「じゃがいも、緑っぽいな」→絶対買わないで!【スーパー青果部】意外とやらかしがち?正しい買い方・保存テク
- 2023年06月09日公開
こんにちは、スーパーの青果部歴10年!くふうLive!ライターのテツです。
みなさんは、普通のじゃがいもと「新じゃがいも」の違いを知っていますか?
新じゃがは普通のじゃがいもに比べ、水分量が多いのでみずみずしさがあります。また皮が薄いので皮ごと食べてもほとんど違和感はありません。
ただデメリットとして、鮮度劣化が早いためカビが生えやすいんです。そのため「鮮度の良いもの」を選び、「正しく保存」することが大切です。
そこで今回は「鮮度の良い新じゃがいもの選び方」と「新じゃがいもの正しい保存方法」を紹介していきます。
この記事を最後まで読んで、今が旬の新じゃがいもをたくさん食べていただけると嬉しいです!
スーパーで実践して!「おいしい新じゃがいも」の選び方
鮮度が良くておいしい新じゃがいもを選ぶ際の、チェックポイントを5つ紹介します。
※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。
①芽が出ていない
②緑色に変色していない
③皮にハリがあり、シワがない
緑色に変色したじゃがいもは、ソラニンやチャコニンと呼ばれる毒素を含んでいる可能性が大きいので、「変色していない」ものをしっかり選びましょう。
④しっかりと固さがある
⑤重量感がある
鮮度の良い新じゃがいもを見分けるときは、これらのポイントを押さえて選ぶと間違いがありませんよ。
新じゃがいもに付いている〇〇は絶対にとって!正しい保存法
新じゃがいもは湿気に弱い野菜なので、新聞紙にくるんで保存しましょう。
また、じゃがいもに付いている「土」は湿気を呼ぶのでしっかり落としておくなど、湿気対策をして保存しましょう。
新じゃがいもを「常温」で保存するなら
まずは常温保存の方法から紹介していきます。
- 土をはらって落とす
- 1つずつ新聞紙につつむ
- 風通しの良い冷暗所で保存
新じゃがいもの保存場所は冷暗所がベストです。
新じゃがいもは光に当たることで、緑化してしまいます。緑化したじゃがいもは、ソラニンやチャコニンと呼ばれる毒素を含むので、明るい場所を避けて保存しましょう。
ただし気温の高い日は、次に紹介する「冷蔵保存」すると良いですよ。
新じゃがいもを「冷蔵」で保存するなら
気温が高いこれからの時期は、冷蔵保存がおすすめ。
まとめて買ったり、たくさんもらったりして、2週間以上おいしいまま保存したい方も、冷蔵保存がおすすめです。
- 土をはらって落とす
- 1つずつ新聞紙につつむ
- 保存袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室で保存
この方法で冷蔵保存した新じゃがいもの保存期間はおよそ1カ月間です。(保存期間はあくまで目安になります。)
購入した新じゃがいもの状態によって左右されるので、なるべく早めに使い切ってくださいね。
今おいしい新じゃがいもをたくさん食べて
今が旬の新じゃがいもは、皮付きで食べられることと、やわらかい食感を楽しむことができるご馳走です。
普通のじゃがいものように長持ちしないので、今回紹介した選び方と保存方法を使って最後までおいしく食べ切っていただけると嬉しいです。
私の個人的におすすめな食べ方はオーブンポテトです。じゃがいもをくし切りにしてオリーブ油とあえて200度のオーブンで30分焼きます。塩胡椒をふるだけでおいしく出来上がります。皮付きでぜひお試しください。
スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!
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