泊まりにきた友人に出すと大ウケ!【通称:ぐるぐる卵焼き】って何!?「卵がすごく美味しくなる」お弁当にも

  • 2024年11月07日公開

こんにちは!卵大好き、ヨムーノライターやまだかほるです。

関西風は出汁がきいていて、関東風は甘いとか、土地によっても個性がある卵焼き。母の味がこうだった、というのがそのお家の卵焼きの基本なのではないでしょうか。

関西出身にもかかわらず、我が家の卵焼きは甘めです。ずっと食べ続けてきた味は、安定して作れるうえ、毎日のように作っても食べ飽きません。単体でおかずになるありがたさと、様々なものと組み合わせても「使える」やつなので、卵しか冷蔵庫にない!というときの強い味方でもあります。

非常に簡単で申し訳ないくらいですが、そんな「我が家流卵焼き」の作り方をご紹介したいと思います。

甘いぐるぐる卵焼き

見た目はちょっと微妙ですが、きれいに仕上げるのに手間がかかる巻き卵焼きに比べると、はるかに手軽で、そして十分に美味しくて、クセになること間違いなしのお手軽卵焼き。

日本人なら万人に受け止めてもらえるのではないかしら?というシンプルな味も鉄板です。

巻かない「万能卵焼き」の作り方

材料は覚えやすい分量になっています。そして1個分の分量を覚えてしまえば、あとは卵の個数を増やすごとに、調味料も増やしていくだけです。

誰かが泊まりに来た翌朝に、ドン、と6個分くらいを作って出すと迫力もあり、大ウケします。

油はオリーブオイルやバターなど香りのあるものではなく、白いごま油やサラダ油、菜種油など癖のないものを使いましょう。

材料(2人前)

・卵...2個
・砂糖...小さじ2
・塩...ふたつまみ
・醤油...少々(約2g)
・油...適量(小さじ2程度)

作り方①フライパンをしっかり温める

ここをサボると全く違う料理になります。卵液が入るとフライパンの中の温度が一気に下がるのと、高い温度の方が一気に火が入ってふわっとなるのでしっかりじっくり熱くしておきましょう。

最後までずっと強火でいきます。鉄のフライパンが超絶おすすめです。

※鉄フライパンではなくフッ素樹脂加工フライパンの場合は、煙が出るほど加熱すると傷む場合があります。お手持ちのフライパンに合わせた火加減に調整してください。

作り方②卵液の準備

卵を割り、砂糖、塩、醤油を入れて混ぜ合わせます。

フライパンに流し入れると最後に砂糖が残っていることも多いので、しっかり溶かし混ぜておきましょう。

作り方③フライパンに油を入れる

熱くなったフライパンに油を入れ、馴染ませます。さらに油の温度も上がっているようにしっかり熱を加えます。

油も味のうちなので、フッ素樹脂加工のフライパンで作る場合も油は使ってくださいね。

作り方④卵液投入!

卵液を一気に流し入れます。

熱い油の中に卵が入り、フライパンにくっつくことなくふわっと火が入る様子を確認しながら、ほんの少し焦げ目をつける気持ちで、ぐるっぐるっとゆっくり箸を入れて混ぜていきます。

一瞬で完成!

あっという間に仕上がります。炒り卵にならず、錦糸卵用にもならないよう油分と卵液が絶妙にふんわり混ざる感じにまとめていき、盛り付けましょう。

調理時間がすごく短いので、時間がない時にもこういう一品は最高にありがたい。

味噌汁と白いご飯とこの卵焼きがあれば、とりあえず、朝ごはんが成立。一人の時には卵1個で、二人になったら3個にしてもペロリとなくなること請け合いです。

料理、最初の一歩に!

大変に思いがちな「料理」ですが、まずはこんなものから何度も何度も作って、レシピを見なくてもちゃっちゃと作れる得意な一品にしてしまうと、なんだか自信がつきます。

冷やし中華にはきゅうりの千切り、ハムの千切りとこの卵焼きをのせましょう。買ってきた丼ものに追加してのせたり、スープご飯の時、具材が寂しい時にものせます。塩辛い味ばかりの時に、ほんのり甘い卵焼きが入ることで、嬉しいアクセントになったりもします。

3色弁当の時には、炒り卵を作るまでもなく、この卵焼きを入れてみたり、もちろんそれ以外のお弁当にも卵を巻く時間がなくてもこのままバサっと入れれば黄色いおかずがひとつ入ります。

満足感もある嬉しい卵焼き。どうぞヘビロテで食卓に登場させてくださいね!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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