【日傘のプロが解説】UVカット率・遮光率・UPFの違いとは?選び方のポイントを徹底解説

  • 2025年05月04日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

日差しが強くなるこれからの季節、活躍するのが日傘。でも、「UVカット率」「遮光率」「UPF値」など、スペックの違いがよくわからない……という方も多いのでは?

今回は、傘ブランドWpc.を手がける株式会社ワールドパーティーの広報・中村さんに、紫外線対策に適した日傘の選び方について詳しく教えていただきました!

教えてくれたのは…傘ブランド「Wpc.」"中の人"

今回お話を伺ったのは、株式会社ワールドパーティー Wpc.事業本部のセールスプロモーション部で広報を担当されている中村さんです。

株式会社ワールドパーティーは、大阪に本社を構える傘とレイングッズの専門メーカー。

オリジナルブランド「Wpc.(ダブリュピーシー)」をはじめ、雨の日も晴れの日もファッションを楽しめるようなデザイン性の高い傘やレイングッズを多数展開しています。

SDGsの観点からも「長く大切に使える傘づくり」に力を入れており、機能性とデザイン性を両立した商品開発を行っています。

UVカット率・遮光率・UPFってどう違うの?

「紫外線をしっかり防ぎたい!」という方が注目すべきなのが「UVカット率」。これは、日傘が紫外線をどれだけ遮断できるかを示す数値です。

一方、「遮光率」は“光そのもの”をどれくらい遮るかを表すもの。遮光率が99.99%以上の生地は「一級遮光」と呼ばれ、光をしっかり遮る性能があります。

さらに、「UPF(紫外線保護指数)」は衣類などにも使われる指標で、オーストラリア・ニュージーランドの規格に基づいた数値。

UPF値は、紫外線を素肌で受けた場合と比べて、同じダメージに達するまでに何倍の時間がかかるかを示す指標で、UPF50は約50倍(=約16.6時間)日焼けを防ぐ目安になります。

紫外線をしっかり防ぎたいなら「UVカット率」をチェック!

紫外線対策を重視する場合は、「UVカット率」の数値が高いものを選ぶのが正解。

Wpc.では、一部を除き【UVカット率100%、遮光率100%、UPF50+】という高機能な生地を採用しているそうです。

よくあるのが、「遮光率」と「UVカット率」の混同。それぞれの役割は異なるため、商品タグやオンラインショップの商品説明をしっかり確認するのがおすすめです。

ライトを当てて「遮光率」を簡単チェック!

遮光率については、傘の表面にスマホのライトなどを当てて、光が透過していないかを簡易チェックすることもできます。

遮光率99%の生地では光が透過し、遮光率100%の生地では光が透過しません。

見た目では違いがわかりにくいので、表示されている数値をしっかりチェックしたほうが確実ですね。

遮熱効果は「あり・なし」で表示

暑さ対策にうれしい「遮熱効果」については、Wpc.ではパーセンテージではなく「あり」「なし」で表示。

ちなみに、Wpc.の日傘はすべて遮熱効果「あり」なので、真夏のお出かけにも安心です。

日傘を選ぶときの“表示チェック”がカギ!

「数値だけではピンとこない」という方は、まずは商品タグの「UVカット率」「遮光率」「UPF値」に注目を。

とくに紫外線が気になる方は「UVカット率100%」と表示されている日傘を選ぶのがポイントです。

おしゃれなデザインはもちろん、機能性にもこだわったWpc.の日傘。自分にぴったりの1本を見つけて、これからの季節を快適に乗り切りましょう!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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