鬼ヶ島”冒険を満喫!

  • 2025年08月10日公開

早朝5時台から大大大行列〜!【香川の超人気うどん店】「ケンミンショーにも登場」「県外からタクシーで訪れる人も」食べてびっくり…あの味!

こんにちは!香川県のヨムーノ公認ご当地アンバサダーのおおにしりおです。

2025年8月は、ヨムーノ公認ご当地アンバサダーが、各地域ならではの『夏のおすすめスポット』をリレー形式でお届けします。

香川県在住の私が紹介するのは、香川県高松市にある「女木島(めぎじま)」です。

高松市からフェリーで約20分「女木島」とは?

香川県高松市の北約4kmに浮かぶ島。古来より鬼が住んでいたと伝えられていることから、別名「鬼ヶ島」とも呼ばれています。
実際にはどんな島なのでしょうか?フェリーから見た女木島がこちら。

女木島の港に近づくと、早速鬼の石像がお出迎え。茶色の建物の「鬼ヶ島おにの館」と呼ばれる施設も見えてきます。

おにの館は、フェリーやバスの待ち時間でお世話になることが多い場所。島内はお手洗いが少ないので、最初にここで済ましておくといいですよ~!

それでは、今まで三度訪れて感じた、女木島の魅力を5つご紹介したいと思います。

【女木島の魅力①】すぐに行ける距離

「島に行く」これだけで難易度が高いように思われますが、なんと「女木島」は高松港からフェリーで約20分で到着します。普段乗っている電車の時間と変わらないのに、気軽に島へ遊びに行けるなんてすごく贅沢……!

乗船する船は、赤白のしましま模様が可愛い「めおん」です。追加料金を払えば、自転車やバイク、車も乗船可能ですよ!

【女木島の魅力②】海がキレイ

魅力その②は、女木島の海です。見てください!美しい砂浜に透き通った海。光が降り注いでキラキラして見えます。

海水浴シーズンは、午前8時出発の最初の便でも家族連れが多く、地元民に愛されているのが伝わります。それでも、早朝は全体的に人が少ないので、まるで海を独り占めしているような感覚にさせてくれます。「あぁ、なんて贅沢!」

近隣には、ライフジャケットの貸し出しをしているテントや飲食できるお店、宿泊施設もありました。

もちろん海で遊ぶだけではなく、砂遊びも楽しいです。小さいお子さんがいても楽しめますよ~。ただ、日差しを避けるものがないので、夏に訪れるときは熱中症対策を忘れずに!

【女木島の魅力③】アート作品も鑑賞できる

瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」をご存じでしょうか?春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、季節ごとに作品を楽しむことができるお祭りです。
実は、瀬戸内国際芸術祭の期間外でも常時鑑賞できる作品もあるんです!

カモメの駐車場

女木島で最初に出会える作品がこちら。「カモメの駐車場」。防波堤にずらりと並んだカモメが可愛く、風が吹くといっせいに方向が変わります。実際のカモメの習性を活かした、現代美術家・木村崇人さんのアート作品です。

20世紀の回想

海岸沿いに設置された、インパクトのある青銅製のグランドピアノもアート作品です。ピアノに取り付けられた4本の帆がパタパタと風になびく様子は美しく、見惚れてしまいます。

椅子に座り、鍵盤を触ることもできますよ。この「20世紀の回想」という作品は、禿鷹墳上(はげたかふんじょう)さんが作られたもの。

【女木島の魅力④】鬼ヶ島大洞窟

洞窟

女木島と言ったら絶対見ておきたい場所。おにの館から出発するバスに乗り、島の山頂へ。ここには鬼が住んでいたとされる洞窟があり、料金を払えば大人も子どもも入ることができます。

洞窟は紀元前100年頃に造られたようで、その歴史は長いです。実際に洞窟に入ってみると、真夏に訪れたのにも関わらず、中は冷っとしていて温度差にびっくりしました。

また、至るところに色んな種類の鬼がいて、鬼探しをするのも楽しいですよ!子どもと一緒に冒険気分が味わえちゃいます。

景色がキレイ

鬼ヶ島洞窟を楽しんだ後は、「鷲ヶ峰展望台」もおすすめです!

洞窟から少し歩くことになりますが、標高188mの山頂から瀬戸内海の景色を360度一望することができます。晴れていると、このような絶景が見られますよ。

【女木島の魅力⑤】名物鬼ヶ島のきび団子

カフェ&アンティーク鬼ヶ島倶楽部

女木島の魅力は景色、観光だけではありません。おいしいものを食べて、癒されるスポットも。

歩き疲れたらぜひ立ち寄ってほしいのが、こちらのお店「カフェ&アンティーク鬼ヶ島倶楽部」。珈琲、紅茶、甘酒、軽食を楽しむことができます。

おすすめは、炭火で焼く「名物鬼ヶ島のきび団子」。せっかく鬼ヶ島に来たなら食べてみたいですよね!

パチパチと焼けていく様子を見ながら、ひっくり返す作業はとても楽しい。いい感じに焼き目がついたら最後にトッピング。きなことあんこ、しょうゆ、お好きなものをつけてお楽しみください。

アンティークが並ぶ落ち着いた店内をぐるっと見て回ると、動物写真家の岩合光昭さんのサインとお写真を見つけました!

さらには、絵本に登場する猫のダヤンを生み出した、池田あきこさんのサインも!有名な方がプライベートで訪れるくらい、マスターのお人柄やゆったり過ごせる店内は魅力がたっぷりです。ついつい時間を忘れてしまいますが、帰りのフェリーの時間には気を付けて!

何度も訪れたくなる島

いかがでしたでしょうか?キレイな海、芸術作品、鬼ヶ島の洞窟での冒険が楽しめる「女木島」。高松市の中心地から遠くないのに旅行気分が味わえるので、ぜひ訪れてほしい島です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください

この記事を書いた人
香川県ご当地アンバサダー / 防災士
おおにしりお

夫の転勤で香川県へやってきて10年目。
食べ物や自然、アート作品など素敵なところが盛りだくさん!
うどんだけじゃない香川県の魅力を広くお届けします。

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