大人が楽しむ“広島”。神社だけじゃない!牡蠣にビールに飲み食い倒れ旅〜宮島編〜

  • 2023年03月19日更新

広島2日目は宮島!

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今週の『ロカリ編集部のひとりごと』は、私ロカリ編集部のキヨが、記事2本にわたって、“大人の”広島旅行の様子をレポする記事の後編。前回の記事では、尾道・広島市内での旅の様子をお伝えしました。今回は、宮島での1日をお届けします。宮島と言えば嚴島神社ですが、それ以外にも見どころがたくさん。食いしん坊につき…グルメ情報多めでご紹介します!

前回の記事はこちらからチェック

船で嚴島神社を海上参拝!更に牡蠣の漁場見学も

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2日目は宮島口の近くにある、「島田水産」からスタート。こちらでは牡蠣の漁場見学、嚴島神社沖遊覧、かき小屋を体験できるとのことで、楽しいアクティビティ満載!ということで、朝早くから活動開始しました。

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まず牡蠣の漁場見学へGO!漁船に乗船して、牡蠣の養殖をする「かき筏(いかだ)」まで向かいます。

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出航して約10分ほどで、漁場に到着。この梯子状になっているのが「かき筏」です。ここに吊るされた牡蠣がプランクトンを食べながら身を太らせ、育っていきます。

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牡蠣がぶら下がる「垂下連」は約10mあり、1つの垂下連で約300〜500個の牡蠣ができるのだそう。筏1台にすると、約50〜70万もの牡蠣が養殖できるというので驚きです。山が近い宮島の海は、雪解け水が流れてくることから栄養が豊富なため、牡蠣が育ちやすい環境にあるんだとか。

次は船で嚴島神社を見られるスポットまでGO〜

※写真の複製はご遠慮ください。

※写真の複製はご遠慮ください。

漁場見学した後は、海上から嚴島神社を参拝するという、貴重な体験をさせていただきました。海上運航の守り神として信仰されてきた嚴島神社を船の上から参拝できるなんて…と感動。嚴島神社に近づける距離は、潮の満ち引きによって異なるそう。なるべく近づけることを祈りましょう…!

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次は島田水産に戻り、かき小屋で焼き牡蠣を実食!この辺りの牡蠣は栄養素が多いため、菌の保有率も高く、生食では食べられないので、しっかり加熱して食べる必要があるのだそう。(加熱用だから古いというわけではありません!)

おいしく牡蠣を焼く方法はこちら!

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<おいしい牡蠣の焼き方>
①平らな面を下にして2分位焼く。
②2分経過したらひっくり返し、深い方を下にして焼く。※牡蠣が開いても焼き続ける
③ひっくり返してから6分経過したら中を確認して、水気がなくなって焼き色がついていたらOK。
※加熱しても開かない牡蠣は、お皿にとってナイフで開く。

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このようにして焼いた牡蠣はぷりっぷり♡何もつけなくても旨味たっぷりで、おいしくいただきました。

【島田水産】
住所:広島県廿日市市宮島口西1丁目2-6

<参加費用・営業時間>
・漁場紹介と嚴島神社沖遊覧
大人:2,000円(税別)、4歳以上かつ高校生以下:1,000円(税別)、3歳未満:無料
時間:9:00/11:00/14:00
定休日:不定休。詳しくはお問い合わせください。
事前予約は不要。当日現地で受付可能です。

・かき小屋
営業時間:10:00〜16:00(月〜金)、10:00〜20:00(土)、10:00〜17:00(日)
定休日:不定休。詳しくはお問い合わせください。

「島田水産」公式サイト

和モダンなレストランでランチタイム

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おいしい焼き牡蠣を味わったあとは、フェリーに乗って宮島へと出発!10分ほどの船旅ですが、普段大きな船に乗ることがないのでワクワク。

まずはランチからスタート

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なんだか食べてばかりですが…お昼時でお腹も空いたので、まずはランチから。お邪魔したのは、瀬戸内産の食材をふんだんに使用した欧風料理のレストラン&カフェ「宮島 レ・クロ」。

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明治45年竣工の築100年を超える邸宅をリノベーションしたこちらのお店。外には美しい日本庭園も見えるんです。秋に来れば紅葉を、春は新緑を楽しめるんだとか。

食事はコース料理をいただきました!

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コースは前菜から始まり、広島県産の穴子と白ネギが入った季節のパスタ「穴子のペペロンチーノ」、メインには、きのこのクリームソースが添えられた「鰆のポワレ」、デザートは4種類の中から選べましたが、私は「ティラミス-抹茶のアイスクリーム付」をチョイス。食後にはコーヒーor紅茶も付いてきます。
これだけ満足な内容で、お値段なんと3,900円(税込)!素敵な空間を堪能しつつ、おいしい食事をゆったりいただける贅沢な時間を過ごしたい方はぜひ足を運んでみてください。

※メインは肉か魚を選べます。
※コース内容はBコースです。(その他、Aコース:前菜、季節のパスタorお魚料理orお肉料理、デザート、コーヒーor紅茶 2,800円(税込)とCコース:前菜、季節のパスタ、お魚料理、お肉料理、デザート、コーヒーor紅茶 5,500円(税込)もあります)
※時期によってメニューが変更します。

【宮島 レ・クロ】
住所:広島県廿日市市宮島町527-1
営業時間:11:30~15:00(Lo14:00)、17:00~21:00(Lo20:00)
定休日:なし(※不定休あり、年末・年初店休日あり)

「宮島 レ・クロ」公式サイト

宮島島内唯一のビール醸造所「MIYAJIMA BREWERY」を見学

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「MIYAJIMA BREWERY」は、宮島ビールが直営する醸造所兼ビアスタンド。宮島の老舗旅館の20代目であるCEOの有本氏が、地元を活性化させたいという思いで創業しました。宮島の天然水を仕込み水に使用し、やわらかい口当たりが特徴のクラフトビールを味わうことができます。

醸造所内を見学させていただくことに

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ビールに実際に使用している麦芽とホップも見せていただきました。左が麦芽、右がホップ。

ビールに実際に使用している麦芽とホップも見せていただきました。左が麦芽、右がホップ。

こだわりのクラフトビールをいただく前に、お店の奥にある醸造所を見せていただくことに。
仕込み作業では、麦芽を糖化させた甘い麦の汁「麦汁」をろ過したのち、ホップを加えて苦味・香りをつけ、そのほか諸々の作業を経て、最終的には機械で冷却してタンクで発酵させるのだそう。仕込みをしてから熟成期間などを経てお客様に提供できるまで、エールは約1カ月、ラガーは約1カ月半もかかるとのことで、丁寧に作られたビールへの期待が高まります…!

ビールの作り方を学んだ後は、おすすめビールをぐびっ

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醸造所を見学したあとは、ビアスタンドへ。3種のビールを飲み比べできるセット(1200円)を注文し、出来立ての生ビールを注いでいただきました!ビアスタンドでは、常時5種類前後のビールが用意されているのですが、どれもおいしそうで悩んでしまいます…。

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私が選んだのは、左から「瀬戸田 LEMON ALE」、「広島 RED ALE」、「弥山 DRAGON IPA」。どれも食事と共に飲みやすいようにすっきりとした味わいになっているとのことで、とても飲みやすくてびっくり!定番人気は「広島 RED ALE」「弥山 DRAGON IPA」とのことですが、私のイチオシはレモン果汁とピールをふんだんに使用した「瀬戸田 LEMON ALE」。爽やかで苦味控えめなので、ビールが苦手な方にもおすすめです。お店で販売しているカキフライ(600円)とも相性バッチリでした!

※時期によってビールの種類が変更します。

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3Fはイートインコーナーになっており、海と嚴島神社の大鳥居が見えます。美しい景色を眺めながら、落ち着いてビールを堪能できるなんて…最高です。宮島の花火大会の時期は、花火がよく見えるスポットでもあるのだそう。

※時期によっては、イートインコーナーの利用ができない場合があります。

お土産にぴったりなかわいいパッケージ

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おいしいビールは家に帰っても飲みたいし、大切な人にもプレゼントしたい!ということで、お土産に喜ばれること間違いなしのかわいいパッケージの瓶ビールも見逃せません。宮島以外ではなかなか購入できないということなので、レアでおしゃれなお土産を探している方は、こちらがおすすめです!

【MIYAJIMA BREWERY】
住所:広島県廿日市市宮島町459-2
営業時間:平日12:30-17:00、土日祝10:30-17:00
定休日:なし(※天候等の状況により臨時店休日あり。)

「MIYAJIMA BREWERY」公式サイト

大満足の大人旅でした

最後は、ずんずん近づいてきて少し怖かった鹿でおしまい!

最後は、ずんずん近づいてきて少し怖かった鹿でおしまい!

その後は買い食いなどしつつ(本当に食べてばかり…)、宮島を満喫して一泊二日の広島旅行終了!
学生時代のようにパーっと遊ぶのではなく、グルメやお酒を中心に、ゆったりとした時間を過ごしたり、美しい景色に癒されたりできました。おいしいものを食べて、ヒーリングしてまた日常生活を頑張ろうという活力になる、“大人旅”に大満足。皆さんもぜひ広島を訪れてみてください!

広島旅行を検討するならこちらをチェック

ひろしま公式観光サイト「Dive! Hiroshima」

※価格は記事作成時のものです。

この記事を書いた人
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