「嘘だろ…香川ではお雑煮にソレ入れるの！？」他県民騒然！【驚愕のご当地グルメ】「度肝抜かれた」「むしろこれが最高！」

こんにちは！香川県のヨムーノ公認ご当地アンバサダーのおおにしりおです。

ヨムーノ公認ご当地アンバサダーが、各地域自慢の『年末/お正月グルメ』をリレー形式でお届けします。

香川県のおすすめお正月グルメといえば「あんもち雑煮」。甘じょっぱい味わいがクセになる一品です。今回は、そんな魅力たっぷりのあんもち雑煮を通年味わえる老舗「ぶどうの木」をご紹介します。

香川県の郷土料理「あんもち雑煮」とは

香川県を中心に親しまれている郷土料理で、白味噌仕立てのお出汁に、あんこの入った丸餅と大根・人参などの具材を合わせたものです。砂糖が貴重だった江戸時代に、「お正月くらいは贅沢をしよう」と食べられるようになったことが始まりとされています。

白味噌のお雑煮は全国的にもありますが、“あんこ餅”が入るのは香川ならでは。「白味噌×あんこ餅」は果たして合うのでしょうか？！

甘味茶屋「ぶどうの木」（高松市百間町）

今回訪れたのは、高松市百間町にある甘味茶屋「ぶどうの木」。1996年にライオン通商店街の一角でオープンしたお店で、地元の方にも長く愛されています。

高松市の中心エリアにあるためアクセスがよく、ことでん片原町駅からは徒歩3分ほど。周辺にはコインパーキングも多いので、車での来店も便利です。

2028年には80周年を迎えるレトロなライオン通商店街を進み……

「おっ、見えてきた！」

落ち着いた色合いの外観で、入口には暖簾がかかっており、「和」や「温かみ」を感じる佇まいです。今回食べに来た「あんもち雑煮」の写真も飾られていて、人気メニューであることが伺えます。

いざ、店内へ。

店内にはテーブル席が並び、上品で落ち着いた空間が広がっています。席に座ると、ほっと心が和むような雰囲気です。

「ぶどうの木」は甘味茶屋ですが、プリンやパフェなどの洋菓子、ドリンクメニューも豊富。メニュー表を眺めるだけでもワクワクします。本当にどれも美味しそう……！

では、いよいよ心待ちにしていた「あんもち雑煮」を注文します。

余談ですが、開店から1時間は「あんもち雑煮モーニング」という限定メニューがあります。人気のあんもち雑煮に抹茶・コーヒー・紅茶のいずれかをセットにできますよ～！ゆっくりされたい方はこちらをぜひ。

「讃岐のあんもち雑煮」を実食

お店の方が運んで来てくれた「あんもち雑煮」。あんもち雑煮から湯気がほわほわ立ち上り、すでに美味しそう！！

お椀の中を覗いてみると、大根やにんじんが入っており、具沢山なのがこれまたうれしい！

実際に食べてみると、大根と人参はやわらかく煮含められていて、口の中でほどけていきます。白味噌のやさしいお出汁が身体に染みわたり、ああ……最高！

続いてメインの「あんもち」。お箸で持ち上げると、意外とずっしり！サイズが大きいので、丸ごと持ち上げると重みをしっかり感じます。

おもちの内側には、しっかりあんこが詰まっています。
「白味噌×あんこって本当に合うの？」と思われるかもしれませんが……これが驚くほど相性抜群！やさしい白味噌のお出汁に、ちょうどいい量のあんこが加わると、甘じょっぱい絶妙なバランスになるんです。

あんこをお出汁に少し溶かしながら食べるのも良し。そのまま味わうのも良し。食べ終える頃には、お腹だけでなく心までほっこり満たされます。

そして忘れてはいけないのが「しょうゆ豆」。あんもち雑煮を注文するとセットで付いてきます。乾燥させたそら豆を煎り、熱いうちに醤油・砂糖・唐辛子を合わせた調味液に漬け込んだ甘辛い郷土食。口の中でほろっと崩れ、これがまた美味しい！

「なぜあんもち雑煮とセットで？」と思われるかもしれませんが、実はこのしょうゆ豆も香川県の郷土料理。 “せっかく来てくださったなら、香川のおいしいものを味わってほしい”というお店の方の想いから提供されているそうです。そのお心遣いがうれしい！

持ち帰り・配送も可能

あんもち雑煮は、店頭で持ち帰り用を購入することもできます。家でも食べたくて、私もつい1つ買って帰りました（笑）。ただし 要冷凍商品 なので、その点だけご注意を。

お持ち帰り用のあんもち雑煮のパッケージはこちら。「香川名物」の文字が入っており、贈り物にもぴったりなデザインです。

作り方もレンジで簡単。水と白味噌を混ぜてチン。おもちもレンジで温めるだけなので、洗い物が少なく済むのもうれしい。お好みでお店のように人参や大根も入れてもいいかもしれません。

完成がこちら。自宅でもあの美味しいあんもち雑煮を食べることができちゃいます！

あたらしい味覚！あんこ×白味噌

ぜひ香川県に訪れた際は、一度味わってほしい郷土料理です。
最初に知ったときは「白味噌×あんこ！？」と度肝を抜かれましたが、今ではすっかり大ファンに。むしろ、シンプルな丸餅だけでは物足りないと感じるほどです。

甘じょっぱい“あんもち雑煮”の魅力、ぜひ皆さんも体験してみてください。

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◆ぶどうの木
〒760-0041 香川県高松市百間町2-1
ぶどうの木公式サイト

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※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください