8月は"アツい”気持ちで乗り切る!30代の仲間、元カレ、師弟…人間模様を描く注目映画3選

  • 2023年08月02日更新

涼しい映画館で"アツく”なる映画を観よう!

©2023映画『春に散る』製作委員会
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うだるような気候ですが、いっそう気持ちもアツく乗り切りませんか?8月公開の映画から、30代を迎える複雑な気持ち、元カレ・元カノの微妙な関係、師匠と弟子の世代を越えた絆など、さまざま人間関係と心情を描いた3作品をピックアップ。挑戦、挫折、失恋などたくさんの経験を乗り越えてきた全ての人にグッとくる作品ばかりです!

『30S』8月11日(金)公開

さまざまな思いで「30代」を迎える男女の群像劇

©︎映画「30S」製作委員会

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7人組アーティスト「7ORDER」の真田佑馬さんが原案・プロデューサーを務める映画作品。真田さん自身が30歳を迎えるまでに「映画を作りたい」という想いから立ち上がったプロジェクトです。日本では「三十路」と言われ、ひとつのターニングポイントになっている「30歳」という年齢を迎える男女の群像劇を描きます。主演を務めるのは、日テレ ZIP!「TOKYO キャラバン そら MAP」で人気となり、今作が映画初主演の小野匠さん。30歳を迎え、思い悩む向井タケル役を、実際に今年30歳を迎える小野さんが好演します!

©︎映画「30S」製作委員会

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アルコールに依存した生活を送っている長嶺蓮香を演じるのは、48 hour film projectで2年連続主演女優賞を受賞した実力派女優の財田ありささん。失踪した兄を探す、物語の鍵を握る御手洗薫役には、テレビ朝日「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で 一人三役を演じ話題の新田桃子さん。さらに、プロデューサーを務める真田佑馬さんもタケルと蓮香の同級生で、失踪した御手洗甲役として出演します。脚本・監督を務めるのは、映画「ライズ -ダルライザーNEW EDITION」などで海外映画祭で受賞歴がある佐藤克則さん。実力たっぷりの出演陣、監督で30歳の迷いや葛藤、未来への希望の物語を送ります。

あらすじ

©︎映画「30S」製作委員会

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30歳の誕生日を数日後に控えた向井タケル(小野匠)のもとに、大学時代の同級生だった、御手洗甲(真田佑馬)からメッセージが届く。それをきっかけに、タケルは大学時代の"ある言葉"を思い出す。10年前である2012年10月31日、御手洗が熱弁した言葉ーー「俺達3人が生まれた日はガリレオガリレイが嘘つきじゃなくなった日だ!死後350年後に、地球が太陽の周りを回ってる真実を1992年10月31日にローマの教皇に認められたんだ。いいか、これは凄いことなんだよ!30歳になる時も集まろうな…」

©︎映画「30S」製作委員会

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それから10年。タケルに御手洗の妹・薫(新田桃子)から電話が入る。「兄が失踪したんですが、居場所に心当たりはありませんか?」御手洗甲の失踪を合図に、それぞれの人生の歯車が動き出すのであった。

予告編をチェック!

キャスト・概要

小野匠 財田ありさ 新田桃子 真田佑馬 茜屋日海夏 山口太郎 ほか

公開日:8月11日(金)よりシネ・リーブル池袋ほかで公開
脚本・監督:佐藤克則
原案・プロデューサー:真田佑馬
制作・配給:株式会社STUDIO CARNET
製作:映画「30S」製作委員会

『30S』

『もしかしたら私たちは別れたかもしれない』8月11日(金)公開

20代から30代、愛する人が知らない人になるまで

ⓒ2023 kt alpha Co., Ltd. All Rights Reserved

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2023年2月に韓国で公開され、男女のリアルな本音が描かれていることで共感を呼んだ映画が日本に上陸。私生活と恋愛の両方に怠慢な公務員浪人生のジュノ役を演じるのは、『エクストリーム・ジョブ』や『幼い依頼人』をはじめ、個性豊かな演技でジャンルを問わず圧倒的な存在感を放つイ・ドンフィさん。コミカルな演技でどこか憎めないダメ男ぶりを体現。そんな恋人ジュノを支えるために美術の道を諦め、就職して生計を担うアヨン役は、チョン・ウンチェさんが務めます。夢と現実、愛と別れの間で葛藤する30代女性の心理を繊細に表現されていて、ロカリ読者も共感すること間違いなし。

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監督は、短編映画を中心に、独特なスタイルと才能溢れる演出力で国内外有数の映画祭に招待され実績を積み上げてきたヒョン・スル氏。本作が、長編デビューで、数年前に構想した“一人の男が元カノにタブレットを返しに行って起きた”話を描いた短編作品を基に、監督自身の実体験なども肉付けして長編として完成。リアルなエピソードと味わい深いセリフ、洗練された映像美に実力派俳優たちの熱演が加わった大人のラブストーリーです。「私たちいつ別れた?」「1 年ぐらい前?」「君が別れようと言わせた」「あなたの口で言ったのよ」ーー倦怠期を迎えた男女が別れた後に経験するさまざまな感情や言葉がリアルで、胸に突き刺さる!

あらすじ

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美大で出会い、親友から恋人になったジュノ(イ・ドンフィ)とアヨン(チョン・ウンチェ)は、20代を共に過ごす。周りから見ればふたりは順調で、関係が次のステップに進むのは時間の問題だと思われていた。しかし、30代を迎えてもなお公務員浪人生のジュノを支えるため、アヨンは有望視されていた美術の道を諦めて不動産会社に就職することに。

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ジュノを応援していたアヨンだったが、試験勉強もろくにせずバイトや遊びに明け暮れるジュノの怠慢さにとうとう我慢の限界が達し、その場の勢いでふたりはケンカ別れをしてしまう。お互いを忘れるべく、アヨンは自分のキャリアを追求し、ジュノは友人のもとで働き始める中、それぞれに新たな出会いが訪れて…。

予告編をチェック!

キャスト・概要

イ・ドンフィ、チョン・ウンチェ、カン・ギル、チョン・ダウン、コ・ギュピル ほか

公開日:8月11日(金)シネマート新宿ほか順次公開
監督・脚本:ヒョン・スル
配給:クロックワークス

『もしかしたら私たちは別れたかもしれない』

『春に散る』8月25日(金)公開

ボクシングを通じてぶつかり合う"胸熱”ストーリー

©2023映画『春に散る』製作委員会

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バックパッカーのバイブルとも呼ばれる「深夜特急」が有名で、ノンフィクションのジャンルで独自の世界を築き上げた沢木耕太郎さんが、朝日新聞で連載していた小説を映画化。主演である佐藤浩市さんと横浜流星さんがボクシングを通じ世代を越えてぶつかり合うふたりを熱演。日本映画史上最強ともいえる"胸熱ドラマ”が誕生しました。共演には橋本環奈さん、片岡鶴太郎さん、哀川翔さん、窪田正孝さん、山口智子さんと、役柄に血を通わせる俳優たちが集結!

©2023映画『春に散る』製作委員会

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監督を務めるのは、数々の力強くかつ深淵な感動作を世に送り出してきた瀬々敬久さん。さらに、数々の映画でボクシング指導を担当してきた松浦慎一郎さんを監修に迎え、横浜流星さんをはじめとした出演陣は撮影のために細やかなトレーニングを実施。肉体と魂を燃やし尽くすボクシングシーンは、リアルさが徹底的に追求されています。人間と人間がぶつかり合いながらも愛や絆を見つけようともがく「今この瞬間を生き切る」姿に胸を打たれる感動のストーリーをぜひ劇場で目撃して。

あらすじ

©2023映画『春に散る』製作委員会

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元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)は、引退後はアメリカで事業を興して成功を収めていた。しかし、不完全燃焼の心を抱えて突然帰国。40年ぶりに故郷の地に戻り、かつて所属したジムを訪れた。当時、広岡に恋心を抱き、今は亡き父から会長の座を継いだ令子(山口智子)に挨拶した広岡は、今はすっかり落ちぶれたというふたりの仲間に会いに行く。

©2023映画『春に散る』製作委員会

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そんな広岡の前にあらわれたのは、不公平な判定負けに怒り一度はボクシングをやめた黒木翔吾(横浜流星)。広岡の指導を受けたいと懇願する。そこへ広岡の姪の佳菜子(橋本環奈)も加わって不思議な共同生活が始まり…。やがて翔吾をチャンピオンにするという広岡の情熱は、翔吾はもちろん一度は夢を諦めた周りの人々を巻き込んでいくことに。それぞれが命をかけて始めた新たな人生の行方を追います。

予告編をチェック!

キャスト・概要

佐藤浩市 横浜流星 橋本環奈  坂東龍汰 片岡鶴太郎 哀川翔 窪田正孝 山口智子 ほか

公開日:8月25日(金)全国公開
監督:瀬々敬久
原作:沢木耕太郎『春に散る』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
配給:ギャガ

『春に散る』

8月も映画とともに充実した日々を♡

©︎映画「30S」製作委員会

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まだまだ続く夏は映画を観て泣いたり、感動したり、共感したりと、アツい気持ちになってみるのもいいかも。エモーショナルな作品とともに、かけがえのない季節を過ごして。

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